MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

リベンジ・リスト

2017-10-17 21:40:54 | 洋画
久々のジョン・トラボルタのガンアクション映画ですが
なんだろうなぁ、肉体的にそして年齢的にちょっと肉体アクションにキレがない
どこかモタついた感が否めないトラボルタはやっぱしトラボルタだったのだねぇ

オープニングは多分に映画用の今流行りの言葉で所謂映画用に作られたフェイクニュース
なんでしょうが、ある意味そのニュースの数々が、この映画の本質をすべて表していたような
大体ポスターの惹句も映画の全体像を全ていいあらわしてると思う
けども邦題がちよっとねぇ
確かにリストはでて来ますが・・・

駐車場で強盗に襲われ妻を殺され自分も怪我を負ったスタンリー
警察での容疑者の面通しでスタンリーは犯人を特定するものの
刑事は彼の目の前で容疑者を釈放してしまう
そして”レミィKの身内じゃ棚上げだな”と・・・

つまり警察は何もしてくれない
我が身に降りかかった火の粉は自分で払わねば埒があかない
ということで彼の”WRATH”が始まる・・・
これですよね惹句の意味は、今のアメリカで銃が規制できない根本的な理由もここにあるんだよね・・・ってことでオープニングのニュース映像に繋がる
だってねぇ家のクローゼットの壁をこわすと中からは自動小銃や数丁の拳銃に無数のパスポートが出てくる
自動車工場の工場長だったと言ってるけども20年前はどうやら特殊任務の工作員だったようで
一人で何丁の銃をもってるのやら

とここから昔の相棒役のクリストファー・ロメーニの登場、でもどのような組織の工作員だったかは映画のなかでは全く語られませんが・・・
二人して最初の復讐を果たすものの、
なんか時折相棒に死亡フラグが立つようなシーンとかが
あるものの相棒は撃たれはするものの最後まで死なないって言う肩すかしを食らいます
映画の見すぎで先読みをはずされてしまいましたがな

ただ先読みで見つけるのは割と簡単なのがラスボスというか黒幕の存在や
奥さんが殺された理由は簡単に読めるのが

ラストも簡単にラスボスを倒してのあっけなさですが
あのまま警官隊の一斉射撃を受けてトラボルタ昇天の方が映画としてはよかったような
一斉射撃のあとの蛇足は要らなかったんじゃないかなぁ
トラボルタの娘を演じていたアマンダ・シュルはもう海ドラマで色々と見ててお気に入りの女優さんだったのが拾い物でした・・・

2016年製作、アメリカ映画
チャック・ラッセル監督作品
出演:ジョン・トラヴォルタ、クリストファー・メローニ、アマンダ・シュル、サム・トラメル、パトリック・セント・エスプリト、レベッカ・デモーネイ、アサンテ・ジョーンズ、ポール・スローン、ルイス・ダ・シルバ・Jr
コメント (2)
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新・銭湯童貞~チェリーボーイの沸騰寸前5秒前~

2017-10-17 18:37:31 | OV
「銭湯童貞」が2年ぶりにシリーズ化されたようです
前作は東映さんからリリースされましたが、今回はオーパーツで10月4日にレンタルリリース
竹書房さんから12月2日にセルリリースされるようです
相変わらずの"美女 x お風呂 x 童貞クン"の三種の神器の定番設定ですが
今時こういうVシネマと言うか、OVがレンタル店で高回転すとは思えないのですが
ぞくぞく製作されてるということはそれなりに利益率あるのでしょうかねぇ
ま、私みたいなひねくれものばかりじゃないはずなんですが

老舗銭湯"昭和浴場"を営む一家の長男・林太は、銭湯を手伝う傍ら、
日々チェリーボーイの性(さが)から風呂屋の開店前の仕事中に
洗い場でカラダを洗う艶めかしい女性や
湯桶をセットしている時には湯に浸かる美しい女性が足を広げて誘ってくる妄想を・・・

ってもこれら妄想の具現化はヒロインの春原未来(スノハラミキ)さん
珍しい読み方ですので本名なんでしょうかねぇ
このお方もAV業界で活躍されてるようで、私にはお初の方です
で湯船にどぶどぶと頭まで浸かって飛び出てきたのはヒロインではなく
林太の出戻りお姉ちゃん演じてるOVではお馴染みの範田紗々さん
AV卒業されてVシネマではもう得難い存在になられてるようです
安心安定の範田紗々さん
もちろんハダカもOKですが

