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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

男の掟

2024-02-19 20:08:34 | 邦画
チャンネルNECOでOAされた渡哲也主演の1967年製作の作品
未見の録画作品の中から引っ張り出してきたものの視聴
見出し画像のポスターの絵面からは任侠映画のように見えますが
この作品で任侠してるのはなんと丹波哲郎さんお一人ですし
白鞘持ってオープニングと中盤でしっかりと殴り込みに行くものの
オープニングでドス一閃させるものの
そこ以外に主役級の役者さんが刃物を見せたり振り回したりしません
 
なんと中盤には白鞘持って彼自身の歌唱の演歌をバックに殴り込む姿を見せてくれますが
任侠は彼一人で辰巳柳太郎さんもいい方の親分として出演されてるけど最後まで生きてるし、クライマックスの大立ち回りにも参加してくる
この時代では任侠映画がある意味邦画界の人気路線に走り始めた時代であるのに
なんなんだこの変則は・・・
そうなんですよねちゃんと書かなきゃわかりませんよね
 
ってことで、まぁ新旧の土建業を生業としてる二組が東京の下町で凌ぎを削っていて
そこは喧嘩が絶えないって言う仲で
オープニングに丹波さんが新興ヤクザの親分を刺して服役
そして8年後出所してくると旧組織は会社組織に変わっていて長男の堀雄二が今では社長として土建業に、次男は海外にて死亡
新興ヤクザの親分に小池朝雄という日活ならではの悪役ぶり
それに加えて名和宏さんも別口で・・・
 
ってことで基本プロットは任侠路線でありながら主演が渡さんですから任侠映画の体裁を纏っているものの任侠映画になってなく
彼のドライな雰囲気を纏った作品
そしてヒロインには太田雅子時代の梶芽衣子さんと野際陽子さん
野際さんはなんと死んでる次男の嫁って言う立場での登場であるが・・・
私としては映画では刑事役でしか見てないかなぁって言う堀雄二さんまでクライマックスでは敵に殴り込むお一人でしたねぇ
 
こんなごった煮的なシノプシスをきちんと映画にできのはさすが江崎実生監督
なんとも不思議な作品を見せてもらった気がする
 
1967年製作、日本映画、日活作品
江崎実生共同脚本・監督作品
出演:渡哲也、辰巳柳太郎、小池朝雄、堀雄二、名和宏、太田雅子、坪内美詠子、沢知美、野際陽子、弘松三郎、柳瀬志郎、木島一郎、河上喜史朗、加原武門、青木富夫、小柴隆、野村隆、八代康二、久遠利三、糸賀靖雄、相原昇、林田博、中平哲仟、荒井岩衛、水川国也、根本義幸、有村道宏、吉田武史、丹波哲郎
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スキンフォード:処刑宣告

2024-02-19 05:05:19 | 洋画
なんだろうほとんどなんも考えずに今月のレンタルリリースを消化するためだけに新作ということでレンタルしてきたものの
ダイアローグで英語だったのでアメリカ映画だと思っていたらクルマが全部右はんどるってことでオーストラリア映画だってすぐに理解しましたが
 
この映画で理解できたのはここまで、後はなんじゃこれっていうような理解不能のシノプシスに翻弄されて
アクションっていうよりはホラー映画に使いような近くないような
SFとも違うし、基本なんのジャンルかもわかんないものの
どうしてヒロインが不死身で、さらに彼女と繋がっていると不死身になれるのか
どうして開巻彼女は地中に埋められていたのか
って謎だらけで発進して謎が謎のまま進行していくには百歩譲っていいとしても
 
オチっていうかあのラストはむりくり映画を終わらせようっていう着地なんだろうけど
これでいいのかよ、全く謎が一つも解かれずに謎のまま終わらせるなよ
まぁ美女たち、主人公が父親の病気か治療のためにマフィアのトラック奪うってのはわかるけど
その実中身は人身売買用の美女たちで、それが逃げると体内に仕組まれた爆弾が爆発して
って言う美女の肉体の爆裂VFXだけが見どころとなってる作品で
 
その爆裂シーンの数体の爆裂シーンはたしかに切り株好きな私にはたまらないシーンではあるものの
 
先に書いたように全く日常の世界観から離れた超常ヒロインがあのお若さで90歳だっていうのはわかりましたが
何故に不死身になったのじゃわい
って言う事の本質が知りたいんじゃ
ってことでかなりの不満が溜まる作品であったことは事実
こんな人体破壊映像以外まるっきり理解不能な作品人間お目にかじゃろうとはねぇ
いやホントまるっきちわけわからん作品としか言いようがない
 
2022年製作、オーストラリア映画
ニク・カチェフスキー共同脚本・監督作品
出演:ジョシュア・ブレナン、シャーロット・ベスト、ゴラン・クラウト、ロジャー・シベラス
コメント (2)
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