ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

書籍、映画、旅、最新技術から選んだ心に残るもの。速読者向けは、青文字表示。内容は小学生でも理解できる表現使用

宗教の違いで子供が彷徨う選択『Are you their God? It’s me, Margaret』⭐️3.8

2023-07-15 08:40:00 | 映画から見える世の中の動き
@両親の宗教の違いが家族意識を変える。宗教に興味を持った少女は双方の宗教を理解しようとするが納得いかない。それに自分がどちらを選ぶのか、キリスト教かユダヤ教か、悩み苦しむ。やがて、少女が大人としての経験を通じて成長していく。日本人の多くは「仏教徒」と言うが葬祭の時にしか仏教について知る機会がない、ほぼ無宗教的人種だ。この映画はそんな異教徒の選択を体験してあるべき家族の存在を巡る映画だ。
『Are you their God? It’s me, Margaret』
11歳のマーガレット(アビー・ライダー・フォートソン)がニューヨーク市での生活からニュージャージー郊外に引っ越し、新しい学校と友人たちとの思春期波乱万丈映画だ。 母親のバーバラ(レイチェル・マクアダムス)とマーガレットは引っ越し後の生活に慣れず、いつも好きな祖母のシルビア(キャシー・ベイツ)を頼りにしていた。 だが、いつも神の存在を気にしていた。


日本行政のIT化の遅れが「発展途上国」にした

2023-07-14 11:49:37 |  社会の歪みと偏見
@「令和5年国土交通白書」を読んだ、見たが、相変わらずダラダラと長い。特に気になったのが行政のIT化普及が依然として遅れていることが全てのマイナスを引き起こしている、と思う。白書では毎年素晴らしい調査・提案もあるが実践が伴わない「机上の構想・空想」にしか見えない。この日本を「発展途上国」にしているのは「大胆な改革・規制緩和さらに新たな事業開発改革(例:韓国の文化輸出投資)が政治家にできないからなのか!




「心配症」が招く悲劇『マヤを救ってー小児医療の実像を問う』⭐️4.5

2023-07-14 07:58:18 | 映画から見える世の中の動き
母親が現役の看護婦で、病院での様々な処置が母親に対する対応に疑問を持つ事に成る、ドキュメンタリー映画だ。弁護士を介入させたことで病院と両親との均衡バランスは崩れていく。人は一度不信と疑惑を持つと簡単には納得行かないし必要以上の行動に出てしまう。この場合は余りにも過大な心配事(心配症)に敏感になりやすく陥った事により遂に母親は自殺する。娘に会う事も許されず、自由に電話でも会話できず、弁護士にも頼れないことが人生を狂わせてしまい、マヤの人生をも狂わせた。だが、是非、強い心と希望を持って生きて欲しい
『マヤを救ってー小児医療の実像を問う』Take Care of Maya
病気の娘を虐待したという無実の罪を着せられたフロリダ州の夫婦(消防士、看護婦)。州の保護下に置かれた娘を取り戻すため闘う夫妻に迫るドキュメンタリー映画。2016 年に 9 歳のマヤは自律歩行が不可能となり、羽を触るだけでもナイフが刺さる感じを受けると言う病気の原因と治療を求めて病院から病院を駆け巡り、昏睡状態が続き最終的にジョンズ・ホプキンス全小児病院に入院。医療チームが彼女の稀な病気を直そうと治療を試みるが、コワルスキー夫妻が医者に対して疑問を抱き始めた。両親が娘を家に連れて帰りたいと切望していたにもかかわらず、突然、マヤさんは国の保護下に置かれ子供の医療に対する見方を永遠に変えることになる。


