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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

聖なる犯罪者

2021-07-18 23:03:45 | 洋画
ジャケット借りの私ですが、セットに組む作品が・・・
員数合わせにただ選んだだけだったんですが
地味な作品ではあるんですが、それなりに見せてくれるというか、見てるこっちにはある程度訴求力のある作品だった
 
簡単に言うと、少年院に入所したこと
つまり犯罪を犯した未成年
未成年の定理は18だか、二十歳だかわかりませんが
そこに入って矯正されてる主人公は教誨師の仕事に憧れてしまい
教誨師が来所するたびに教誨のお仕事のお手伝いするのが楽しみになってきていた
 
仮釈放で小さな村にある製材所で残りの刑期を社会復帰兼ねて働くことになり
そこにいくものの途中にある村のを教会に寄ったことで
そこにいた少女に職業話聞かれ牧師とは答えてしまう
ひょんなことで村に住む牧師さんが倒れ、なんと資格も何もないまま彼の口から出まかせが本当に・・・
 
牧師さんのを代わりに教区を守る牧師さんになってしまう
見様見真似でなんとか告解とか説教とかを仕切るようになっていく
べつに悪気があったわけではなくて村に必要な牧師さんに・・・
そんな中で若者6人が酔っ払い運転のクルマに当てられて、酔っ払いの当事者と6人とも死んでしまって
加害者が若者の親たちに村八分に・・・
先程村八分って書いたけども、村十分ですよね、加害者の奥さんは、死んだ加害者を埋葬させてもらうこともできずにいたみんだから
 
この偽者の牧師さんが奔走して死んだ若者の親たちを説得して、ようやっと埋葬させてもらえることに・・・
元々犯罪者が村の中心の教会で資格もなしに牧師ととして村にはなくてはならない存在になっていくんですね
この主人公元は犯罪者ですが今ではそんなことは微塵も感じさせずに村の中心人物に・・・
 
そんな加害者の葬儀で説教を垂れる段になった時に
なんと少年院の教誨師が現れて・・・
資格のないものが教会の仕事は出来ないし、ましてや元々犯罪者は牧師の資格取得も不可だそうで
葬儀の説教は教誨師が代行して行い
 
今まで彼を信じてきた村人の前で法衣を脱いだ彼の体には無数のタトウーが
善意ではないものの、憧れから見様見真似で牧師を演じてきて
村人の支えとなっていた主人公って
たとえ偽者であっても人々に癒しと信仰の正しさを導いた彼を責められるものではないとは思うのですが
 
彼は偽者としての犯歴ものの加わって、再び少年院にもどらされるのだった
厳しい現実を知ることになるんですが
彼が村人たちと過ごした偽牧師の時に行った行為は完全に牧師さんそのものだったと言ってもいいんですが・・・
 
ちょっとした問題提起をしてる作品だった
何が正義かっていうことですよね
 
2019年製作、ポーランド ・フランス合作映画
ヤン・コマサ監督作品
出演:バルトシュ・ビィエレニア、エリーザ・リチェムブル、アレクサンドラ・コニェチュナ、トマシュ・ジェンテク、レシュク・リホタ、ルカース・シムラット
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夫婦のカタチ 夫に覗かれて・・・

2021-07-18 17:20:18 | ピンク映画
7月の日本映画専門チャンネルでの深夜枠でOAされてるこの作品
一応OP・PICTURESのR +での15版ですが
この作品お初だと思って録画しといて、さっき見たんですが
なんなんだ霧島さくらさんが漫画家志望の女の子で
エロチック漫画描くならデビューさせてやるとエロ雑誌編集長に諭されて
処女なのにエロチック作品で漫画家デビューすることになった・・・


見始めたら、なんと霧島さんの漫画家で、作品の下調べのために
とある夫婦の旦那さんと奥さん、そして浮気相手にあたるんでしょうか
旦那さんの商売がAV監督でして、主演女優さんとHしちゃうって
 
その三人からお話を聞くと三者三様に言い分が違ってて・・・
そうなんです、という事で黒澤明のかの名作「羅生門」と言うべきか
原作者の芥川龍之介の『藪の中』と言うべきか
まぁ映画つながりですから「羅生門」をモチーフに谷口恒平監督が本まで書いての
ピンク映画初演出作品「悶絶劇場 あえぎの群れ」と言うR -18の劇場公開作品を
 
2019年のOPフェスに出品した時にはR -15作品として「やりたいふたり」のタイトルで公開されたのを
ここのブログでも衛星劇場でのOAを視聴してまして
さらに言わせてもらうとスターボードからR -15作品でDVD化された時のタイトルは
「やりたいふたり 寝取られのを美学」でした

日本映画専門チャンネルの深夜枠では「夫婦のカタチ 夫に覗かれて・・・」のTVタイトルでOAされてたんですね
 
漫画家のを霧島さくらがインタビューする喫茶店は
エロチック作品やピンク映画ではお馴染みの喫茶店マリエールでロケされてたんですね


で今月日本映画専門チャンネルでこの作品を御覧になられてコチラに検索でこられた方は
上記「やりたいふたり」のリンク先に飛んでいただければ幸いです。
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