MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

義父の通夜 ふしだらな弔問客

2021-07-11 23:11:42 | ピンク映画
7月2日にスターボードからリリースされたOP・PICTURESのR -15版の
この作品
見始めたら、なんと森羅万象さんがお亡くなりになって
その死なれた亡骸のは横でゆかりの弔問客がずっこんバッコンと姦るのを死んだ万象さんのナレーションで・・・

そうなんです、という事でちょうど一年前の7月に
日本映画専門チャンネルの深夜枠で「不貞一家と弔問の夜」のTVタイトルでOAされ
さらに一年後の今月のチャンネルNECOでも同タイトルでリピートOAされてる作品だったんですね

2019年の作品ですので故人櫻井クンの勇姿も見られるんですね
ピンク映画につきものの同一作品複数タイトル等言うことと
なんでこんな時にリリースしたんだということで
全編見ずに途中でやめてレンタル作品と切り替えることに・・・

でレンタルでごらんになられ、コチラに検索でこられた方は
上記リンク先に飛んでいただければ幸いです。
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新 デコトラのシュウ 鷲 〜任侠 人情 飯能の旅〜

2021-07-11 19:45:58 | 邦画
12年前のこの「デコトラのシュウ」シリーズはなぜか全く観ていないけれど
多少の設定は違っていても、ほぼ同じようなプロット作品だったんではないかと
もうタイトルからも分かるように、文太兄さんの「トラック野郎」を哀川翔で現代に甦られさせた作品にしては、ちょっとドタバタすぎるのう
文太兄さんに場合はクライマックスにちゃんと映画としてのクライマックスを設けているんですが
過去5
作品は見てないけど、なんでこの映画
敢えて映画というのはちゃんと劇場公開されてるからですが
映画的なクライマックスが皆無でして、見てて手に汗握ってエンドマークでほっと気を緩めるっていうような作品ではなかったのが残念でした

タイトルにあるように“デコトラ”っていうことで完全に文太兄さんへのオマージュ作品として
現役デコトラ集合させて派手に見せてるものの
デコトラ疾走させてるシーンもないんですね
も今回では冒頭パトカーと追っかけっこするデコトラのシーンもあるんですが
国家権力何するものぞのメッセージ性も皆無でして
まさか偽警官での公道レースっていうのはパロディではないような
パロディって書いたついでに言わせてもらうなら
吉沢明歩さんの“デコトラ⭐︎ギャル”はエロチック作品としてのパロディではあるんですが
城定監督は主人公を女に置き換えて完全なる「トラック野郎」を本格的にパクって見せてくれてたきがするんですが
この作品はギャグとコメディの羅列で作り上げた作品でしかないが、
良くも悪くも、作り手がみんなでギャグに走っちゃってるから
その辺観客と時代に迎合しちゃっているのかな
 
まぁいろんな意味でここまで書いてきましたけど「トラック野郎」のは呪縛から解き放されていなくて
エンドロールで哀川翔に「一番星ブルース」歌わせているのは
ご本人はいいかもしれませんが、ここまでやるとオマージュを通り越しているように感じてしまう
ヒロインへの思慕も寅さん並みだった桃次郎はどこに行ってしまったやら
申し訳程度に恋心があったんだって言うような付け足し感ってあかんやろ
劇中ちゃんと恋心の布石を貼っておかなきゃあかんやろ
突然終わり寸前に嫁に・・・っても現実味がないって言うか
布石貼らずにここまでの絵面じゃなくて、パターンとして観客に恋心ありました
を読ませるって映画としてはあかんやろ

役者たちに持ちネタのギャグやコメントをつみかさねても
そのコメディ感のクオリティはかなり古いし通用しない
さらに剛力彩芽ではヒロインとしての存在感が弱すぎる気がする
その割に脇は豊富な人材で埋めていて役者の無駄遣いでしかないような