社会の矛盾を常識・非常識に変える社会『常識にとらわれない100の講義』

2023-07-13 08:09:00 | 人生を「生かす」には
「常識・非常識」現代の感覚意識は「リスクを取れない事は『常識』従う」と言う。「常識」であれば多くの賛同を得れるが成功は稀だ。「凄い人」は決して現代の総理大臣にはない!それは政策に感激・感動することをやっていないから(言うだけ・選挙の為の見せかけだけ)
最近富に部外者の被害妄想的行動で暴動を引き起こす事件が多発。最近ではフランス警察官の少年殺傷があったが、事件前後(少年と警察のやり取り、なぜ少年は振り切り逃げようとしたのかなど)の経緯をマスメディアは正確に伝えないことで政府等への不満を煽る行動が高まるのは納得行かない。
『常識にとらわれない100の講義』森博嗣
「概要」理屈のない綺麗事ばかりの世の中で、大切なものを見失いたくない人へ―夢、仕事、人間関係、社会…常論ではなく正論。流されない生き方。疑わずに生きるつまらなさ。
常識を疑わない人は、つまり素直でないからできるのである
        非常識な言葉、発言は「素直でない」とできない
ー若い時には前向きだし、歳を取ると後ろ向きになりがちだ
    積極的から消極的に成るのは常識、世の常を知る、経験することで視界が狭く成る
ーない物ねだりの夢を妄想という
    希望と夢の違い、現実と夢の違い (ないものねだりは夢)
ー「こう言うことがしたい」と語るより、まずそれをすべきでは
    夢を語る、有言不実行、行動にどれだけ実現できるかである
ー「生きたい」とは厳密に言えば、「もう少しだけ生きたい」である
    「願いはいつでもできる、だからもっと良い死に方ができるかもしれない」とアドバイス
ー欠点というのははっきり分かっていればカバーできる
    自分の欠点を知らないから失敗をする現代 自分をよく知る事で未然に
ー新しい物を作りたかったら、付け加えるものではなく、削るものを考える
    新しいものができないのは中途半端に「しないこと」を見つけか、あるモノを削除すること
ーほとんどの人がその通りだと言う言葉には、商品価値はない
    誰もが良いのは常識に埋もれる、リスクを伴わない決定をしているから
ー余りにもたくさんの油を注ぐと、火は消えてしまう
    「適量」「最適化」と言うものを知ること 美味しいものは少しだけが一番
ーどうしてもしなくてはならないと言うことは、意外に少ない
    「どうしてもできないものは、しなくとも良い」が現代の風潮
ー自分にはできないから、と試しもせず諦める人が増えている
    理論武装が先行し、試行錯誤の行動がない現代となっている
ー立派な人間とは、一言で言うと、毎日コンスタントに仕事をする人である
    「凄いな」と思う人アイドルにはあるが、総理大臣とは言わない
ー敷居は低ければ良い、なんてことは大間違い
    「親しき仲にも礼儀あり」「人との距離感」をもつこそ必要
ー人の主張の大半は「これが正しい」ではなく、「こうあってほしい」である
    感情論が優先する現代、感情で決めないようにしたい
自分の意見が正しいと信じるなら、訴える手法も正しいものを選んで欲しい
    過激派の行動に疑問、正当な、違法でないやり方を選ぶべき
ー喜怒哀楽がわかりやすいものを、メディアは求めすぎている
    「過激な演出」「やらせ」など刺激的なメディア・マスコミが増えている
ー「金で解決しない問題」は如何なるものでも解決しない
    最終的には代償として「金銭」で解決するものだ


奇想天外な発想はどの時代でもウケる『贅婿(ぜいせい)~ムコ殿は天才策士』⭐️4.0

2023-07-12 07:57:00 | 映画から見える世の中の動き
現代ビジネスの知恵、それは時代を遡った昔では「魔法の如く」に化ける秘策である。 タイムマシンで跡目相続の婿になった男が現代の知恵と経験を使い嫁商家の難題とピンチを乗り越える愛あり、コメディーありのドラマだ。闇商売への対応、買い占めへの対応、食料調達法など「なるほど、こんな手がったのか」と思わせる奇想天外な発想は楽しい
『贅婿(ぜいせい)~ムコ殿は天才策士』(全36話)
できるビジネスマンが突如タイムマシンで過去に遡り商家の跡目婿になる。 現代のビジネスセンスと知恵を働かせピンチを乗り越え嫁家族を支えていくコメディドラマだ。



