MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

パラダイス女子刑務所

2017-10-03 16:59:59 | 洋画未公開
ようやく10月の新譜リリースが始まりまして4日発売のフライングです
まずはアルバトロスから

ってことで、あのアサイラム社が作った女囚映画の第二弾
前作「ロサンゼルス女子刑務所」では主役のお姉ちゃんが
これまたMissっても、”間違い”の方じゃなくて"お嬢ちゃん"と言うか、ミス何とかのミスって女優さんを、おっぱい丸だしにさせてのエロチックな映画でしたんですよ

その「ロサンゼルス女子刑務所」を作った監督ジャレッド・コーンが作ってるからって期待したこっちのミスってことで
何ともうアメリカで映画を作れないのかどうかはわかりませんが
タイでのロケと言うか、タイを舞台にを敢行したタイの女子刑務所のお話

父親との不仲で叔父を頼ってタイの女子高に転校してきたアメリカ人のマロリーだが、
いきなり在校生に目をつけられ、イジメられてしまうものの
殴られた腹いせに逆襲に転じたが、そのせいで逮捕されてしまった
有無も言わせずに二年の矯正施設行きに。
そうなんです彼女が送られたのは矯正施設が邦題とは名前も違うヘルだったようで
所長から看守たちが、女囚たちを暴力で支配する女子刑務所だった
果たして彼女の運命は・・・

ヒロインの女子高生が、送られた女子刑務所で身体的、精神的、そして性的な暴力に襲われると言うありきたりなプロットな映画ですが
その暴力の中で次第に成長していくヒロインが苛められる度に
段々タフになっていくというありきたりなお話でしたし

この映画の一番まずいところは、ヒロインのケリー・アン・マッカートという女優さん
前作の"ミス何とか"と比較するまでもなく
かなりな微妙を超越してかなりな舞祭組(誤字じゃなく敢えてこの字に・・・)
彼女の回りで演技する所長や、JKに女囚まで現地の役者さんが演じてるんでしょうけども
脇の演技の方が実にキレイだったなぁ
さらにタイと言う仏教国での映画製作ですのでこう言った女囚映画の肝となるはずの
ハダカのシーンが皆無ちゅうのも減点対象だよねぇ
そして日本でのRー15指定の意味もわかんねぇ

2017年製作、アメリカ映画
ジャレッド・コーン脚本・出演・監督作品
出演:ケリー・アン・マッカート、カット・グレイ、メイサビー・ウェイス、アナスタシア・マスロワ
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女賭場荒し

2017-10-03 11:29:35 | 邦画
江波杏子主演による”女賭博師”シリーズの第3弾
本作でようやく初めて、大滝銀子つまり“昇り龍のお銀”が登場することとなる
前二作は東映のヤクザ映画との一戦を画すかのような
全体的に高度経済成長下の昭和日本のモダニズムの雰囲気に裏打ちされていたんですが
今作ではどこの映画会社が作るような任侠映画らしくなり、
いよいよここから昇り竜のお銀さんの”女賭博師”シリーズがに定着したようですね

ストーリーの基本は前作までとほぼ一緒で父親がかつて壺振りの名人だったヒロインが、
その父親の死によって自分も同じ道を歩んでいっての賭博師としての敵討ち
ただ、今回は父親の復讐が殆ど絡まない

父親の敵討ちとしては父の死んだ直接の原因であるいかさま博奕を暴くことに当てられており
その時の銀子さんの凛としたたたずまいがある意味この作品のケレンのひとつになってるのは、
江波杏子さんがあってのケレンなんですねぇ

シノップス全体は相変わらず単純明快
今回の最大のライバル高千穂ひづるさん、
この人実に芝居が上手い、崩れていきる女賭博師の色気が醸し出されて居る
比較しちゃいけないんだろうけども江波杏子さんの硬質さと
実にいいコントラストを描出されていますよね

実は二人は生き別れた姉妹だった・・・なんてあまりにもベタな展開
にはつい失笑
さらに一人の男を巡っての恋愛模様もあまりにもベタでありました

江波杏子さんには立ち回りさせはしませんが
東映ヤクザ映画ばりに派手な立ち回りを成田三樹夫には用意されていましたが
それならば待田京介と対決させて欲しかった

今作ではようやく壺振りでの賭博でしたが後半の勝負では手本引きになっていました
どこでどのようにお銀さんは手本引きの修行をしたのやら
前半あんだけ壺振りの修行に尺を使っていたのにね

1967年製作、日本映画、大映作品
弓削太郎監督作品
出演:江波杏子、成田三樹夫、高千穂ひづる、小池朝雄、加藤嘉、桂米丸、都家かつ江、千波丈太郎、待田京介
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女賭博師

2017-10-03 01:04:52 | 邦画
江波杏子さんの女賭博師シリーズの第2弾
どうやら、前作が好評で"女賭博師"のシリーズとして
製作されていったらしいのですが、実質この映画で初めて"女賭博師"をタイトルに浸かったことで実質シリーズ第1作なのかもしれない
というのはライバルとしての女の賭博師というようなキャラクターの登場を見る

そんなこんなで江波さんの入浴シーンから始まり
そして江波さんの裸の胸に黙々とさらしを巻きつける山田吾一さん
山田さんの挙止と目線、寡黙さがかなりエロさを醸しだしてましたねぇ
ということで、改めて路線の企画趣旨にエロを追加されたようで
ヒロインのライバルに当時の脱げる女優さん川口小枝
ちょっと太めではありますが脱ぐには抵抗がないお方

主役に絡む若手のカメラマンに本郷勲次郎
彼に金銭面肉体面で援助してるのが江波さん
彼を売り出すためには化粧品会社の重役さんに肉体提供も辞さない

しかし、彼がなぜに賭博をあれほど嫌うのかは物語では一切語られない
ってか芸術家のカメラマンがダークスーツにネクタイって
はなから面白くない写真しか取れないような・・・

ライバル役に川口小枝さん
肉体的にも最初から江波さんに負けてるんですが
博奕の仇から本郷功次郎を誘惑し
何と博奕と恋との二本立てでのライバルにんsっていたのですね

いわゆる父親のかたき討ちのお話に変わりはないのですが・・・
平行してドロドロ昼ドラマの要素も入っていたとはねぇ

敵の内田良平さんをベッドに誘って殺そうとするのが江波さんだからのキャラでしょう
でも見破られる
しかし、密かに江波さんを慕っていた山田吾一が
ドスを内田さんの背中に・・・

江波さんのヌード写真もセットとしてかざられていたりと
エロを加味してそれなりに楽しめましたが、
ようやっと方向性が製作側にも固まって来たようですねぇ

手本引きの札が数字札ではなく実際の花札なのね
賭博シーンの緊張感は賭博師映画ですのでそれなりにある

1967年製作、日本映画、大映作品
弓削太郎監督作品
出演:江波杏子、川口小枝、本郷功次郎、内田良平、山田吾一、早川雄三、内田朝雄、加藤嘉
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