愛の果実

レジェンドピクチャーズがLOVE＆EROSから始まった、女性に見てもらいたいエロ映画シリーズということで毎年何本か映画を作ってミニシアターのレイトショーにかけていた“ラブストーリーズ”シリーズの第五弾

この後の第六弾の「農家の嫁 あなたに逢いたくて」は水谷ケイさんが主演してるということで見ておりましたが

なんでだろう他の作品には全くの手付かずだったんですね

 

って事でなんと旧作のエロチック作品を7本集めてワンボックスとして1800円で売り出したコスミック出版からの最新作「人妻たちの夜　淫らな前戯」っていうのが新刊として書店で販売されてまして

 

ここんとこ買って無かったんですが2年くらい前までは1box1800円(税抜き)だったんですが

いつのまにか2000円(税抜き)になってたものを購入してきて

嘉門洋子さんということでこの「愛の果実」というなんとエロチック作品としては91分の尺もある作品を

なんと嘉門洋子さんに続いて宮地真緒さん、小松みゆきさん、杉田かおるさんに白鳥智恵子さんと作品が揃ってるので今後随時視聴してブログアップして行こうかと・・・

嘉門洋子さんは過去に「不倫純愛」という作品でスッポンポンでの濡れ場を演じられておられますので

今作でも出し惜しみなく脱がれて高感度の高い出演作品となっておられましたねぇ

高校の同級生と結婚して15年になる真理子、しかしながら稼業を継いだクリーニング店は借金まみれだ5000万にも膨れ上がってしまった。そんな時に高校の同級生の一人が起業家で年収10億を稼ぐ時の人として新聞に載ってるのを見つけて、二人して5000万を借りに行くと、同級生から“貸す代わりに三ヶ月奥さんを預かる”と・・・

いかにも変態社長が言いそうな条件。他に手はなくしぶしぶ承諾すると

意外にもこの社長と真理子実は高校時代夫になった男と隠れてデートしていた仲だったのだ

 

死を目前とした中での二人の付き合いだったもんだから、社長は真理子の体を求めずに高校時代に戻った蚊のように二人は接していた

しかし、焼け木杭になんとかやらではないものの高校時代の思い出が恋心に変化していく自分を見た真理子

今や夫との愛と社長との間で真理子の気持ちは揺れ動く・・・

これでなんでもなければ映画として成り立たないわけですから

一応はやることはやるんですが、其れによって真理子の心は吹っ切れて

っていうお決まりのエンディングを迎えるわけですが・・・

社長秘書役にサヘル・ローズさんが出演されてた近衛時代夕方のTVニュースだリポーターなどしていましたがこれほどの演技巧者だとは思わなかった。

 

切り口の違う記事はコチラ

 

2014年製作、日本映画、レジェンドピクチャーズ作品

金田敬監督作品

出演：嘉門洋子、河合龍之介、サヘル・ローズ、吉岡睦雄

フラッシュオーバー 炎の消防隊

中国産の消防隊の映画です。

まぁ中国で、人命救助や消火活動に従事する人々を描けば

これは見ない前から大体予想がつくのですが、随所にプロパガンダ的なプロットをやっぱちりばめてくるのは仕方ない事でしょうね

そう言ったクサい映画なんだけども、この時代CGとVFXが目に余る進歩を遂げており

 

基本プロパガンダではあるものの娯楽っていうかエンターテインメントとして一級品のスペクタキュラーな作品に仕上がっているとこは流石にお金をこう言ったものに惜しまない中国映画だなぁって

はっきり言ってチャイナマネーでなければハリウッドでさえ映画が作れない時代になってきてる現在

やっぱ中国本国で作られるパニック映画はすごいよね、資金投与が半端ないから映像も半端なく出来上がってる

はっきり言って見世物としてはハリウッドを超えたと言っても過言ではないだろう

 

この映画、街全体が工業団地になってる架空の江東省灌城市が舞台で、まずはマグニチュード3.1の地震が発生してベンゼンを積んだタンクローリーが母娘が乗る乗用車に追突事故を起こし20m下の崖に二台とも転落

地元消防署のジャオ消防署長以下隊員のレスキューによってベンゼンの爆発もなく死人も出ずに事故の処理が終わる、

 

事なきを得たかにみえた隊員たちは署に戻りそれぞれ昼食を

署長さんは恋人の小学校の先生から危険な仕事だからと結婚を躊躇するようなことを言われてしまう

また通信士のハンは研修の先生である科学者のイエさんに惚れていて研修を受けてると

そうなんです先程の地震が原因で天宜化学工場で化学物質が流出し爆発炎上して、さらに周囲の工業団地へも引火し、一帯の住居や公共施設を巻き込んだ前代未聞の大規模爆発事故が発生する。

 

ジャオ署長や通信員のハンらが現地消防署として最初に現場に急行するが、建物は崩壊し要救助者は多数、まさに阿鼻叫喚の様相を呈しており中国消防省は近隣5都市からありとあらゆる現代消防用具や人員を医療班及び公安警察をフル出動させて救難及び消化活動に動員令をかける

 

ジャオの消防署自体現地ですから消防車も爆風被害を受けてたった4台の消防車で駆けつけて人命救助にあたるもののもう瓦礫の山と化学物質があふれる中、ジャオ隊長の命令で彼らの動きを中心に映画は進んでいくけど

そこは中国プロパガンダ的に救命医療チームの行動が凄まじく手際がよくてあっという間に手術治療用や患者搬送用のテントが理路整然と現場に設置されてる映像を見せられると

なんとも中国の別な意味での恐ろしさを感じてしまいますよね

 

ジャンの恋人の小学校も爆風被害と火炎に襲われて婚約者の先生の命は風前の灯火

風前の灯火は消えるものですがこちらは火炎と毒ガス地獄に晒されてもはやっていうとこに梯子車から消防隊員が・・・

一方科学者として化学物質によるさらなる被害を防ぐためにイエ教授も呼ばれ

ハンは彼女について行動していくなかでイエを救うため犠牲になってしまう

 

一々描いてたら面倒なんですがプロパガンダとしてミサイル消化弾とか無人消化放水ロボットとか消防の現代兵器をしっかりと見せてくれてました

まぁ消防署員にも犠牲者を出しての定番プロットでしたが

火災爆発で人が飛んでいく映像とか

街が爆風に飲み込まれて壊滅していく映像とかかなりスペクタキュラーな映像で楽しめた作品でしたが

やっぱわたしにはプロパガンダがどうしても鼻について・・・

でもジャオの恋人の先生もハンが惚れる科学者のお二人の女優さんが何気にお美しくて

見惚れているうちに映画は終わっていたなぁ(汗

 

2023年製作、中国映画(日本公開作品)

オキサイド・パン監督作品
出演：ドゥー・ジアン、ワン・チエンユエン、トン・リーヤー、ハン・シュエ、ユー・ハミオン、エルヴィス・ハン、ワン・ゴー