積極的に日本映画を見ていこうと言う企画で視聴した作品
第25回小説すばる新人賞を受賞した行成薫の原作を映画化した作品
これは原作が良かったからでしょうか、
映画の“ラスト20分の真実。この世界の終わりに、あなたは心奪われる――。”
とキャッチにもあるように
どんだけ散々映画を見まくってきていた私のはずなのに
私自身”ラスト20分“まで全くオチがヨミ切れてなくて、なんでマコト役の新田真剣佑が
あそこまで、身分違いの中村アンに一目惚れして
執拗に恋心を燃やしていくんだって、
さらに大人になってから山田杏奈演じるヨッチが出演パタって止まってるなぁとは思いつつ見てるには見てたんですが
完全にヨミきれてませんでしたねぇ
主人公は一応岩田剛典演じる城田(キダ)とマコト、この幼なじみの親友二人がプロポーズ大作戦を実行する現代パートと
この両親を亡くした同じ境遇の山田杏奈演じるヨッチが転校してきて
三人がマコトがキダにドッキリを仕掛けて心を通わせていく小学生時代、
中学生時代そして高校時代の三人の濃密な時間をキダが、ことあるごとに回想シーンとして語っていく中で
高校時代2人の男はヨッチを好きになり、ヨッチも2人を好いており
キダが告白した時に、ヨッチは二日遅かったって・・・
そう二日前にマコトはヨッチに告白しており、ヨッチは受け入れていたのであった
そう二日前にマコトはヨッチに告白しており、ヨッチは受け入れていたのであった
キダの引き際が実に見事というか潔い
高校を卒業し2人の男は町の自動車工場の修理工として就職しており
そこに中村アン演じる政治家のお嬢さんであるモデルのリサがポルシェで犬をはねたと修理に持ってくると
なんとマコトは一目惚れしたのか、その場でリサを口説きにかかるのだった
ここでヨッチに告白してるのに何故?っていうくらいしか思わなかったんでが・・・
その二日後マコトは修理工場に辞職願いを出して町から消える
そして2年後、修理工場は道路拡張で立ち退きを受けて
キダは修理工場の社長から紹介された
裏稼業の会社の非合法な交渉人となる
裏稼業の社長はキダにマコトの現状を教えてくれる
彼は必死で金を蓄えており、キダのは援助もあって4000万でワイン会社を買い
実業界にデビューし
リサに近づいて彼女のハートをガッチリ掴む
っていうかリサに婚約者がいたのだが、こいつの弱みを握ったキダに婚約者はおどされ婚約解消させらて
キダとマコトは、マコトのリサへのプロポーズ大作戦を実行に移していくのである
随所に伏線が貼られており、キャッチにある”最後の20分“でそれらが見事に回収されてて
実に面白く見られました
いやよくできてる作品でした。新田真剣佑始めてみましたがちょっとした表情に千葉ちゃんがチラっと見えるんですね
DNAって恐ろしいですねぇ
この映画のメイン製作会社にRIKIプロジェクトが・・・って事で
製作者の1人に竹内力さんのお名前が・・・
2021年製作、日本映画、「名も無き世界のエンドロール」製作委員会作品
佐藤祐市監督作品
出演:岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、石丸謙二郎、大友康平、柄本明
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