MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

LUCK-KEY/ラッキー

2017-10-04 19:13:48 | 韓国映画
10月4日に二次使用のDVDリリースされた韓国映画
同日リリースの韓国映画で私の興味をひきそうな作品が数作ありましたが
”遅借りし油断の助”と言うか、このDVD一本しか残っていなかったけども
私が認知してる韓国の役者さんユ・ヘンジがオートマ拳銃持ってるだけでレンタルしちゃいますよね

つうことで早速視聴開始したら銭湯で石鹸踏んで転倒しての記憶喪失?!
これってあれじゃん「鍵泥棒のメソッド」!!
どうやら韓国でリメイクしたようですね
ま、日本のタイトルも"メソッド"ってことでちゃんと映画の内容をある意味示してくれていましたが

銭湯でロッカーの鍵を変えての入れ替わりという意味においては
後だしじゃんけんに強みでしょうか
"LUCK-KEY"とは実に上手なタイトルに・・・
確かにLUCKなKEYですよね実に内容を示すに値する造語ですが
日本とは違って生活に如実に英語が根付いてる韓国らしい造語
日本のタイトルもただ"ラッキー"じゃなく英語力が貧相な日本人にも
わかるように"LUCK-KEY/ラッキー"としてるとこが・・・

一応リメイクなんですが発端と男性キャラの設定だけをいただいて
後は日本人にも受ける韓国風のアレンジ
女優さんDDの私は女優さんの美貌だけで韓国映画に軍配をあげてしまいます
特に救急隊員のチョ・ユニさんのキュートさはピカイチ

クライマックスのプロットと言うか、韓国の経済界や政界?の闇の深さはいつもの韓国映画でしたね
でも基本はコメディですからエグくもなんともないのも、ある意味いいもんですねぇ
韓国には一度も行ったことがないのですが
韓国にも所謂温泉施設じゃなく普通に町中に銭湯があるんですね
これってやっぱ日本統治時代の名残なんでしょうかねぇ
そして銭湯もですが、韓国でも"うどん"がたべられていたのにはもう
目から鱗でしたが

リメイクってのはオリジナルをいかにその国の国民性に合わせた作品にするのか
って言うことでの成功例として模範的な作品だったような
コメディとしての笑いの要素は私には薄かったですが
一本の韓国映画としては満足な1本でした

2016年製作、韓国映画(日本公開作品)
イ・ゲビョク監督作品
内田けんじ「鍵泥棒のメソッド」原案
出演:ユ・ヘジン、イ・ジュン、チョ・ユニ、イム・ジヨン
コメント (2)
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三匹の女賭博師

2017-10-04 14:50:23 | 邦画
江波杏子主演の"女賭博師シリーズ"第四作目
前作でようやっとシリーズの大滝銀子さんの役名になったものの
再び今作では西沢千加と言う落ちぶれた陣馬組の厄介者
あの高倉健さんの東映の代表作「昭和残侠伝」の花田秀次郎だって
シリーズ4作目から花田秀次郎、風間重吉コンビの役名に統一されていますし
大滝銀子に定着するのは何作目からかな?そっちも楽しみになってきました

さて今作の西沢千加と言う人物は
二代目実子の許婚者と言う設定で、組の姐さんとして君臨?しているんですが
実子はどこかの女のところにしけこんで行方不明
長谷川明男が一人組員として姐さんを助けてるんだけど、姐さんを密かに・・・

更に実子として安田道代の娘が二匹目
上野山功一のイロの女胴師に三匹目賭博師に三条魔子
ちょっと複雑な人間関係なんですよね
と言うことで人間関係を整理しますと、江波杏子は滝田裕介と長谷川明男に好意を持ち

安田道代は長谷川明男が好きな感じで
三条魔子は上野山功一の愛人で滝彼に頼まれて肉体陣馬実子の滝田裕介を誘惑し、
長谷川明男は江波杏子に惚れ、
滝田裕介は三条魔子と肉体関係を持ちながら江波杏子が忘れられず、
上野山功一は安田道代に組乗っとりの目的の選択肢として惚れながら
三条魔子をイロにしており、

実にそれぞれが思いを胸に含みつつ人間関係をどうするかがプロットの伏線として色々絡み合うのですが
そんな中で上野山功一が陣馬親分を殺しての
このシリーズこれまでの基本プロットの復讐がちょっと筋違いな方向にはなりますが

ラストは三条魔子との博奕勝負となりますが
チラチラと陣馬組をなにかとサポート佐伯組の五味龍太郎と片目アイパッチの千波丈太郎がてっきりラスボスかと思わせといて
実は好い人だったというプロットにはこっちが騙された

1967年製作、日本映画、大映作品
田中重雄監督作品
出演:江波杏子、安田道代、三条魔子、長谷川明男、滝田裕介、上野山功一、五味龍太郎、千波丈太郎、沢村貞子、水原浩一、見明凡太朗、角梨枝子、早川雄三
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キング・ホステージ

2017-10-04 00:47:32 | 洋画
地元のTSUTAYAさんでは"男祭り"キャンペーン企画としての導入ですが
男祭りと聞いてシネパトスを思いだしましたが、今じゃこんな企画興行を立案できる劇場は
武蔵野館しか思い出せませんが・・・
と言うことでこの映画〈カリコレ〉の1本だったんですねぇ

そして私と言えば、ニコケイにはパブロフのワンちゃん
何も見ず、何も考えずに手に取ってる
これまた何と言うか、ある意味ニコケイ主演の映画ではなかったんですねぇ
更にニコケイがヅラに鼻の形を造形メイクしての怪演での
二組の兄弟愛の対比を描いた映画だったようですが

街の貧民街で生まれ育ったJ.Pとマイキーとの兄弟愛の物語をメインに
これまた特殊メイクのニコケイ演じる街のギャングのボスであるキングが絡んでの
邦題にある通り誘拐のお話は超スローモーなバイオレンス映像でのスプラッターを盛り込んでのアクションシーンをクライマックスのケレンに
楽しい映画に仕上げて居るんですねぇ

マイキーとJ.P兄弟の25年前の子供時代から二人の濃密な兄弟愛を軸に
25年後事業家として成功したJ.P
子供時代から弟を育てるためにキングの下で働いてきたマイキー
現在は不名誉除隊のプータロー
離婚して年頃の娘も居るんで、金を稼ごうと弟から10K借りてコカインを入手するも
それさえも強奪されてニ進も三進もいかなくなって・・・

そんな時にJ.Pの元にマイキーを誘拐した身代金35万$を4日後に支払え、と電話が入る
友人の刑事と潜入捜査官はマイキーとキングの狂言誘拐と取り合ってくれずに
一人のキングに向かっていくJ.Pの姿を描いていくのですが・・・

SWATが使う閃光弾が伏線だったのね
ニコケイは完全に悪党なんですねぇ、憎みあってる兄貴を殺すし
これほどコントラストな二組の兄弟も珍しい
ニコケイもお金じゃなくて兄弟愛に嫉妬してたのかも
そして嫉妬とお金と言う二兎をおったのかもしれない複雑な役を楽しそうに演じていた

先に書いたけど超スローモーの被弾と血飛沫が実に美しい

2017年製作、アメリカ映画
スティーヴン・C・ミラー監督作品
出演:エイドリアン・グレニアー、ジョナサン・シェック、ニコラス・ケイジ、リディア・ハル、クリストファー・コッポラ、メーガン・レナード、クリストファー・ロブ・ボーウェン、タイラー・ジョン・オルソン、ジョン・キューザック
コメント (2)
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