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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

インデペンデンス・デイ2021

2021-07-20 23:02:48 | 洋画未公開
超大作映画の邦題に西暦が付いた、いわゆるアサイラムがよくやる
大作パクリタイトルシリーズ作品ですがアサイラム作品でもありません
このパクリ「インディペンス・デイ」シリーズはほとんど2年おきくらいにリリースされてきており
今年もリリースされましたが、どうやらこの作品、WOWOWのジャパンプレミアで先行OAされていたようですね。
 
完全なるパクリの地雷映画に代わりはんせんのですが、よくまぁWOWOWで先行OAされたなぁって感じでしたが、
ジャケットにあるような宇宙船が最後に出てきます、この宇宙船のCGのクオリティはそれなりですが
それに乗ってる宇宙人の造形は完全に着ぐるみです、ヘルメットかぶってますけど
この触手で人間の生き血を吸い取ります、吸血鬼宇宙人でやんす
こんな宇宙人にLAは完全に制服されてしまうんです
 
っていうかオープニングは輸送車両に乗っかるSWATの連中
麻薬ボスを逮捕に向かいます
麻薬ボスとSWATの戦闘もちょっとショボイんですが、なぜか麻薬のボスの息子が宇宙人の伝承を知っていたりする不思議なオープニング
そしてSWATの隊長さんは骨髄の癌で余命宣告されてるんですね
その癌が伏線だってスグバレてるよね吸血宇宙人だもん最初から
 
でなぜか麻薬ボスを移送中に宇宙人に襲われたSWATは近場の郡刑務所に避難すると
そこにはほとんど武器がなく・・・
ってここいらちょっと「要塞警察」へのオマージュぽかったけど
麻薬ボスも倒されてSWATも一人また一人と倒されて
ついに隊長と女性隊員がUFOに拉致されて
 
宇宙船内での攻防戦で隊長は血液を吸われるが逆にその血で宇宙人を撃退できてしまうんですね
とにもかくにも完全なるB級作品で、ツッコミどころもこれまた満載で
またSWAT等宇宙人との攻防戦というだけの戦闘作品ですから、いくらセリフで“ロスもアメリカも落ちた”っての言われてもねぇ、完全にスケール感に乏しく
一応本家「インディペンス・デイ」みたいに隊長さんの血で宇宙人を撃退できることがわかって最終的にはその癌の血を元に米軍の反抗が・・・

結局SWATで生き残ったのは女性隊員一人だったわけですねぇ・・・
地雷好きにはたまらん作品ですが、これで104分の尺は私でもちょっと苦しかったかな
8、90分くらいでまとめて欲しかった
なんで麻薬ボスの子供が宇宙人を知っていたのかがわかんねぇし
この子のお母ちゃんがオープニングでマッパで過激なファックし
SWATにいち早く気付いてマッパにマシンガンでSWAT撃ちまくるもののボカシが・・・
 
2020年製作、アメリカ映画
ブランドン・スレイグル脚本・監督作品
出演:リチャード・グリエコ、ジョリーン・アンダーソン、ダグラス・タイット、ロバート・ラサード、タラ・リード
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キラー・テナント

2021-07-20 14:50:55 | ピンク映画
7月2日にスターボードからDVDリリースされた
2020年の<OPフェス>でR−15に再編集して作られた作品
劇場公開時のR−18作品では「怪談回春荘 こんな私に入居して」というタイトルでした
一応怪談映画と銘打っているんですが
いわゆる日本的な怪談映画とは違いシュールな作品となっていて
個人的にちょっと意味不明な部分もあるんですが
っていうかどこか消化不良な感じの作品だったような気がする
 
どこかの地方都市のアパート。家賃が払えずにいる村田吾郎は彼の部屋に転がり込んだ女に身体を売らせてショバ代をかすめようとしてるがこの女ショバ代も全く払ってくれない
ゴミを拾ってきてはそれをアパートの住人に半ば脅し同然で売りつけてなんとか日常をしのいでいた吾郎
しかし、大家が連日のように滞納家賃の取り立てに
いよいよ切羽詰まった吾郎に追い討ちをかけるように大家は
ヤクザを入居させて
脅しをかけてくる
 
これってR−15ではあるもののピンク映画ですよね
なんとキャスティングクレジットのを1枚目に石川雄也とくるんですよ
で、次に桜木希音となってるんですね
まずはピンク映画の常識をキャスティングクレジットから破ってくれてますけど
でその桜木希音が石川雄也演じる吾郎の部屋に転がり込んできて“使用中”のを張り紙で男を咥え込んできて売春行為をする姉ちゃん
家賃を払っていう大家に加藤ツバキさん
その後大家さんが吾郎追い立てに雇い入れたヤクザに細川佳央、その連れのを女に美園和花さんと役者が揃ってきて・・・
 
桜木優希音さんと加藤ツバキさんはピンク映画やエロチックOVでこれまで散々見てきてるAV女優さんですが
美園和花さんはお初なAV女優さん、そしてかなりな巨乳さん
桜木さんも加藤さんも私好みのちっぱいとはかなり対照的でしたねぇ
 
で石川雄也さんの視点で描かれるこの作品
天から降ってきた1万円を拾ってからいよいよシュールな怪談劇になっていくんですね
吾郎はその一万円を増やそうと競艇に行く途中で、気持ちを変えて強盗を思いつき
旧家に忍び込みと、物置から目出し帽にナイフの男が飛び出してきて吾郎を倒してナイフを刺そうとするから
吾郎は咄嗟に一万円札を差し出して許しを乞うと逆にナイフを渡され、
1万取られた腹いせに吾郎は男を刺し殺しててしまう。
このシーンが旧家の内部からの別視点で反復されことによって
って内部から見ていたのは美園和花さんでしたが
これによって吾郎はっていうか、彼と共に観客であるこっち側の人間も
スクリーン上で描かれる映像自体が現実か妄想かの区別がつかなくなってきて
怪談は幽霊譚のプロットではなく吾郎のシュールな錯乱話となっていく
これを果たして怪談と言えるかどうかはわかりませんので
R−15のタイトルから“怪談”を外したのは賢明と言える
 
もうどこがシュールかっていうとヤクザのを細川が桜木と加藤と美園とやりまくってるんですが
それを件のをナイフで刺し殺したはずなのに・・・
そして石川は美園遠伴って地下に潜るんだけど
その地下から地上に出てくることが不可能になっており
私の脳細胞では本当にこの最後が完全に理解不能でして・・・
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2020年製作、日本ピンク映画、OP・PICTURES作品
古澤健出演・脚本・編集・監督作品
出演:桜木優希音、加藤ツバキ、美園和花、石川雄也、、古川博巳、馬場誠、島崎真人、菊嶌稔章、及川玲音
 
 
 
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