ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

書籍、映画、旅、最新技術から選んだ心に残るもの。速読者向けは、青文字表示。内容は小学生でも理解できる表現使用

感情をコントロールして見えてくるもの『願えば叶うエイブラハムの教え』⭐️3

2022-08-04 14:21:03 | 人生を「生かす」には
人には様々な感情があり物事を左右していく。その感情(喜怒哀楽)をコントロールできれば、自分にとって望むことが引き寄せられるということだ。それは目に見えない、言葉ではないかもしれない。ここにある「物事の見方を変えれば、見えるものが変わる」、それは自分にとって心地の良い世界を求めた結果になるのだ。諺 『大欲は無欲に似たり』
『願えば叶うエイブラハムの教え』エスター・ヒックス
「概要」ベストセラーとなった『引き寄せの法則』の原点となった一冊を、翻訳を新たにして復刊! ヒックス夫妻がエイブラハムと対話することになった契機から、エイブラハムとの対話で理解した、望みを何でも実現できる宇宙の法則の秘密と、その具体的な実践法を惜しみなく紹介した、引き寄せ実践者必携の書です。
「物事の見方を変えれば、見えるものが変わる」
    ソースエネルギー(見えない新たな世界からの知性:物質世界から非物質世界)
「求めよさらば与えられん」 (Ask and it is given)
    求めるとは「関心を向け、欲し、望むこと。言葉はいらない。「望む」「憧れる」「価値を認める」と感じればいいのです、その願望が全ての引き寄せの始まりとなる。考え続け、口にすると引き寄せる波動(感情)が強くなる。 全てはうまく行くと思う。
感情コントロール
    感謝する・前向きな期待・楽観的な姿勢
    瞑想する・プラス面をノートに記す・シナリオを書く
    思考を反転する・「いい気分」の思考に変える
「より良い気分の良い感情に達することが目的」


「夫婦は向かい風」の如く生きる『快挙』

2022-08-04 07:32:11 | 人生を「生かす」には
若い頃は何をやっても上手くいかず、職がなく、病魔に襲われ、生死を彷徨う経験をする。だがその間妻の必死の支えで辛うじて生活する。が回復基調になった途端、妻の浮気を発見。それを断ち切るため「東京に戻ろう」と妻を説得。人生の後半、漸く編集という仕事に在り付けベストセラーにもなる売り上げを誇り、妻と過去を捨て真に労わりあう関係になった。「人生の快挙」は素晴らしい妻に巡り合い、小説家という夢を最後に実現化させたことだ。そこには人への「恩義」を忘れていなかった事、さらに夫婦とは「向かい風に立ち向かう事」を知った。山本周五郎の句碑「夫婦とは何と佳いもの向かい風」があった
『快挙』白石一文
「概要」あの日、月島の路地裏であなたを見つけた。これこそが私の人生の快挙。しかし、それほどの相手と結婚したのに五年が過ぎると、夫婦関係はすっかり変質してしまった。共に生きるためには、不実さえも許す。それこそが夫婦。そう思っていたが、すべては私の驕りにすぎなかった……。結婚の有り様をあなたに問う傑作夫婦小説。
ー男と女の出逢い、写真家を目指した男がある日一人の女性を撮らえて写真に収める。その出会いが何となく一目惚れとなり女と付き合うようになり結婚。だが、写真の仕事は一向に先が見えず断念、そして「小説家を目指す」とその妻にも言われ燃え上がる。一作目「快挙」は日の目を見ないままボツとなり、ショックで結核病人となり長期の入院、死を彷徨う自分を見た。その間、妻の必死の仕事ぶりで何とか生活には困らず暮らせた。
ー退院後、妻の義理の妹と仲良くなると妻に男がいると言われ、目の前に絶望感が漂う。そんな時、「東京に戻ろう」という一言で妻も納得する。そして東京に戻ると小説家の卵としての編集者の力量が回復、ベストセラーになるほどの書籍を発行するまでになる。だが、逆に妻が乳がんが発見される。


日本の世界比賃金格差 33位へと低落(政策不足)

2022-08-03 11:02:47 | 世界の常識(平均値など)
世界の賃金伸び率 国別ランキング(資料出展:OECD:1995〜2021年数値比較 2022年7月19日発表数値)日本はなんと33位、お隣韓国は10位といよいよ日本は経済力低迷国となり経済発展力が弱い国に成り果てた。 時間給が上がらないのも日本の国力・経済力の低迷していると言う事。 政治家が率先して行うことは経済改革、新規経済政策でしょう。日本の政治家はいつから税金を自分たちの立場だけを考えて使うことになった?





