私はジャケット借りがモットーでして
映画の情報あんまり入れないから、こんなポップなジャケットの映画って
ってことで、普段あんまりジャケ裏見ませんが
この作品だけは一応裏を見たらシャルロット・ゲンズブールとベアトリス・ダルのW主演の作品
さらに監督は「CLIMAX クライマックス」のギャスパー・ノエって
これは借りなきゃあかん映画やな
ってセットに組み込んできましたが
いやにチカチカする作品だった、いや目にとっては尺の51分でも長かったかも・・・
ベアトリス・ダルが初映画監督として、シャルロット・ゲンズブールを主演にして
魔女狩というか、魔女の火炙りのシーンを撮影しようとしてるワンシチュエーション作品なんだけど
撮影現場では、監督のベアトリス・ダルがいわゆる組長として組織を纏められていません
撮影監督とか現場進行とか、現場Pはベアトリスを監督から降ろそうとメイキング担当のカメラマンにベアトリスのミスを見つけるまで密着して撮り続けろと画策してくるし
シャルロットは演技そっちのけで、プライベートでの娘のイジメみたいなことに
心ここにあらずだし
撮影を邪魔しようとしてるわけではないんだろうけども、やたら現場で見つけた監督のベアトリスや主演のシャルロットにインタビュー仕掛けてくるし
若手監督もシャルロットを自作にキャスティングするからってしつこいし
もう完全に現場はワンシーンというかワンカットも撮れないが
監督そっちのけで演技とエキストラは演技を始めてしまうし
もう収集覗きつかない状況をただ描いているだけ
ではあかんやろって事でノエは映像のチカチカで無意味に責めてくるし
シャルロットとベアトリスとの会話シーンでは2分割画面で撮影したりと
映画の持ってる映画手法を駆使して一つの作品にしてくレてるのは買えるけど
最近のノエの作品は何が言いたいのかよく理解できないんだよね
唯一わかってるのはベアトリス・ダルって何かと言うと「ベティブルー」ってなるんだけども
私自身には「サバス」って言う魔女の映画に出演していたよな
そんな彼女が今や魔女の映画を作るんだって
思いつつ見てましたけど・・・
2020年のノムコレで公開された作品
2019年製作、フランス映画
ギャスパー・ノエ脚本・監督作品
出演:シャルロット・ゲンズブール、ベアトリス・ダル、アビー・リー・カーショウ、フェリックス・マリトー、トム・カン、クロード・ガジャン・マウル、カール・グルスマン
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