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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

エロティカクイーン アララト

2021-07-19 23:28:14 | 邦画
日本映画専門チャンネルで4日と12日の深夜枠でOAされた作品
日本映画専門チャンネルでは“エロチカクイーン”シリーズと銘打ってOAされており
この作品が最新作ですが
実は越川監督の作品として「愛の小さな歴史 誰でもない恋人たちの風景 vol.1 」と「あざみさんのこと 誰でもない恋人たちの風景vol.2 」も、「エロティカクイーン 愛の小さな歴史」、「エロティカクイーン あざみさんのこと」とTV用のタイトルにして
キングレコードが「悲しき天使 」としてリリースした作品にも、「エロティカクイーン 悲しき天使」さらに「メビウスの悪女 赤い部屋 」も「エロティカクイーン メビウスの悪女」とこれまたTVOA用のタイトルにして同一シリーズ作品のように括ってきてますが
 
この作品は「アララト 誰でもない恋人たちのを風景vol.3」として、越川監督の三部作として、この5月に公開されたばかりの作品ですので
未だDVDリリースの情報は全くありません
主役の行平あい佳さんは城定監督の「私の奴隷になりなさい 第2章 ご主人様と呼ばせてください」で主役を務めた女優さん
その時に知ったんですがなんと日活ロマンポルノの爛熟期を支えた寺島まゆみさんの娘さんですよね
お母さんのデカパイには及ばない、私好みのちっぱいな女優さんですが
演技もしっかりされてるし、脱がれるのにも抵抗のない今後楽しみな女優さんです
 
脳の血管が切れて左半身に麻痺があるスギちゃんと
その彼を支えてファミレスで夜間のバイトをしてるサキ
スギちゃんは思いどおりにならぬ自分の体を見て余すと同時に愚痴一つ言わずに自分を支えてくれてるサキに焦燥感を抱いての日常を送っている
そんな彼を支えるのに負担とも感じないサキではあるのですが
スギちゃんがサキに負担を感じるようになるにつれ
二人の関係に隙間風が吹いてくるにであるが・・・
 
そんなサキちゃんも自分日本映画負担を与えてるという彼の考えが理解できず
”愛とは後悔しないこと“ってなんかの映画のテーマであったけど
自分の愛を負担に感じるスギちゃんに、そんな隙間を同じファミレスの同僚が肉体的に埋めてくれるもののだから
 
無償の愛ってあるんですよね、多分
そんなスギちゃんとサキとは、お互いを思いやる何上での別居と離婚に至ってしまうんだけど
スギちゃんの父親に死をきっかけにして再び二人は・・・
離婚中にサキは同僚との間で肉体的な満足感は得られるものの
精神的な安心感というか安定は得られていなかったようで
再びココロと心が繋がったサキとはスギちゃんは、脳溢血以来疎遠であった肉体関係での安心安定なものを得ることに・・・
 
このシリーズには珍しく2時間強の作品でしたが
十分に楽しめた作品でした、
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2021年製作、日本映画、キングレコード作品
越川道夫脚本・監督作品
出演:行平あい佳、荻田忠利、春風亭㐂いち、後藤ユウミ、鈴木博文
 
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ホイッスラーズ 誓いの口笛

2021-07-19 17:49:50 | 洋画未公開
GEOさんには導入されてなくて
前の緊急事態宣言化で臨時休業していたTSUTAYAさんにあった
6月にリリースされた作品
なんとなく7、80年代のっていうか、映画自体の時代背景も90年代くらいかその前後ですし、製作国はドイツ・フランス・ルーマニアということで
一応はイタリアが絡んでないものの、見ててこっちはどことなくイタリア映画の犯罪映画のジャンルであるジャーロ作品を見てるような錯覚に・・・
 
主役はハゲたオッサン刑事、ある日麻薬組織に関係している美女から、逮捕されてる組織の人間を逃がす手助けをしてほしいって頼まれるんだけど、
このオッサン汚職刑事だから、家中警察に監視カメラで監視されてるわけよ。
その接触してきた美女はそこんとこを折り込み済みで、自分を高級娼婦に見立てて
刑事の部屋に入り込み
で、部屋の中の監視カメラを意識して監視者を信じ込ませるために、2人は姦りはじめる。
こんな美女といくら監視者に見せつけるために姦れるなんて幸せですよね
そしてヨーロッパではちゃんと女優さんも脱いでくれてるし・・・
もうマッパでハゲオヤジに馬乗りですよ
 
女の依頼には、捕まってる組織の人間を逃がすための準備として、組織が連絡手段としている“口笛言語”というものを覚えろ、そのために”口笛言語“の本拠地まで行って、習えっていう条件があって
そこで汚職刑事のハゲオヤジは、“口笛言語”の指導を受けたりするんですが、実際に
そんな言語があるのかどうかはわかりませんが
数日のレッスンで”口笛言語“をマスターしちゃうのはフィクションの最たるもんですよね
 
“口笛言語”をマスターしたハゲ刑事地元に戻って、計画を実行に移す。
もともとハゲ刑事と捕まってる組織の人間っていうのもなんか顔見知りだったり。
それを女上司が感ずいてい家中監視カメラで監視もされていたってわけ
 “口笛言語”を覚えるためのカナリア諸島行きっていうのも・・・上司公認の捜査の一環だったりするのか?なんか、その辺の真意が読み取れない
ってのもこの人現役刑事なのにどんだけ休暇取ってカナリア行っていたんだって事で
 
さらに帰ってきてからは女上司にべったりくっついてのはどっち側の人間なんだかよくわかんないし
結局最終的に麻薬組織撲滅までに”口笛言語“を覚えるという部分が長いのと
カナリアで教えてくれる一人にあの美女がいたりして
ハゲオヤジ下半身熱くしたりと実に回りくどい演出だったんですが
 
でもそれがミステリー、サスペンスとして後半に生かされていくんですね
後半は女上司のゴリ押し捜査と相まって
思っていた以上に後半から面白くなってきますよ
 
後半ではドンパチもあるし、場末のホテルを舞台にした、トリックサスペンスなんかも展開され、殺しのテクニックなんかはどっから見てもジャーロ映画でしかないんだよね
最終的にようやっと“口笛言語”が生かされて
さらになぜか美女とハゲオヤジのヨリが戻ったりでのハッピーエンドだった
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2019年製作、ドイツ・フランス・ルーマニア合作映画
コルネリュ・ポルンボユ脚本・監督作品
出演:ヴラド・イヴァノフ、カトリネル・メンギア、ロディカ・ラザール、アグスティ・ビジャロンガ、ザビン・タンブレア、ジョルジェ・ピステレアヌ
 
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