起業家の野望と失速原因『Blackberry』⭐️3.8

2023-07-10 08:14:00 | 映画から見える世の中の動き
『Blackberry』起業家の失敗
最初のブラックベリー携帯電話(プロトタイプはゲームの表示スクリーンに計算機のキーボード)がついに団体の支援を下に生産化に漕ぎ着く。だが、技術的難点から解決策を得ようと世界の優秀で多くの技術者を膨大な資金(ストックオプション)で雇用することが裏目にでる。やがて一歩先に出たアップルのiPhoneによりリーダーが交代する。「キーボード」有り、無しの差は歴然とし、技術者的思考より消費者的思考のアップルに軍配が下る
『Blackberry』
世界初のスマートフォン「ブラックベリー」の目覚ましい隆盛と壊滅的な終焉を描いた二人の男、マイク・ラザリディスとジム・バルシリーの物語を映画化したものだ。 
最初のモデム注文がUS Robticsからの$16mだったがキャンセルされ、クビにされた元大手の幹部がRIMリサーチのCEOになる事を条件に役員になる。やがて新たなCEOの積極的な営業活動は技術者を震えさせ感化させることで顧客へのプロトタイプを博することに成功。だが、世界から集めた優秀な社員への膨大なストックオプションが引き金となりSECが介入、役員会でのCEO不信任決議、更に悪化を招いたのは中国産での欠品製品でVerizonから損害賠償など 当初45%の市場を獲得していた企業が廃業へと追い込まれる。


国民が期待する税金に対する「対策レポート」が読みたい

2023-07-09 12:17:42 |  社会の歪みと偏見
「国税庁レポート2023」を初めて読んでみたが、滞納に対する対策が多く、減税、税の見直し対策は無い、のは誠に残念だ。毎年税金項目が増えるばかりで、ここ数年でも「削除」「減額」が無いのは国税庁の怠慢かもしれない。
時代が変われば予算の凹凸があってもいいが、全て右上がりの税収・支出予算は疑問を持たざるを得ない。
公平・公正と言っているが、ある金融企業等は徳内の収益を海外の投資して、海外での利益に税金を徴収していないなど、大手銀行系でも法人税が数百万などあり得ない!!https://www.nta.go.jp/about/introduction/torikumi/report/report2023/pdf/2023_11.pdf


「実践が伴う責任社会」を重んじる『経営は哲学なり』

2023-07-09 08:18:07 | 経営・リーダーシップに必要な事
「経営者とは権限ではなく責任」という日清食品の安藤百福創始者の言葉は納得する。現代、政治家、一部の経営者も含め「連帯責任」を前提に誰も何も責任の所在もはっきりさせず「無責任」が多くなったと感じる。「責任」がないから何でも言いたいことを言い、実践しないで後は知らん顔、失敗したら何も言わず消え失せる無責任社会になったのは非常に残念だ。 やるべき責任者がやる事を成し遂げる実践社会がほしい日本の政治政策(言うだけは誰でもできる)
『経営は哲学なり』野中郁次郎
「概要」今こそ企業は創造主たる誇りを持て!企業は一体何を信じて経営すればよいのだろうか。従来の日本型経営では通用しない。経営は哲学なり。経営スキルの時代から、再び経営哲学が問われる時代へ。本書は、経営理論をベースに企業、リーダー、文献の事例を数多く紹介することで経営の実践哲学を幅広く解説していく。
ー経営哲学
    卓越した経営者は自らの経験や知見に基づいた優れた経営哲学を持っている
    求心力やモチベーション、価値観は行動する上での指針や判断基準のベースとして機能
    直感的な判断やひらめきはの背後には経験に基づく深い知識基盤が存在している    
ー伝説的な哲学
    松下幸之助:「自然の理法」明確な企業方針を提示し求める姿を追求、信頼や存在意義に
    藤沢武夫:「因果関係のプロー」企業の環境基盤を持つこと(直観力と洞察力)
ー現場の哲学
    武士道:人々の心に刻まれた掟・道徳・品性・無償・無報酬でも実践する勇気と智
    サントリー:「やってみなはれ」お利口さんになるよりヤンチャになってほしい
    キッコーマン:「Quality Difference」(品質重視)戦略で北米市場に乗り出す
    ホンダ:「3現主義」見たり、聞いたり、試したり(現実現場しか信頼しない)
    ファーストリテイリング: 常識破りの「安くて良いもの」作りを徹底
        (コンサル料を市場の意見収集にあてユーザ・消費者の生の声を聞く)
    長嶋茂雄:「魅せる野球」でファン中心主義を徹底
    豊田喜一郎:「ジャストインタイム」質実剛健(現場改善を徹底)
    小林一三:「共存共栄」(清く正しく明るく)株主、労使への均等な利益分配
ー変革の哲学
    全日空:民間航空会社の走り・資本1億5千万円、従業員28名、2台のヘリコプター
    ヤマト運輸:「やればわかる やればできる」社訓は「協力・結束・調和」と言う「和」
    ソニー:学歴無用・一人の人間として向き合うことの重要性
    ダイエー:流通革命「現金買取で安く消費者に提供する」(量販チェーンの奔り)
    菊池寛:文芸家育成(1923年に文藝春秋創刊)生活第一、芸術第二(読者に感動)
    小柴昌俊:「立ち止まらず立ち向かう、やればできる」を実践・ノーベル物理学賞
    資生堂:「一瞬も、一生も、美しく」企業理念を貫徹(働く女性増、様々な生き方)
    電通:「鬼十則」「その手があったか・そんなことまで」を実践
    日本国有鉄道:「Discover Japan」1970年キャンペーン・顧客とのコミュニケーション
    パナソニック:「共存共栄」創業精神、熱海会議での素直な謝罪・改善体制
    日清食品:「ベンチャー精神とは無から有を創造する事」(安藤百福)
        「経営者とは権限ではない、責任だ」(上司は責任を果たすことが仕事)
    田中角栄:「政策の実現・評判の最大化」(日本列島改造論)日本国の事業(公共経済学)
ー創造の哲学
    世界最古の多数企業の「老舗企業」根幹:「継続性」(かきくけこ)
    か:感謝、き:勤勉、く:工夫、け:倹約、こ:貢献
    「第5の経営資源」とは「ブランディング」「ブランド」(人、モノ、金、情報)
    「一貫性」「革新性」(夢があり、時間が経過しても変わらず、先進、先取、先見性)
ー未来へ
    生産拠点などの分散化(自然災害などの危機回避)
    既成概念の枠や行政の縦割りを取り払い、柔軟な対応を可能にする
    理論と実践、特に「試す」ことがない情報化社会は「実践」が乏しい


