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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

FBI:Most Wanted~指名手配特捜班~シーズン3

2024-02-16 20:08:21 | 海外ドラマ
さてこの頃ちょっとご無沙汰してる米国版っていうか米国製作の海外ドラマですが
この2月にようやっとディック・ウルフが製作する「FBI:特別捜査班」シリーズのシーズン4の前半がリリースされまして
そういやスピンオフのこの作品もまだ見てないなっていうことで
2月のレンタル作品もうようやっと落ち着きを見せて、後は3月のレンタルリリースを静かにして待つばかりだし
日数と作品の数合わせもなんとか計算できるとこまで来ましたので
ここいらで海ドラマを入れていかねばっていうことで
全11巻揃ってるのがこの作品ということで
全22話、929分をちょこチョコ見続けて4日かけて完走させてもらいましたが
 
前「FBI:Most Wanted~指名手配特捜班~ シーズン2」は本国アメリカでもコロナパンデミックの影響をモロに受けて15話しかなかったものの
捜査官が一人重症で今シーズンでは何とFOしており
さらにリーダージェスの死んだ妻のネイティブアメリカンの兄も去りして
何とコロナ明けということもあってか、今シリーズの第一話は「FBI:特別捜査班シーズン4の第一話」と過去に見ていたFBIシリーズ三部作っていうかスピンオフ第二弾の「FBI:インターナショナル シーズン1 - 第一話」とのクロスオーバー作品の二部目にあたる作品で始まり、大々的二コロナ明けを祝した作りになっておったんですね
 
したがってNY支局の捜査官OAも捜査に加わるし、チラッとマギーも姿を見せてくれてましたが
同じ犯人を追ってFBIマイアミ支局から単独で犯人をを追ってきたクリスティン捜査官がこれを契機に最重要捜査班に新規に加わるという女三人男二人の新メンバーで始まって行きます
ジェスは馬主さんとの恋仲もうまく行き、娘が今回カナダに留学することになったりと
また新メンバーの過去にも触れてくる縦筋は相変わらずですが
横糸である各話完結の事件もそれなりに安定した面白さを見せてくれていたものの
 
DVDリリースの前半第7巻の14話で今シーズン最大の転機を迎えます
何と犯人との正面での撃ち合いの果てにジェスが45口径をまともに食らって果ててしまいます。
いや思い切った荒療治でしたねぇこうまでして視聴率アップを図るディック・ウルフの敏腕ぶりが見えた気がします

 
で17話から新任のレミーっていうボスが赴任してきましたが
彼自身NY出身で何と認知症の母親を持ち、さらに過去に事件で弟を亡くしてる過去を持つ男
コロナの影響をまだまだ受けつつ、さらにロシアのウクライナ侵攻のネタまで組み入れてきてましたねぇ
 
これで来月は待望の「FBI:特別捜査班シーズン4」が見られるのかな
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パラフィリア・サークル

2024-02-16 05:05:10 | 邦画
日本映画を積極的に観ていこうという企画で視聴した作品
2.5次元の舞台俳優たちを使ってクラウドファンディングで資金を調達して旭正嗣監督がメガフォンをとった
ある意味不思議な映画だった
っていうのも後述することになるとは思いますが、プロットに整合性の無い作品でしたかね
まぁ旭監督作品は個人的にはオールイン時代の任侠ドラマでお馴染みの監督さんと言っていいだろうし
その他なんでも撮られる監督さんということで私には馴染みのある名前だったから
安心して見始めましたが
 
2.5次元の役者を芯に持ってきてるので、いつもみたいに演技云々台詞回し云々っていうのは無いのが救いですし
2.5次元の男優さんばかりではではなく、女優陣もそれなりな人数をキャスティングされてて
映画としてはきっちりと見られる作品ではあるのですが
 
処女作がヒットして一流作家の仲間入りをしたもののそれから15年鳴かず飛ばずの作家人生を歩んできた玉川健斗は、編集担当者からも引導を渡される寸前にまで追い込まれていた
インパクトのある作品という編集者に対し彼は小説にはリアリティが必要だって反論して帰宅する。
妻はだったらサスペンスでも書いたらっていうアドバイス
それを受けて新作に取り組もうとする彼に、自分は殺人者でありその顛末を語るっていうメールが届き
玉川はその主に会いに行き、彼の体験談を聞く・・・
この待ち合わせの喫茶店はオールインの任侠ドラマなんかでお馴染みの千駄ヶ谷駅の喫茶店“泥人形”なんですね
 
まぁその体験談が映像化されて映画は進んでいくんですが
そう、でもこの作家さんとお話ししてる人は彼の話の中では、まずは特権階級って言うか高級国民の弁護士さんのお話しに始まって
大学生そして普通のリーマンなんだけどその実態はパラノイアだったていう三人の男のお話しだったんだけど
作家さんと対峙してお話してるのはパラノイアの男であって
最初のお二人さんはパラノイアさんの殺人体験談では無いよね
 
まぁこの三人の男に作家さんを加えた4人が2.5次元男優さんだったようで
まぁその4人を推し活するお姉ちゃんたちが見るための映画ってことで
整合性がなくてもいいってことでこんな粗っぽい作りにしてたのなら推し活側も安く見られたもんですよね
 
そうパラノイアがなんで他人のお話しをするんだって言うとこに整合性がないわけで映画として破綻してるって
事でムリクリ作家さんが精神を病んでいるって言うオチに持ってかざるを得なかったっていう作品
ここいらのオチがしっかり描けてるとまた違った作品になったんだろうけどねぇ
2.5次元男優頼みで作った作品という事で
ある程度興行収入が見込めるっても事だと思って作ったとしか思えん作品でした。
 
2023年製作、日本映画、パラフィリア・サークル製作委員会作品
旭正嗣監督作品
出演:玉城裕規、川上将大、瀬戸啓太、縣豪紀、園田あいか、鈴木聖奈、川村海乃、吹越ともみ、イジリー岡田、大浦龍宇一、中山峻、三浦浩一
 
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