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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

シャークトパス

2024-02-21 20:08:10 | 洋画未公開
これはBS 12チャンネルでサメ映画特集を組んだときに多頭ザメ映画と一緒に録画しといたものですが
この「シャークトパス」シリーズは3作品あるんですが二作目までしか録画してなくて・・・
さらにレンタルではレンタル業務会社自体がリースって言う寸法でデッドストックをなくすと言うコンセプトのために旧作自体にこう言った作品は店頭在庫に残してないので
TV録画を逃すとなかなか見られませんのでこのシリーズは二作品ということで順次ブログアップしていきます
 
ってかこのいわゆるザメが他の生物と合体して別モンスターになるちゅうようなアイディアはアサイラムしか思いつかないだろうっていうのはある意味偏見で
このシリーズはなんとあのB級映画の帝王ロジャー・コーマン御大が自らプロデュースされた作品群だったのね
ってことでアサイラム作品とは一線を隠す作品ではあるものの
そこは所詮サメちゃんと巨大タコとの合体っていうのは見る前からタイトルでわかっちゃいますよね
ってことで原題もまんま
 
と言うことでなんと
メキシコ湾のリゾートサンタモニカ近くに海軍生物兵器研究所があり、そこで新しい生物兵器の開発をしていたと思いねぇ
マッドサイエンティストの博士が作った怪物兵器はなんと頭がサメで尾っぽはタコって言う合体モンスター
サメの脳に今で言うところのAIチップを埋め込んで本部の指令で動かすことが可能
 
でこのマッド博士を演じてるのは最近ではアサイラム作品以外見られないエリック・ロバーツさんだった
こっちにもアサイラム同様の役でのご出演だったとはねぇ
基地でコントロールするからオープニングではこのシャークトパス
海でサメに狙われたおねえちゃんを危機一髪のとこでサメを退治して助けるものの
そのテストを海軍将軍だかが見ていてるようで“よくできできる”って言った途端にボートと接触してAIが故障
 
コントロールが効かなくなったシャークトパスは見える者を次から次に襲い始めて
これはいかんと海軍研究所からシャークトパス捕獲の専門家が出動するものの・・・
捕獲作戦は失敗ってことで秘密保持のために爆破することに・・・
一応脳に爆破スイッチが埋め込まれてるがそれが電波をキャッチできずに
捕獲班の兄ちゃんにシャークトパスにアンテナ立てろって言うことに
 
まぁ結局はアンテナ用のモリをサメの頭に刺して
ってことでおさまることは治るんですが
ロジャー・コーマンさんがまさかこんなサメ映画作られるとは思ってもいませんでしたが
お金が多少あるようでビキニのお姉ちゃんがいっぱい登場してくるのはさすがでしたが
見せ場はタコ足だけの映画だったような気がするのは仕方ないのかなぁ
タコとサメを合体させるって言うアイデアだけで見せる作品
 
2010年製作、アメリカ映画
ロジャー・コーマン、ジュリー・コーマン製作、デクラン・オブライエン監督作品
出演:ケレム・バーシン、サラ・マラクル・レーン、エリック・ロバーツ 
 
コメント
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恋人はアンバー

2024-02-21 05:05:49 | 洋画
英語のダイアローグでしたんですが絵面が北欧っぽいなぁって思ったのですが
アイルランド映画だったのね
英国アイルランドの小さな田舎町の思春期時代の、我々大人世代から見るとどことなく性徴期でその気持ちとか昂りを持て余してた懐かしい過去の自分を見てるような作品であったかと
 
ちょっと時代背景としてはほぼ30年くらい前ってことで↑に書いた時代に当てはまる人は多いんじゃないのかな
丁度性的マイノリティが世間的に人権を得た時代のお話し
田舎町の高校生ですからねぇこんだけやりたい世代の生徒たちですから
まぁ同級生同士穴兄弟や竿姉妹があちこちでウヨウヨしてると思いねぇ
ってことでレズのアンバーはシングルマザーに育てられ、こんな町を早く逃げ出したいって
 
かと言っていいアルバイトもそしてラブホもない町なので自分のトレーラーハウスを同級生たちの愛の巣としてベッドと一緒に賃貸しして、もうかなり貯めているしっかり者だが
カレシがいないためっていうか自分自身レズなんで一応レズじゃないって見られてるのがいやな性分
一方エディの父親がこの町に駐屯してる軍隊の司令官で卒業したら軍に入隊するように進路が決められてるものの両親にはオクビにも出しませんが実はゲイ
彼もゲイとは知られたくないから友達を通して見映えのいいような子と
校内で付き合いのキスをしようもののキスしても勃たない、キスしながら胸揉まないから見破られたりしてる
 
そんな二人が自分の性癖を隠すために擬似カップルを演じるというだけの基本プロットではあるんですが
そこはレズとゲイですからノンセックスのお付き合いを重ねていくうちに人間としての相手を思う感情が芽生えるのは人間として当然で
いわゆる人間愛というか友情というか実に人間としての本質で付き合うものの
デートで街に出かけた時にアンバーは大学生のレズパートナーを見つけて恋にオチてしまう
エディもまた人目を憚らずゲイの芸人に自分の感情の安らぎを覚えたりっていうことで
二人の感情にズレが生じてくる始末ですが
 
高校卒業にあたりなんと二人が思い描いてた進路に祖語が生じて・・・
お互いを絶対的に理解してのこの齟齬に対処する二人
今後の生き方に与えたこの奇妙な関係から生まれた友情は不変な確信となっていくという希望的な終わり方を見せてくれてて
まぁこう言った青春ではない周りは性春しかない中で、人間として結ばれていった者の強さを感じさせてくれた作品だったかな
 
ある意味いい映画を見させてもらったって気がする作品
 
2020年製作、アイルランド映画
デイヴィッド・フレイン脚本・監督作品
出演:フィン・オシェイ、ローラ・ペティクルー、シャロン・ホーガン、バリー・ワード、シモーヌ・カービー
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