チャンネルNECOで3月10日の深夜枠だ拾った
ってもしじみ姐さんが出演してるってことできちんと予約録画しておいた作品ではあるのですがね
2020年製作のOP・PICTURES作品
もうこの時代になるとピンク映画の新作を製作してるのは大蔵映画っていうかOP・PICTURESさんだけでして
都内に2館あるピンク専門上映館で新作を上映してるのは上野オークラだけでして
池袋は旧作でフィルムジャンクされてない作品とかのリバイバル上映だけで糊口を凌いでる有様でして
そんなOP作品の一本でして、一応パッケージ化もされてる作品
っていうかOP作品をパッケージ化してるスターボードなる会社も実に奇特な会社とも言えるし
そんなOP作品も今では撮影器材がデジタル化したためにフィルムでない利点を活かした形で、なんとR -15のレイティングにトリミングや再編集してテアトル新宿で一般劇場を借り切って特集上映したりと
ピンク映画も映画として新しい客層
そうつまり女性層の客の掘り起こしをしているわけですが
この作品はそんな時代の流れに乗れてないというか
逆行するかのような旧態依然とした濡れ場に全勢力を傾注しただただヒト時代というかピンク映画全盛時はこういう作品だったんじゃって言う
昔はよかったって言う事をあえて知らしめてくれるような作品を
小川欽也さんなら撮ってくれるだろうって言う事で敢えて作ったような時代錯誤的なっていうか本家帰りしたって言うような作品でした
そんなとこからでしょうか本編で決められてる一本70分の尺とは大幅にカットしての
TVOAされたこの作品はなんと51分の尺しかありませんでした。
女優さんはピンク映画としてはしっかり4人も脱がしているしでサービス精神満載ではあるのですが
先にも書いたように濡れ場を見せるためだけに作られた作品と言う事でプロットはスカスカな作品となっておりました。
しじみさんだけが演技巧者で主演の西森エリカさんの演技が完全に浮いてしまって締まらない作品それをしじみさんでも補えずと言った作品でしたかね
スカスカ内容にさらに20分近くカットしちゃうと言う荒技に見るも無残な形骸だけを見せられるこっちも辛いよね
っていうか一つ褒めるとしたら西森エリカさんがちっぱいだったことだけかな
切り口の違う記事はコチラ
2020年製作、日本ピンク映画、OP・PICTURES作品
小川欽也監督作品
出演:西森エリカ、初美りん、小野さち子、しじみ、可児正光、平川直大