人材不足の根源は「106万円の壁」女性の就労で変わる社会構造

2023-07-08 11:43:13 |  社会の歪みと偏見
女性の非正規職員の 割合は31.7%、 35~59 歳でその傾向が現れており、 20~69 歳でパートもしくはアルバイトとして働く、配偶者のいる女性のうち、 就業調整をしている割合は6割を超える 。こうした就業調整は、いわゆる「106 万円の壁」、もっぱら社会保険の適用対象となることで、可処分所得が減少するという制度上 の歪みに対する合理的な反応によって生じていることも知られている。物価上昇とともに106万円の壁も上げるべきだ。どうも税収を考える担当官は世間と考えが違う。




体で「考える」をやめた現代人『クセになる禅問答』

2023-07-08 08:14:18 | 人生を「生かす」には
@「臨済録」を理解するには修行が足りないのか、と思わせる「禅問答」集。答えは自分の体を使って考え、「わからないもの」を分りたいと考えを変えることだ、と言うことか。さらに「考える」とは他人と分かち合うことで豊かになる、と言う。見方、読み方など視点を変え、解らないことは素直に聞き、自分なりの答えを導き出すと言う「考える」行動をしろ、と言う事なのだ。   現代でいう「思考力停止状態」が政府にも企業にも増えてきたのが日本の将来を不安にする。
『クセになる禅問答』山田史生
「概要」常識的な発想では理解困難だったり解決不可能だったりで、「非常識的」ではあるが、「非論理的」ではないのがおもしろいところ。この「ちぐはぐで分かりにくい問答」を、あえて「考える」エクササイズとして読み解くのが本書です。本書であつかうのは、「語録の王」と称される『臨済録』におさめられた禅問答。これは、唐の時代の中国で活躍した臨済義玄という僧のおこなった説法や問答などをあつめたものです。
ー問答を繰り返し読み、自分の頭でとっくり考える「わかったつもり」ではいけない
    「わからない」=「つまらない」を「わかりたい」思うこと、「考えること」
    「わからない」から逃げようとせず体で考える
    「考える」ことは他人と分かちあることで豊かになる
「今・ここ」を生きるための問い『臨済録』
    「伝え方・教え方」を問答にした書籍
「3度問うて、3度打たれる」=純粋でひたむきに精進する
    見所があるからこそ3度も同じ事をして本人が考えるかを見抜いた
    痛みを体で感じ、体で考える
「山の中に松を植える」=坐禅だけが修行ではない
    無駄なのか考える
「無事であれば良いと思うな」=無事とは「なすべきことは何もない」
    過ちは無かったのか、決して無事だと思わないこと
「手ぶらでどうするんだ」=相手を引き出す
「どちらが主で、どちらが客か」=自らやる事
    地位、位をよそに誰にもこちらから対処、挨拶する
「言えてもダメ、言えなくてもダメ」=受けとも押し戻す
    主体的、創造的な気概を持って押し戻す
「結局意味などない」=受け入れ難いこと    
「修めているのか、修めていないのか」=学びと悟りの関係を知る


