ジャケット借りの私ですが、セットに組む作品が・・・
員数合わせにただ選んだだけだったんですが
地味な作品ではあるんですが、それなりに見せてくれるというか、見てるこっちにはある程度訴求力のある作品だった
簡単に言うと、少年院に入所したこと
つまり犯罪を犯した未成年
未成年の定理は18だか、二十歳だかわかりませんが
そこに入って矯正されてる主人公は教誨師の仕事に憧れてしまい
教誨師が来所するたびに教誨のお仕事のお手伝いするのが楽しみになってきていた
仮釈放で小さな村にある製材所で残りの刑期を社会復帰兼ねて働くことになり
そこにいくものの途中にある村のを教会に寄ったことで
そこにいた少女に職業話聞かれ牧師とは答えてしまう
ひょんなことで村に住む牧師さんが倒れ、なんと資格も何もないまま彼の口から出まかせが本当に・・・
牧師さんのを代わりに教区を守る牧師さんになってしまう
見様見真似でなんとか告解とか説教とかを仕切るようになっていく
べつに悪気があったわけではなくて村に必要な牧師さんに・・・
そんな中で若者6人が酔っ払い運転のクルマに当てられて、酔っ払いの当事者と6人とも死んでしまって
そんな中で若者6人が酔っ払い運転のクルマに当てられて、酔っ払いの当事者と6人とも死んでしまって
加害者が若者の親たちに村八分に・・・
先程村八分って書いたけども、村十分ですよね、加害者の奥さんは、死んだ加害者を埋葬させてもらうこともできずにいたみんだから
先程村八分って書いたけども、村十分ですよね、加害者の奥さんは、死んだ加害者を埋葬させてもらうこともできずにいたみんだから
この偽者の牧師さんが奔走して死んだ若者の親たちを説得して、ようやっと埋葬させてもらえることに・・・
元々犯罪者が村の中心の教会で資格もなしに牧師ととして村にはなくてはならない存在になっていくんですね
元々犯罪者が村の中心の教会で資格もなしに牧師ととして村にはなくてはならない存在になっていくんですね
この主人公元は犯罪者ですが今ではそんなことは微塵も感じさせずに村の中心人物に・・・
そんな加害者の葬儀で説教を垂れる段になった時に
なんと少年院の教誨師が現れて・・・
資格のないものが教会の仕事は出来ないし、ましてや元々犯罪者は牧師の資格取得も不可だそうで
資格のないものが教会の仕事は出来ないし、ましてや元々犯罪者は牧師の資格取得も不可だそうで
葬儀の説教は教誨師が代行して行い
今まで彼を信じてきた村人の前で法衣を脱いだ彼の体には無数のタトウーが
善意ではないものの、憧れから見様見真似で牧師を演じてきて
村人の支えとなっていた主人公って
たとえ偽者であっても人々に癒しと信仰の正しさを導いた彼を責められるものではないとは思うのですが
彼は偽者としての犯歴ものの加わって、再び少年院にもどらされるのだった
厳しい現実を知ることになるんですが
彼が村人たちと過ごした偽牧師の時に行った行為は完全に牧師さんそのものだったと言ってもいいんですが・・・
ちょっとした問題提起をしてる作品だった
何が正義かっていうことですよね
2019年製作、ポーランド ・フランス合作映画
ヤン・コマサ監督作品
出演:バルトシュ・ビィエレニア、エリーザ・リチェムブル、アレクサンドラ・コニェチュナ、トマシュ・ジェンテク、レシュク・リホタ、ルカース・シムラット