昨日見た東映の新企画興行”ムビ×ステ“の映画と舞台とのコラボで送る新しいエンターテインメント
舞台は2.5次元の舞台役者ありきで企画され、彼らをそのまんまスクリーンにまで登場させるという
キワモノ企画に敏感んな東映さんの新商法、まぁ映画会社としてはTV業界に食われたものの
いち早くそのTVに目をつけて、さらにここきて変身ヒーローに若手イケメン俳優を起用して子供だけでなくその若い母親たちのハートまでをも掴んだ東映さんが
そうだよね2.5次元のステージを見逃すはずもなく
映画とステージとの合体っていう新しい娯楽を生み出して見せるとはね
ってことで本日は昨日見た映画版「死神遣いの事件帖 -月花奇譚-」のステので部分である舞台版「死神遣いの事件帖-幽明奇譚-」です。
演じてる連中のほとんどが舞台との映画との掛け持ち
ってことでなんとなく昨日はわからなかった人物相関が少しは見えてきたかな
でも二部作の二部目ですからまだわからん部分もあったりするんですが
舞台公演ということで公演期間及び稽古日数でかなり演じる側も拘束されますから
今回の舞台版では死神役の十蘭を演じる安井謙太郎の出演はなく
っても今までのコンビでしたし繋がってますよって最後の最後に代役だけで一応姿を晒させるものの
拘束1日の声での録音でしたが・・・
録音で思い出しましたが今時ので舞台はじつに上手に立ち回りでの斬殺SEと舞台での立ち回りと見事にシンクロさせているのね
これはほんと見事としか言いようがない
って脇道にそれましたが十蘭が出られないってことで舞台の舞台設定をなんとこの世とあの世との境の冥界において久坂幻士郎はこの世の人には見えない存在ということにして
今作では亜門とのコンビで市村座の殺人事件と久坂幻士郎の父親の死との因果関係を解き明かしていく2時間7分の舞台公演でしたが
なんなんだろう若手イケメンが多くて台詞回しがほとんど舞台ってこともあるのはわかるんだけど
みんななんか怒鳴り合ってるって感じにしかきこえなく
登場人物の大半が人間ではないにしろ感情の起伏っていうのが見られないのはなんともなんですが
さらにお話としてもさほど面白くもなく複雑さを前面に押し出してきすぎで
見てて退屈極まりない
まぁ演じてる皆さんが2.5次元の役者さんということで集客に問題がないっていうことでの舞台であり
それぞれの推しには見せ場をっていうような制約で作る側も大変なことはわかるんですが・・・
も少し第三者的な立場の人も楽しめるようなプロットにはならなかったのかなぁ
そこいらがこの映画と舞台とのコラボに目をつけたのはいいけれど
これを今後続けていくためには推し活に配慮するだジェではなく一つのエンタメとしてどうしていくかがこの“ムビ×ステ”の課題だろうって思いましたがな
原案:須藤泰司、脚本・演出毛利亘宏(少年社中)
出演:鈴木拡樹、小林亮太、廣瀬智紀、安西慎太郎、稲垣成弥、飯山裕太、山川ありそ、北村健人、清水宏、神尾佑、凰稀かなめ、杉本佳幹、夛田将秀、永森祐人、久留康太
声の出演:鳥海浩輔、安井謙太郎(7ORDER)
出演:鈴木拡樹、小林亮太、廣瀬智紀、安西慎太郎、稲垣成弥、飯山裕太、山川ありそ、北村健人、清水宏、神尾佑、凰稀かなめ、杉本佳幹、夛田将秀、永森祐人、久留康太
声の出演:鳥海浩輔、安井謙太郎(7ORDER)