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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

映画「死神遣いの事件帖 -月花奇譚-」

2024-02-10 20:08:37 | 邦画
東映が新たに映画と舞台とのコラボで企画する”東映ムビ×ステ“という企画興行
その第三弾である「漆黒天」という作品の映画「漆黒天−終の語り−」と舞台「漆黒天 ‐始の語り‐」のBlu-rayを購入して見ておりまして
 
今月の東映チャンネルではその第二弾である「死神遣いの事件帖」の二作目の映画版と舞台版が連続OAされるということで一応録画をしといたものの視聴です。
「漆黒天」では先に舞台版を見るという順番がわかっていませんでしたが
一度経験しておりますので今回は映画版から先に見ましたが
先にも書いたように第二弾は二部作になっておりコロナで公演公開が2年にわたっていたようで
ようやっと作られたその「死神遣い事件帳」シリーズの第二作目
 
個人的には二作目からの視聴でしたのでキャラクターを把握するのにちょっとだけ苦労はしましたものの
 なんだろうキャラを理解するのと後半に出てくるレギュラーメンバーとの位置関係が理解できないまま終わってしまった感と
先に見ていた「漆黒天」の映画版の監督さんは坂本浩一さんだったので
殺陣中心な映画だったってこともあり
結構「漆黒天」にはハマったものの
 
今作は死神キャラと主人公久坂幻士郎とのバディ映画ってことで
江戸三代将軍家光の時代ということもあって
再び戦国乱世に備えていわゆる死人を生かして、そう劇中では“腐乱人”と言う名称ですが、そいつらを集団化して兵士とする”死霊兵“なるものを・・・
そうつまりはゾンビ時代劇っていう寸法の作品となっており
斬っても斬っても襲ってくる、ゾンビということで首を斬り落とすと死にますが
 
その”腐乱人“にするために戦災孤児を集めてっていう中で、記憶と名前を失った乃木坂46の清宮レイ演じるおはなにフォーカス当ててのゾンビを支配する者をやっつけるお話で映画としても剣劇作品としてもゾンビ映画としても
わたしには刺さらない作品だったのが残念で仕方ない
 
ってか久坂幻士郎が江戸城の天海上人に召喚された時になんと控える久坂幻士郎が自身の左脇に刀剣置いていたのは時代劇を知らない人が監督してたっていうか、スタッフ自体誰も東映なのにこの失態ぶりはなんなんだろう
いやいいんですよ時代劇を今日の現代口調で語るのは
ただ時代劇の基本というか侍の所作としての基本だけは知ってて欲しかったなぁ
 
2022年製作、日本映画、toei movie-st作品、東映配給
須藤泰司原案・脚本、柴﨑貴行監督作品
出演:鈴木拡樹、安井謙太郎(7ORDER)、北村諒、清宮レイ(乃木坂46)、崎山つばさ、水石亜飛夢、高田里穂、松本寛也、北川尚弥、田辺幸太郎、陳内将、小林亮太、田邊和也、浜田学、西田健
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スペシャル・エージェント 特殊工作員

2024-02-10 05:05:00 | 韓国映画
いやすごいよね韓国映画
全編94分、北と南の軍事境界線である非武装地帯、いわゆるDMZ内で
そうDMZは上に書いたように非武装地帯であるために火器の持ち込み禁止でして、脱北しないように北の監視所が所々あるだけで、後は地雷が埋められてるために誰もここからは脱北しないようですが
そんな軍事境界線の非武装地帯で南の文字通り特殊工作員と、北のこれまた特殊部隊の兵士たちとの火器が使用できないため、サバイバルナイフでの死闘を活写してる作品でして
これがおもしろいからねぇ肉弾戦ですからね
 
ってわけで家族っても妻は前の任務中に乳がんで死亡し、ヤケになった娘は喧嘩沙汰で相手を意識不明にしたために鑑別所おくり、
そんな娘を韓国の諜報機関に人質にされ
有無を言わさせずに北の生物兵器を完成させた博士の暗殺を指令された主人公
再び北に潜入し科学者を殺そうとすると
科学者から南に娘が拉致されているから自分を南に亡命さえてくれと逆依頼されて
科学者を連れて南に戻るためにDMZ内に入るものの
北の特殊部隊に追われて
 
上に書いた通りナイフでの肉弾戦が開始され
さらに南からも5人の救援部隊が送られてもうあっちこっちでナイフによる死闘が繰り広げられるっていうだけのお話っちゃ身も蓋もないですが
結構肉弾戦の擬闘演出がよくできててそれなりに楽しめる作品
たた、現実のDMZ内には2万とも3万ともいわれる地雷が埋められてて
そんな中で場所を選ばずにくんずほぐれつのナイフ死闘の割には1発しか地雷が爆発しないという作品でもありました
 
時代背景ではこれまたトランプさんが金将軍と境界線の板門店での握手という歴史的なものをこの作品に持ち込んできてましてよりリアリティを醸していたようで・・・
 
2020年製作、韓国映画(日本未公開作品)
シン・ジェミョン監督作品
出演:イ・ジェユン、キム・カンイル、コン・ジョンファン、チェ・ジス
コメント (2)
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