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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

S.W.A.T. アンダーシージ

2017-10-13 21:28:04 | 洋画未公開
10月4日にコロンビア(SONY)映画からリリースされた未公開映画です
過去に「S.W.A.T.」、「S.W.A.T. 闇の標的」って言う映画がありましたが
一応三作とも所謂主役が所轄の市警察本部のS.W.A.T.チームが主人公であるのと
ニール・H・モリッツというプロデューサーが三作とも作っているだけで
三作にそれ例外に繋がりはありませんのでこの映画単体で見ても何の障害も起こりませんし
それぞれ別の都市警察のS.W.A.Tのお話

独立記念日の真夜中S.W.A.Tチームの小隊長がDEAからの情報で麻薬が大量にコンテナに隠されてるからDEAとの共同作戦に参加要請が入り出動する
このS.W.A..Tチームは彼だけの拠点を持っておりそこから出動するするようですねぇ
でDEAと町外れのコンテナを見つけると
何と大人数のコンテナ護衛の軍団に逆襲され
隊員の一人が命を落とすもののギャングを制圧し
コンテナを開けると、なかには・・・

キン肉マンなマイケル・J・ホワイト演じるスコーピオンという訳ありな男が鎖に繋がれていただけで
麻薬はどうやらガセだっったようで

独立記念日の休日と言うことでそいつをS.W.A.T本部まで連れ帰り
本部に監禁していたら、そいつを狙ってギャングの武装集団が
SWAT本部を包囲し、ジャミングで通信不能にされたS.W.A.Tチームが
孤立無援で身動きが取れなくなってしまうと言うことで
基本プロットはジョン・カーペンター監督出世作「要塞警察」ですかねぇ

そんなわけで中盤までは、まあまあ内容的にはよかったのですが、
本部を取り囲むギャングの人数が実は100人以上いたのですが
ギャングが本部ビルに突入して以降の展開は、如何せん戦闘シーンもかなりなこぜりあいって感じに・・・
あれだけいたはずのギャングを一応艱難辛苦で殲滅するのですが
コレが何と殲滅した人数が30人程度といつのまにかこじんまりしといった始末で銃撃アクション的に実に物足りない感じにおわっちゃいます

しかし、ギャングを殲滅して終わりではなく、もう一オチが待ってますが
このオチは読めます
エイドリアンヌ・パリッキが実にエロっぽいS.W.A.T管理官ぐらいしか見所がなかった映画
後はガトリング機関砲暗いかなぁ

2017年製作、アメリカ映画
トニー・ジグリオ監督作品
出演:サム・ジェーガー、マイケル・ジェイ・ホワイト、エイドリアンヌ・パリッキ
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日蔭者

2017-10-13 13:27:04 | 邦画
東映チャンネルで12日の昼間にOAされたものを録画したのを視聴
この映画実は鶴田浩二が「傷だらけの人生」で歌手として何回めかのプチブレイクし
その第二弾としてレコードリリースされた歌謡曲の映画化
先の「傷だらけの人生」は古い生き方しかできない男の哀感が実録路線にとって変わられようとしていた、ある意味断末魔で瀕死にあえいでいた着流しヤクザ映画に一筋の光明を与え
続編まで立て続けに作られましたが

映画としてはその流れで山下耕作監督で作られた映画ですが
ヤクザ映画末期の映画ですので東映さんも「傷だらけ~」一昨のみVHSで二次使用したのみで
「傷だらけの」の続編とこの「日蔭者」は完全に未ソフト化なんですねぇ
朝日出版だかどっかからでてる本屋さんで発売される東映任侠映画DVDの100本のラインナップにも入っていない

私はまだ、昭和館が健在な時に殆ど毎週のように通い、特に土日は競馬のおじさんたちのイビキを聞きながら東映任侠映画を未潰していましたが
この映画自体機会に恵まれなかったのかたった1回しか見ていなかったので
ある意味殆ど初見の状態で見ることができました

もう山下監督ですからオープニングからお花のアップで始まりますが
花に関しては殆どわからないのですが
こっそり日陰に咲く野辺の花と言うことで多分に映画の設定が秋ということとか考えて
秋桜子じゃないのかなぁ

鶴田浩二作品に池部良さんがご出演、
さらに何と加賀まりこさんが・・・池部・加賀といったら松竹作品ですけども「乾いた花」のコンビですか
加賀さんは組親分の貰いっ子で若頭である鶴田に仄かな恋心を
鶴田は花街で泥水すすって生きている松尾嘉代に惚れており
軍に召集されており自分の位置を弟分の葉山良二に譲って従軍していく

軍功をたてたものの傷病兵と・・・
2年の間に日本では天津親分が軍部と手を握り鶴田の組内に軍需工場を・・・
いつものヤクザ映画の典型的なプロットの設定が映画ですが
この映画待田京介が実にいい悪党ぶりで

自分をふった鶴田を見返したいと葉山のかみさんとして
一家を切り盛りしてる加賀の気持ちを利用して組をズタズタに・・・

鶴田浩二この映画でも珍しくケレン立ち回りでは長脇差なんですねぇ
殴り込みへの土手を町中を歩く鶴田に被る主題歌なんですが曲調と歌詞と台詞がある意味映画のプロットと乖離しているのがなんとも
そして大抵はここいらで池部との道行きになるんでしょうが
違う役者さとなら道行きにしたんでしょうけども「残侠伝」への遠慮だったのか

ラスト傷だらけの鶴田に被るように急にブルーのワントーンになり
野花を嘗めての松尾さん
ここで花だけに色をつけるよねぇ・・・って思ったら
来ました普通に全体カラーに戻ってのエンドマークでしたが
山下監督この映画では花に登場人物の心境を象徴させんかったのね

水準以上のできなんですが、なんで未ソフトなんですかねぇ
「博奕打ち いのち札」も未ソフトってのも納得できない

1972年製作、日本映画、東映作品
山下耕作監督作品
出演:鶴田浩二、池部良、葉山良二、待田京介、山本麟一、加賀まりこ、松尾嘉代、内田朝雄、梅津栄、天津敏、川谷拓三、高宮敬二、北村英三、北十学
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