彼の妄想の対象の女性はいつも開店と同時にやって来るカップルです
彩菜と悠介を仕事にかこつけてのれんの前でお迎えすることで
現実と妄想の両方で美しい彩菜に会うことが何よりの楽しみだったのだ
悠介は彩菜にあこがれると同時に
実は姉も頬に傷のある悠介の男らしさに林太同様の妄想を膨らましていたりするが
そこは童貞の林太とちがって出戻り娘ですからねぇ
彼女の妄想は悠介とのセックスという、ある意味そこいらをしっかりと
描き分けてるのね

顔の傷でもわかるように悠介はステレオタイプなヤクザ屋さん
林太のあこがれの彩菜は実は高級コールガールだったんですねぇ

悠介がヒットマンとして姿を消し、林太に消える前に彩菜のことを頼んでいったため
はからずも林太は彩菜と親しくなり、悠介を恋い焦がれる彩菜を
悠介に変わって励ますが、このことが林太の童貞人生を大きく変えることになるという
これまたなんの捻りもないシノップスですが

銭湯の経営難と言った問題をロケ先の"昭和浴場"の手品による客寄せとか
ま、実名の銭湯ではありますがプロットの設定として"閉湯"と言った現実問題も絡ませての
73分のドラマ
しかし、タイトルがすごいよね”チェリーボーイの沸騰寸前5秒前”って

2017年製作、日本OV、シネポップ作品
高岡忠一監督作品
出演:春原未来、範田紗々、藤井健人、菅野達也
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腐女子探偵・桂香(グイ)

2017-10-17 00:57:23 | アジア映画
JK映画の次に”腐女子”映画
ある意味一貫してるような映画鑑賞となりましたが
TSUTAYAさんでは韓国映画の棚に置いてある体たらくのための
私自身あんまりジャケットを注視しませんから"桂香"を漢字名と認識していたのかしてなかったというべきで
軽く韓国映画と思い込んでレンタルしてきて、プレイヤーにかけて漢字ロゴの映画製作会社見て、始めて香港か中国映画と認識しました(汗

そんなこんなで原題は「宅女探偵・桂香」、多分に"宅女"ってのは日本語の"引きこもり"みたいなもんだろうと
"腐女子"ってのはちょっと違うキャラ付けですよね
一応ヒロインの桂香さんのご職業は副業?探偵、本業?"漫画家"(逆もまた真なりですが)探偵業では収入得てないようですし
漫画でも締め切り守らんようですが・・・専門の編集者さんがついてるみたいな・・・
ただ、かいてる漫画はどう見てもBL漫画じゃないような
ってことは"腐女子"じゃないよね竹書房さん

神がかり的な分析力と状況判断で推理を働かせ
警察も手を焼く迷宮事件を数々解決してきた感じで
捜査する刑事たちも一目置いてる探偵桂香
犯罪現場や捜査本部に平気で面を出す

今度の事件は身元不明のバラバラ死体
本部でも平気で遺留品にさわるは口を出すは、透視みたいな特殊能力があるのか
と思ったらそうでもなかったけども・・・
だってねぇなんだかわかんない遺留品は放置プレイだったし
しかし一応死体の身元が判明し

また探偵ということで狙撃銃を持ってスコープで覗いてる婆さんから
向かいの歯医者だったかの奥さんが自然死じゃなく殺人だから調べろって依頼されて
バラバラ事件と歯医者婦人殺人がひとつに収斂されていくわけで

物語自体は実に底の浅いつまらなさと言うか、底の浅さなんですが
そこまで歯医者のサイモン・ヤムだけでもたせていたような
桂香はグイグイイケイケなので後先考えずに行動して危機を招くと必ず助けてくれる
ヤムという刑事とある意味凸凹コンビ

ラストは、ヤンが調べた失恋相手のケインに怒りに一撃
ヤンと桂香の凸凹コンビでシリーズ化されていくのかな
ある意味私的にはこのライト感が好きなんですが・・・

2015年製作、中国・香港合作映画
オキサイト・パン監督作品
出演:ワン・ルオダン、ヴィック・チョウ、サイモン・ヤム、ティエン・シン、マギー・シュー、パウ・ヘイチン
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