ヒットマン：デッドリミット

これは珍しい未公開トルコ映画ですが
邦題タイトルからして激しいアクション映画と期待しましたが・・・
見終わって調べてみたら主演のヒットマンのオッサンは何と
トルコでは詠春拳を基にした護身術＆格闘技“EBMAS”の創始者で超有名人のエミン・ボツテペと言うお方だそうです
確かに最初の方で足摺から始まって詠春拳の練習のシーンもありましたが
映画の中でのアクションとしては殆どそれらの格闘技術は生かされていなかった
っていうのは映画自体のプロットの設定が主人公のオッサンは
遅効性の毒薬を飲まされて後何時間の命からがらの状況下におかれて
普段の殺し屋の能力の大半を毒薬によって削がれてるという有り様なんですねぇ

“悪魔”と恐れられた凄腕の殺し屋カディールが、盲目の金髪ピアニストの“運命の女性”と恋に落ち
その出逢いを機に引退を決意し、ボスと会長に引退を申し出るところから物語が始まる
だがファミリーのボスが、それを許す訳もなく、
“引退送別会”と称して招いたパーティでカディールに毒を飲ませ、
彼の恋人である盲目のピアニストを人質にして、解毒剤と恋人が欲しければ遅効性の毒が回りきる６時間以内に敵対している組織のボス2名の暗殺を命じる

映画的には一方で警察の潜入捜査官も、実は毒薬を勤務中に飲んでしまい
彼と一緒に行動してお互いに助け合ったり助けたりのありきたりなバディムービーでもあったりして
トルコ映画そんなに輸入されませんので馴染みがありませんけども
映像的にスタイリッシュで“どうだ、カッコイイだろう”みたいな作りが鼻につくわりに
主人公のアクションにはこだわりを見せない変な感覚で作られてるようで
私的には途中で数回、見てる時間が夜中ってのも会ったのかも知れませんが
数回意識が飛んでしまうようなアクション映画となっていましたが

それは多分に監督がヘタなのかなぁ、アクションシーンってのは人物の体全体が見える程度の引き絵にしてアクションというか格闘させそのシーンに何回かアップにした映像をインサートするのが常套手段だと思うのですが
殆どがバストアップでアクションさせてるからアクションシーンがなにやってるか
こっちに伝わってこないというのはある意味致命的

最終的には解毒剤二人分てにいれるのですが
実は恋人にも毒薬を飲ませていて・・・一人分足りない
更にはボスと会長と主人公の殺し屋さんとの人間的な繋がりがラストで
取って付けたように語られて・・・
2時間8分の映画尺がこんなに永いと感じた映画もある意味珍しい

2014年製作、トルコ映画
アルパー・カグラー監督作品
出演：エミン・ボズテペ、エドアルド・コスタ

ガールズ・ファーム II ～少女奴隷牧場～

越坂康史脚本・監督、深澤浩子共同脚本コンビによるによる新シリーズ
エロティックサスペンスOV「ガールズ・ファーム～少女奴隷牧場～」の第二弾です。
ネタばれになってしまいますが前作のヒロインであった小野寺梨紗が死んでしまったので
今回の主演はまたまたAV女優の南まゆと荒木まいさんのお二人

南まゆさんは「ホームジャックリバース」で何日か前に見たばっかですし
荒木まいさんはこのシリーズで共演されてる川越ゆいさんと越坂監督と「くノ一忍戦帖」シリーズで主演されていたので
日本のAVは見なくてもよく私自身は認知しております

前作から引き続き、川越ゆい、北村玲奈、深琴、吉原麻貴、神原れおながファームの生徒としてレギュラー出演
川越さんは今作ではチョイ活躍してはりましたが完全な脇役

今作での牧場長に小林麻祐子さん、かなりのご活躍です

納税額によるヒエラルキー最高位のエグゼクティブクラスへの性奴隷として
養成される施設“ガールズファーム”の一つ、足立第四ファームに、豊島ファームから
あやかとサキの二人が“転校”してくるものの二人はおとなしそうな顔をしながら、
教官や先輩たちに反抗的な態度を取るが当然のように激しい虐待を受けるのだが・・・

いつのまにか足立第四ファームは二人のペースになっていく
実は二人は同性愛カップルで札付きの問題児だったのであるが
さらに二人には魔性のテクニックと性器に恐るべき秘密があって
その秘密を小林麻祐子のファーム長が彼女たちの秘密を探っていくという展開で、
第一作がネタフリみたいだったかのようで実にこの第二弾は
こういったエロチックOVにはかなり珍しいサスペンスフルな展開になっており
面白い作品でしたがな

なんですかね前作以上にエロさが前面に押し出された作品でしたし
主演二人がラストで爆死させられて・・・ってことで未だに秘密が解明されてませんので
更に続々篇ありきで続いていくのかなぁ

2017年製作、日本OV、ニューセレクト作品
越坂康史脚本・監督作品
出演：南まゆ、荒木まい、川越ゆい、北村玲奈、深琴、吉原麻貴、神原れおな、小林麻祐子、高橋信多、津田篤、安藤ヒロキオ

ガールズ・ファーム ～少女奴隷牧場～

「東京地下女子刑務所」シリーズや「○○days」シリーズの越坂康史監督
そして脚本を深澤浩子のコンビが新たに放つエロティックOVの新シリーズです。
主演の新人AV女優の小野寺梨紗さんや越坂作品ではお馴染みの川越ゆいとか、男優陣も越坂常連津田篤や川連廣明が・・・

物語のバックボーンが近未来の日本は納税額によってガッチリと身分を分けるカースト制度を導入し
納税額が多ければ多いほど、国からのサービスや保障は充実するし、少なければ少ないなりのテキトーな保障しか得られない。
と言うヒエラルキー社会になっていてさらにそのピラミッドにも属せない
税金を納める事の出来ない人達のカーストは「トラッシュ・クラス」と呼ばれて、国から
認定されてるゴミ階級となり、ゴミ階級の人達はピラミッド上辺の富裕層の人達はゴミ階級の人達に何をやっても許される世界で、

普通に中流階級で暮らしてた女子の親が税金を払えなくなり、ゴミ階級に堕とされて、
富裕層の性奴隷になる為のセックス技術を身に着けるセックス訓練校に送り込まれるという内容。

一応“学校”という体なので、“生徒”たちの衣装はDVDジャケのようにセーラー服やブルマ体操着となってますが、
クラス内でも格差やイジメがあったり、
“教官”による“授業”が、口に含んだコンドームを手を使わずにチ○コディドルに装着する実技練習などのセックス養成講義の数々。

心と体の性的関連の性的想像力を養う為の官能小説の朗読を聞きながら、
想像力だけでアソコを濡らす訓練でして、朗読の後で先生が生徒達にＭ字開脚をさせて
パンツの濡れ具合で成績がつけられ濡れ濡れの成績上位者の給食は実に豪華だったりと
中身は「東京地下女子刑務所」シリーズの女囚をJKに代えただけの感じですが

監禁飼育シチュエーション映画としては上辺者の性的な供給のために主人公は教育されていたものの
オチは性的なものではなかったと言う人の命の軽重を観客に問いかけて来てましたが
ヒロインの小野寺梨紗さんってまあまあ熱演されていたものの
川越ゆいの存在感が薄かったンだよねぇ
続篇に期待してもいいのかなぁ


2016年製作、日本OV、ニューセレクト作品
越坂康史脚本・監督作品、深澤浩子、高原一共同脚本
出演：小野寺梨紗、青山真希、川越ゆい、北村玲奈、深琴、吉原麻貴、神原れおな、川連廣明、津田篤