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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

ジェノサイド004

2021-07-28 23:05:09 | 洋画未公開
見てる間は、ニール・マクドノーが完全なる悪役で出演されてましたので
アメリカ映画だドラマ思って見てました。
ニール・マクドノーが経営する軍事産業が開発したAI搭載ロボット型兵器の試用運転をするのにカンボジアとベトナムの国境近くの森林地帯を選択した
兵器ロボは4体、地上からロボのモニターやら行動原理とかの制御のために人型AI殺人兵器ロボを開発した技術者も現地に派遣しての万全の態勢で臨んだ試験運用だから
人はいないハズだった

しかしそこは、ヤクの売人たちのアジトであり売人家族が住んでおり
子供も女もたくさんいるは、その中に元ネイビーシールズがいたり
さらに道に迷ったアメリカNGOのボランティア医師団まで加わってヒコーキから投下された人型ロボ4体が落下傘で降りてくるのを見ていた・・・

誰もがいないとこでの実験だったんですが、そこには民間人がウヨウヨいたモンだから秘密を守るために協賛のCIAが介入してきて目撃者全員殺せと命令が降る
そう殺人兵器の性能検査と実験も兼ねてのCIA判断に
現場技術者は二の足踏むものの、本石にいる恋人や家族まで調べらてて
命令に従わなければ家族が死ぬと脅されて
仕方なくロボによる無差別殺戮が始まる

さらにロボたちは、作戦行動によってAI学習して賢くなり、人間たちの抹殺にも趣向が・・・
逃げる姉ちゃんの頭を足で踏み潰したり
射撃だけでないんですね
ただ落下途中で一台の落下傘が開かずに現在起動して殺戮してるのは3台だけ
殺人マシーンですから子供も女のに見境なくただただ殺戮を・・・

こんなロボットアクション映画ですが、一応ロボはCGですが動きとかはかなりショボいのですが、まさかのおーストラリア映画ですから
でてる役者さんは、ニール・マクドノーしか知らない人ばっか
逃げ回る人間の中に元ネイビーシールズがいるんだけど、戦闘能力は半端ないんだけど、相手がロボでは太刀打ちできずに
ロボの目を盗んで逃げ回るのみ
 
っていうか落下傘が開かずに地上に落ちたロボ
ロボですから落ちて元壊れないわけですが、落ちたショックから違う方向性が目覚めて
現地指揮系統のPCと同化させ、PCから情報を勝手に自前でアップロードして
自分で学習して能力をアップしていきます
これが軍事産業とCIAには予想外で、他の三体に抹殺を命じます
って言うことで人間vs三台の殺人ロボvs自動学習ロボットとの三つ巴の戦いが2時間13分の尺の中で繰り広げられます

ロボが人間の構造を学ぼうと、死体を勝手に解体して、心臓や脳味噌を取り出したり、顔面の皮を剥いで被るというようなホラー顔負けなシーンもありますが
死ぬ人間がドンドン増えていくしかないのも事実

突っ込み所はそれなりにありますが、かなりカッキリと作られた作品で十分に見応えあるし見てて退屈はしません
原題は「MONSTERS OF MAN」ですが、配給会社が
ロボたちが麻薬組織の村人やNGO医師団を殺戮殲滅しようという内容から「ジェノサイド」ってつけたんでしょう
さらに004って自動学習し人間を殺さないロボのことだったようですね

2020年製作、オーストラリア映画
マーク・トイア脚本・監督作品
出演:ニール・マクドノー、ブルット・チューター、ホセ・ロセット、デイビット・ハヴァーティ、ポール・ハーパニエミ
コメント
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