列島制覇ー非道のうさぎーVol.3

明日7月16日に小沢仁志さん主演の東映ビデオ作品で制作した

配信専用のVシネマ「列島制覇」の第三弾がリリースされると思っていたら

レンタル店だけ第5話と第6話を収録したDVDをリリースしてるんですが

セルでは“Vol.4”までをワンボクスにしたDVD -BOXがリリースされてて

どうせならレンタルよりは・・・って事で購入してしまいました

 

列島制覇ー非道のうさぎー5

前作「列島制覇－非道のうさぎ－Vol2」の第4話で撃たれたまま合唱の全国大会の県大会に出場し

何と本戦に出場できることに・・・
県警OBの合唱団とはお話のプロットから消えてしまったようですが

いつまた出てくるかはわかりませんが

意気揚々と帰ってきたウサギチームですが

実は葵の姐さんから本業の方でのお話が宇佐木の方にくるんですが

 

それは空港ができて・・・神奈川に空港いるのかわかりませんが

それによってこの宇佐木がシマにしている商店街の土地を再開発して

幹線道路に沿って商店街の地にショッピングモールを作る

その片棒を担げと葵の姐さん

判断に迷う宇佐木ですが、そこに合唱の先生であるみゆきが来て

なんと地上げショッピングセンター再開発の企画書を見てしまい

宇佐木の職業を見抜いてしまう

 

一方敵対する菊村組では、右京を差し置いて、桐原が宇佐木がやらないならと利権と菊村組乗っ取りに二兎を追う奸計を画策して葵の姉さんに近づいていく

 

列島制覇ー非道のうさぎーVol.6

どうもようやっとVシネマの本随に入ってきたようで

っていうかみゆきに正体がバレた関係もあって合唱の練習とかお話はこの5話6話では

回想シーンのみで

本筋の極道のプロットでこっちにとっては面白いお話でしたねぇ

菊村を巡って桐原は菊村と右京の両方を消すことに腐心してその実行の犯人に宇佐木を当て込んでおるものの

宇佐木が煮えきれずにいるもんだから,

合唱に兄貴を取られたって思う片岡を、なんと葵の姉さんが菊村暗殺を依頼してしまい

関東と関西の大同団結2動き出すのだったが

拓海が桐原組に拉致されたのを助けに行くと桐原組の連中に右京が取られそうなとこに出くわし

右京を助けてしまう

 

そこに葵の姉さんからの電話で片岡が菊村のタマをとりに行ったことを知り

右京の案内で菊村の別荘に・・・
なんと片岡は命を落としてしまうのね、若旦那いいキャラしてましたが、これでFOですか

 

そういや第5話の回想シーンでは再び小沢和義さんが

第6話にはまだ関係が続いていたんですね、宇佐木の女として川上奈々美さんが出演されて“アメイジング・グレイス”を口ずさんでいましたねぇ

 

さてVol.4の8話で完結しちゃうんですね

 

2021年製作、日本Vシネマ、東映ビデオ作品
内田英治・中元雄原案・監督作品
出演：小沢仁志、新羅慎二、真飛聖、吉村界人、小柳友、高橋光臣、近藤芳正、小沢和義、萬田久子、高橋正典、笹野高史、川上奈々美

 

トラップ・ガール 美しき獲物

個人的に大好物なガールズリベンジアクションの作品

いわゆるB級作品でしかないんだけど、ちょっとリベンジものとしては変則でしたが

かなりな拾い物作品でした

84分という短尺なんだけど、実に面白くて、かつオチが秀逸だったなぁ

牛っていう動物の恐ろしさを改めて知らされた気がする

牛のモツであるところのこの映画で使われた胃袋ってミノ・ハチノス・センマイ・ギアラのどの部位だったんだろう・・・
ブルース・ダーンも随分歳取られてしまわれたんですねぇ

お姉ちゃんに一捻りで昇天させられちゃうんだもんねぇ、ちょっと寂しい

警察もどこまで信用していいものだろうか？

 

写真家の女性ハーパーはバージニアのとある森でアカシカの撮影にきていて

偶然残酷な拷問の現場を目撃してしまい。写真家として現場写真を撮って

その場から地元警察に届けるが、そこで何者かに連れ去られ監禁されてしまう

気づけばどこかの納屋に連れ込まれ、先程の拷問していた男たちが待ち伏せしていたのだった
突然、不条理な暴力の世界に投げ出された一人の女の運命は・・・

 

犯されたような映像から一転して、誰もいない納屋で逆さ吊りされた彼女

後ろ手に縛られた中で振り子に身体を揺すって梁のはしにある電球をなんとか割り

手の縄を切りなんとか体勢を立て直しフックから足を外して森に逃げ込む

命からがら逃げるんでこのまま町まで逃げ出すかと思いきや、森の中などで罠を仕掛けたりして拉致監禁乱暴し自分を追いかけてきた男達を次々に血祭りに上げていく

そうでしたガールズリベンジアクションですからねぇ。
そして、森にそびえる立派な家を見つけ電話を借りようとするのだが

 

この家の老人がブルース・ダーン

心臓病を患っている老人役、ひとくさり二人で交わす言葉に
その老人の正体は主犯格の男サイクスのお父さんだった。

殺した男から奪っていた薬物を心臓病の注射器に仕込むハーパー

ここまで折りたたみのナイフ一本でまさかの殺し

追っかけてきた男の隙をついて荷物の中にあった銃弾のパッケージを焚き火に入れての銃弾の暴発とか

実にランボー並のサバイバル術に長けたお姉ちゃんでしたよね

そこいらにあるドラム缶でイカダを作ったり

どこからこんなサバイバル術を身につけたんだっていうような・・・

 

実はこの姉ちゃん体に化学物質を浴び、爆発による熱傷がある状態で発見され、

病室で刑事の事情聴取でここまでの経緯を自分のは口で語ってきたものを映像化した顛末だったんですが

こんだけサバイバルに長けた彼女も最終的には敵のボスを倒せてなくて

逆に捕まってしまい

なんと死んだ牛の胃袋に埋め込まれてしまうんですね

 

牛の胃酸は強靭で・・・って事でひとくさりその牛の消化機能の蘊蓄を聞かされて

胃袋に押し込められ牛の腹を縫合された隙間から外界を見てる彼女の目のをクローズアップで

映画は終わる

リベンジものとしてはラスボス倒せない作品

逆に牛の胃液（酸)でボロボロに火傷ケロイド状態にされるヒロインって・・・

なかなか面白いオチでした

 

ヒロインのお姉ちゃんアナベル・デクスター・ジョーンズ中年おばさんではありますが

川の中から飛び出して男を倒すシーンでB地区ポチっていうお色気シーンがありましたねぇ

ただそれだけ

 

2019年製作、アメリカ映画

テディ・グレナン脚本・監督作品
出演：アナベル・デクスター・ジョーンズ、ブルース・ダーン、ロバート・ロングストリート、マイケル・ウィーヴァー、ロス・パートリッジ