もはや日本は輸出国から観光国へ変身せざるを得ない

2023-07-07 11:33:31 | 世界の不思議・出来事
「世界輸出に占める日本のシェアは、1960年の3.7%から円高が始まった 1986年に10.3%と10%を超えたが、これをピークにして長期低落に陥り、 2022年には3.0%にまで低下した」と言う記事。今後日本は輸出国ではなく、この円安でも多くを輸入に頼る国になる。諸外国での投資、生産も増えているが期待薄だ。唯一期待したいのが「観光業・観光立国」になる可能性も高い



女性の才能を活かす『大宋宮詞〜愛と策謀の宮廷絵巻〜』(全巻61話)⭐️4.0

2023-07-07 07:51:54 | 映画から見える世の中の動き
才能ある女性(劉娥)の知的で美貌溢れる演出は、波乱万丈だが信念を持った素晴らしい女性(皇后)になる中国時代ドラマだ。誰もが悠々自適の宮廷暮らしができるわけではないが、庶民の苦しい生活を経験し、医学的な知識を持った劉娥の生き様は最後まで諦めず人の為、国の為に尽くす姿は魅力的に映った。
『大宋宮詞〜愛と策謀の宮廷絵巻〜』(全巻61話)
一人の女性(劉娥)が庶民から波乱万丈を乗り越えて国の頂点に上り詰める。皇帝の一目惚れで側室になろうとするが臣下達の反対で宮廷に住む事も許されない。挙げ句の果てに、将来皇太子となる一人息子を敵将の人質に出され、身をもって皇帝を守ろうと息子が犠牲となり帰らぬ身となった。それでも臣下は認めず皇帝との距離を侵され、庶民の生活に溶け込み庶民の暮らし続ける。その間、医療の知識、生活の知恵など、生活は苦しいが自由に出来た喜びを皇帝(夫)と共有する。宮廷では相変わらず皇后の周りには劉娥を敵対意識が多く宮殿入りは困難した。


「冷・暖シャワー」の違いと効果効能

2023-07-06 11:51:39 | 世界の常識(平均値など)
@効能が違う「冷たいシャワー」vs「暖かいシャワー」
「冷たいシャワー効果効能」   「暖かいシャワー効果効能」
風邪予防             疲労感軽減
肌の引き締め           頭痛の軽減
緊張感軽減            筋肉を緩和・リラックス
免疫効果を刺激          鼻詰まり解消
代謝促進             毛穴を開いて肌を清潔にする


「よくある場面」に自分はどう対処するか『あなたがいる場所』

2023-07-06 07:49:07 | 人生を「生かす」には
人生の上り下り「思うようには行かない」「よく世間ではある事」「大切なものを失う事」「裏切られる事」「懐かしく思う事」「悲しい出会いに会う事」「人を羨む事」「思い違いをする事」など誰もが遭遇する事に次の行動の選択に悩みを抱える。それをどのようにしたらより良いのかを考えさせられる「自分の居場所」短編だ。
『あなたがいる場所』沢木耕太郎
「概要」ついてないな。そもそも高校に入ったときからついてない。バスに乗り遅れたナツミは停留所で小学校時代の友人と再会する。ぎこちない会話はやがて不幸の手紙へ──(「銃を撃つ」)。
少しずつ少しずつ積み上げてきた生が、ふと直面する戸惑い、やりきれなさ、苦い思い。その儚くも愛しいミルフィーユのような断面を鮮やかに描き出す珠玉のナイン・ストーリーズ。著者初の短編小説集。
「銃を撃つ」ついていない自分を貶す友達を消したい
「迷子」幼い少女を助けようとするが、その親がDVで逆に誘拐犯に誤解される
「虹の髪」バスで出会った女性の髪、虹色に光に魅了する
「ピアノのある場所」習い事が出来ないが友達の家にはピアノがある
「天使のおやつ」滑り台から転落、その後亡くなった娘「天使のおやつ」が食べたいと一言
「音符」夫の介護から離れるとそこには紫陽花が一面に、なぜか童謡「仲よし小道」が閃いた
「白い鳩」イジメは弱いものを餌食にする、白い鳩がカラスの攻撃を受けると同じように
「自分の神様」神社でのお祈りで神様に出会ったと言う思い違いをする
「クリスマス・プレゼント」