なんの映画だったたのか、普段あんまり見ない本編前にあるトレーラー
これで強烈かまされて、邦画を積極的に見ていこうの企画の一本に加えた作品
出てくる女たち全員がデリヘル嬢
そうデリヘル嬢の控え室で起きる日常を点綴してるんだってことで
映画のレイティングはR -15ではありますが
あからさまにセリフとして客との交情を語ってるくらいで
エロくもなんもない作品
おっぱい一つも出てきいひん作品
主演のお姉ちゃんからして私の知らない女優さんであったし
っていうかデリヘル嬢のたまり場で、彼女たちの日常を支える女性スタッフと言った感じ
実はオープニングに独白で高校生で処女喪失し、大学では合コンでお持ち帰りされたりと
それなりの静的経験があるということで、職業選択に貴賤はないとこのデリヘルにリクルートスーツで就活して
採用されるもののリクルート姿で最初の客との接触で”ムリー“って逃げ出してカノウって女の子の目を通して
底辺に生きる男たち(そうデリヘル嬢を現場まで配送するお仕事)やらデリヘル嬢たちの姿を描いた群像劇
なんとなく見ててこの溜まりの部屋からからあんまり動かないから
そうなんだろうって思って見終わって調べたら
山田佳奈監督自身の書かれた舞台劇の映画化でしたねぇ
いやオープニングのカノウの独白から映画の世界観にグッと引き込まれた作品
伊藤沙莉さんのしゃがれた声が素敵でした
タイトルなるほどねぇ
伊藤沙莉さんのしゃがれた声が素敵でした
タイトルなるほどねぇ
誰でも自分の人生にタイトルなんでつけられない
っていうか底辺に生きてる人間なら尚更ですよね
実に旨いタイトルでしたねぇ
そこに人生を捧げてというか、そこだけでしか実際に生きていけない女たちの人生が底辺かどうは、他人が勝手に決めるんではなくて
そこに人生を捧げてというか、そこだけでしか実際に生きていけない女たちの人生が底辺かどうは、他人が勝手に決めるんではなくて
本人が底辺で生きるしか道がないと認識しているからこそ、
その中でも矜持を保ッて他の人よりは自分はマシだと思いたかったり
自分の選択でここにいるんだと思いたかったり
なんとかやり過ごす方法を見つけたり
他人を見下したりバカにしたり
逆にその痛みを相手つかれて逆上したりして生きていかねば実は生きていけないんだ
ていうか
人生の縮図みたいというか
人間の吐きダメを見せつけてくれる作品
実にメッセージ性の強い作品だったかな
そうデリヘル嬢で薹のたったデリヘル嬢に片岡礼子さんがいたなぁ
2019年製作、日本映画、DirectersBox作品
山田佳奈脚本・監督作品
出演:伊藤沙莉、恒松祐里、佐津川愛美、片岡礼子、でんでん、行平あい佳、モトーラ世理奈、田中俊介、般若
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