日本が学ぶべき事柄(政府と企業)『日本企業の「没落」の真実』

2022-08-03 07:39:40 | 経営・リーダーシップに必要な事
@日韓関係は改善の兆しが見えそうで見えない。そもそも隣国同士は歴史的背景から世界でもうまくいかないが、今後のビジネス社会ではアジアを台頭する両国が上手く強調し合うことは対米国、対中国などにとても重要だと考える。だが、日本企業の低迷はしばらく続くと予測できる。
それは日本の政府・企業体質(無責任化と先延ばし的発想)があるからだ。
日本の学ぶべき事柄は現在でも「責任の所在を明確にスピード感を持って決断すること」だという事になる。日本は言葉はあるが行動がない。
『日本企業の「没落」の真実』金美徳
「概要」2012年著書「なぜソニーが没落し、サムスンが降盛を極めるのか?」この「没落」は一時的なものではないからだ。日本人の多くは、日本企業「没落」の真の理由に気づいていない。韓国企業からすれば当たり前であるようなことが、日本ではきちんと理解されていない。
ー日本の凄さ
    結束力・女性力・裾野の広さ・絆
    お手本:米国企業の存在
    神話説:「日本の技術力」
ー日本の凋落
    「技術力」の過信「胡座」・人材育成と人材不足
    外需シフト・アジアシフトへの出遅れ(新興国企業開発・グローバル人材不足)
    経営における優先度の低迷(成功体験から抜け出せず方針転換できない経営者層)
    調整力を強調するサラリーマン的経営(スピード感低迷・リスク回避)
    経済外交の停滞(FTA/TPP/RCEP)・国内産業の保護優先
    政府首相等のトップ外交交渉力不足(成長戦略が無くトップセールス力不足)
ー韓国企業の台頭
    ソフト・製品での囲い込み(拡散・ファン作り)
    韓流マーケティング(韓国ドラマ・ファッション・音楽などを利用した戦略)
    海外技術とのイノベーション開発(改善・融合の積み重ね)
    海外戦略を現地化(常時修正・改善・現地リスクテイクオーナー化)
    投資戦略では韓国国内での利益を海外に注ぎ込む(国内投資<海外投資)
    人事戦略では過酷な徴兵経験や熾烈な学歴・就職競争によるエリート人材育成
ー韓国企業の戦略
    マーケティング思考経営
    現地化(カスタマイズ力・1年間仕事はせず現地言語・文化情報収集・人の現地化)
    トップダウンによるスピード経営とリスク責任管理体制経営
    ロシア戦略への一大シフト(エネルギー・鉄・農業分野)シルクロード政策
ーサムスンの変貌
    27万人の社員に対する経営哲学(25年間で10度経営方針を塗り替える)
    「革新経営」骨身を削る努力
    「分かち合い経営」社会貢献の重要性
    「デザイン経営」ブランドデザインの一新
    「創造経営」原点からの見直し プライドを捨てる勇気
    「サンドイッチ論・危機論」キャッチアップ経営から創造的経営
        スピード経営・多角化・高度な専門性・日米のいい何処取り経営
韓国企業の弱み
    世襲制経営(コーポレイトガバナンスの弱体化・不透明さ)<>スピード経営
    労使関係の停滞(世界でも韓国の労使水準は最低ライン)<>魅力的な製品開発
    エリート社員の育成(先頭を走る社員の不幸)<>経営支援体制
    部品素材を日本に依存・貿易赤字への挑戦<>独立化への長期戦


大病でわかる生死の記憶『生還』

2022-08-01 11:39:48 | 人生を「生かす」には
人間大病すると人が変わると言うが、まさに身体の不自由が人生を狂わせる。ここにある「脳梗塞」に「骨折」はやはり老いにつきものなのか。足腰の筋肉強化保持は、他の病魔を誘わせないためにも必須だ。また目・耳・歯も共に老化するが元にはもう戻らない覚悟で維持することはとても大切だ。 中でも就寝前、トイレ後の「コップ一杯の水分補給」は大切だと思う。
『生還』小林信彦
「概要」八十四歳の小林信彦さんは自宅で脳梗塞を起こし、救急車で搬送される。「約一週間、生きるか死ぬかというところにいたらしい。きわめて危険な場所と考えるべきだろう。」幻想小説のように紡がれる病中の夢、出来の悪いコントのような入院生活。リハビリが進むにつれ、明晰な意識で病院の人々を観察し、脳梗塞という病のおそろしさを考える。
脳梗塞
    84歳で脳梗塞+リハビリ入院6ヶ月+自宅療養3ヶ月+大腿骨骨折+リハビリ3ヶ月
    数ヶ月後再度左大腿骨骨折+リハビリ自宅療養(車椅子生活)
ー記憶
    箪笥の片隅で笑っている自分+救急車のストレッチの上+低い天井
    目覚めると宙吊りになっている無様な姿で呼吸している自分を見る
    左手+脚は片方が不自由だとわかる(右手で編集の仕事を続ける)
    退院後「生還」を書くと発言し実行する
    昔の記憶が蘇り自分を振り返る(病気+映画+友人+家族)
ー病院
    早期のリハビリテーションは必須(脳の神経回路を活性化せ、身体機能の回復となる)
    就寝前やトイレの後のコップ一杯の水分補給を習慣づけ
    尿瓶の使用への躊躇(若い看護婦の介添)
    病人・看護婦の噂+口喧嘩+食事の不満(コンビニでの甘いもの辛いもの購入)
治療
    PT=理学療法士による足の治療、歩き方の訓練
    OT=作業療法士による服の着方、トイレの入り方、など指を使う日常の訓練
    ST=言語聴覚士による喋り方の訓練
  およそ1日3時間
ー編集
    「生還」を書くにあたって、ヒッチコックの「鳥」での後半部分が日本では公開されていないことを知り、その不満も含めて、書けなかった事もいろいろあるとコメント(2021年筆者小林信彦89歳)