そしてあまりにも中身のないストーリー、よくまぁ106分の尺を使った気がする
あまりにもくだらなく、また父親探しと言うベタなシノップスに
コロナ禍問題や、オレオレ詐欺に関するやりとり、つけ麺屋でのやりとり
賭場でのシーンから、終盤の病院での親子対面って盛りだくさん詰め込みすぎ 
賭場での丁半のコマの張り方はちゃんとしていたのだけは感心しましたけど
単なる作者自身の“東映オマージュ”が過度すぎるような気がする。
 
2020年製作、日本映画、「新 デコトラのシュウ 鷲」製作委員会作品
香月秀之共同脚本・監督作品
出演:哀川翔、剛力彩芽、水野勝、窪塚俊介、さとう珠緒、佐々木みゆ、永倉大輔、金子昇、宮下順子、岩佐真悠子、五代高之、江藤博利、渡辺裕之、新羅慎二、勝俣州和、柳沢慎吾
 
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リベンジャー・スクワッド 宿命の荒野

2021-07-11 14:02:44 | 洋画未公開
いつも言うように私はジャケット借りです
この作品も“一人完全武装!敵は大英帝国。”と言う惹句に惹かれてのレンタル
間違いなくコピー通りの作品でした。
初めは配給会社が彩プロさんですから、さほど期待はしてなかったんですが
アクション映画っていうような派手さはないものの
主人公のぶつけようのない怒りが画面から伝わってきます。
彩プロさんにしては見応えある作品だと思ったら
いわゆるWOWOWのジャパンプレミアム枠で初OA後、DVDリリースの未公開作品
 
1847年、数年前から飢饉が続くアイルランド。住民は疲弊しておりアイルランド人の命は実に軽いものとして扱われています
こう言った積み重ねが大英帝国として近代化されてからもくすぶっていてのアイルランド紛争になり、EU離脱でも真っ二つに意見が分かれる要因なんでしょうね
そんなアイルランド人の気持ちを表すかのように画面は空の色のようにどこか灰色がかって寒々とした雰囲気を醸しています。
 
疲弊して今にも死にそうなアイルランド人の中をピッカピカのブーツに軍の制式銃であるマスケット銃を鞍に付けた主人公がイギリス軍を脱走し
アイルランドに帰ってきた
当時イギリス軍に入隊したアイルランド人は非国民としてアイルランド人に排斥され
イギリス軍ではアイルランド人と蔑まされていたみたい
すなわちどこにいっても鼻つまみな存在なんですが
帰国すると弟は絞首刑に、母親は餓死しており、弟の家族が生き残っているものの
彼の目の前で家は没収され、甥っ子は警察に射殺されて
残った義妹と甥っ子はすみかをなくし凍死していた・・・
 
怒りに駆られた主人公マーチンは、一人で弟やその家族の敵討ちの行動を起こし
土地を統治してるイギリスの判事や警官、家族を蔑ろにしていた連中を1人また1人と殺害していくのだった
イギリス軍は、マーチンの行為に困り、マーチンとアルジェリアで戦友であり、罪人を尋問中に殺してしまい
死刑を宣告された元警部を連れて大佐がマーチンの捕獲にシルランドに派遣される
 
現実のアイルランドの窮状を目視していた一等兵は、アイルランドを統治の名目でお金儲けにしか思わない大地主の仕打ちに庶民の血が騒ぎ
彼らに穀物を渡せと反旗を翻すがあえなく射殺されてしまう
大地主に近づいたマーティンは守備良く大地主を捕まえて、敢えて自分に似せて大佐や警官に地主を射殺させることには成功するものの
 
死刑囚の元警部がなんとマーチンに最終的に加担するものの
マーチンは目的を果たしたのか命はてる
実に重苦しい作品でした、アイルランドの陰気な天候が住民の気持ちを表しているかのような作品
決して後味の良い終わり方ではない作品ですが
何度も言いますが彩プロ配給作品とは思えない逸品映画でしたねぇ
 
2018年製作、アイルランド・ルクセンブルク合作映画
ランス・デイリー共同脚本・監督作品
出演:ヒューゴ・ウィーヴィング、ジェームズ・フレッシュヴィル、スティーヴン・レイ、フレディ・フォックス、バリー・コーガン
 
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