MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

シャークネード4

2024-03-16 20:08:17 | 洋画未公開
LA、NYそしてDCと3度に渡りアメリカを襲った“シャークネード”
その最後の戦いはDCから始まって宇宙にまで広がる作品でしたが
今作は新規Blu-rayでは普通に「シャークネード4」でしたが
その戦いから5年、世界は平穏を取り戻していたが、新たな脅威はすぐそこまで近づいていた
今回舞台となるなるのはラスベガス、製作としては2016年と一年しか経っていませんが映画の時制はこの5年の間になんと妻エイプリルを亡くしたフィンは、カンザスの牧場で幼い息子と暮らしていた。一方、巨大テクノロジー企業アストロX社は、科学者のレナルズによって天候安定システムを開発して、竜巻の発生を未然に防ぐ装置により、ここ5年間のシャークネードの発生件数はゼロとなっていた
っていう説明をなんと「スターウォーズ」のオープニングのパロディで説明してくれるんですが今作は宇宙にまで再び飛び出すことはありません
って事で初披露の時のDVDタイトルは「シャークネード4(フォース)」となっていたようです
 
さらに奥さんが死んでたし、その忘形見と故郷カンザスの牧場でフィンが大人しく暮らしていたとはねぇ
そんな中、フィンは軍に入隊した長男のマットに会うためにラスベガスへと向かう。
ベガスには天候安定システムを開発したアストロX社もあるところで
さらにフィンのいくところなぜかシャークネードがついて回るという因縁があるようで
ベガスにフィンがついた途端5年もなりを潜めていたシャークネードがたちまち発生してしまい
アストロン社の会長も焦りを隠せないものの
なんとベガスですひと暴れしたシャークネードは、フィンについて周り今作では宇宙にはいかないまでもベガスからカンザス、シカゴ、ソルトレイクシティ など遠フィンにつきまとって暴れまくります
相変わらずフィンは家族とともにシャークネードと向き合う中で生きていたエイプリルと再開し
再びじいちゃんばあちゃんたちと家族で愛を確かめながらの八面六臂の大活躍はいいのですが
エイプリルの手が・・・まぁいいか
 
ラシュモア山の壁面に描かれてた歴代大統領の顔の巨大彫刻までも破壊するからねぇ
この作品もやめられないよね
アメリカ中シャークネードがフィンを追っかけているのか
フィンが追いかけているのか
まぁどっちでもいいですがどんどん大掛かりにそして派手になるだけでなく
アサイラム者作る側に余裕が出てきたのかヒット映画のパロディでこっちもそっちも楽しむ作りになっているのね
 
このシリーズも後二作かぁ
 
2016年製作、アメリカ映画
アンソニー・C・フェランテ監督作品
出演:アイアン・ジーリング、タラ・リード、トミー・デヴィッドソン、マシエラ・ルーシャ、ライアン・ニューマン、ゲイリー・ビューシイ/、デヴィッド・ハッセルホフ
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アンダーカレント

2024-03-16 05:05:49 | 邦画
ある意味、先日見た「ちひろさん」と対をなしてるかのような作品
一応二次使用のDVD化ではこっちが後のリリースになってるものの
最近映画の情報に疎いもんだから劇場公開や製作順がどっちが後先かは不明ではあるものの
原作者は違えども漫画を原作として、どちらも今泉力哉と澤井香織が脚本を書き、今泉力哉がメガフォンをとった作品ということで
私が見て感じた事は「ちひろさん」を”陽“とするならば、この作品は”陰“ということになるのかな
 
”陰“と言うてもコレはある意味喩えであってあちらの主人公は明るく人々と交流してほのぼのとさせてくれるものの
コチラの作品はヒロインの内面に消えない悲しい過去を引きずっており、現在も彼女に関わる周りの人々に決して内面を見せないとこは「ちひろさん」とかわりはないものの
 
現実人生を嘘で固めていた旦那に失踪され、一人で親の残した銭湯を切り盛りしつつ
友人や私立探偵そしてこの銭湯に職を求めてきた謎の男たちとの表面上での付き合いはそれなりにするものの
自分を決して見せないかなえを真木よう子が好演している
そんな真木よう子の嘘で固めた失踪旦那に永山瑛太、そして謎の男に井浦新と演技者を配し
旦那を探す私立探偵には「ちひろさん」にも出演していたリリー・フランキーがホント彼らしいキャラでのご出演でした
 
そう、なんでもないような日常の点綴を描いていく中でヒロインの心の中で闇となってる過去の事件が現実の事件との重なりの中で浮き彫りにされていき
そうした経緯でナゾの男の正体も明かになり
嘘で固めた旦那の実態というか素性までもがきちんと語られるという二時間23分の長尺映画ですが
そこは今泉監督の人間を描くうまさと相俟って上質なミステリーが紐解かれていくかのようで
決してなにも起きない映画ではあるのですが決して退屈する作品ではなかった
 
一応製作委員会システムで作られてる作品なんですが製作幹事会社がなんと映画関連会社ではなく朝日新聞社だったのね
 
2023年製作、日本映画、「アンダーカレント」製作委員会作品、角川映画配給
今泉力哉共同脚本・監督作品、澤井香織共同脚本
出演:真木よう子、井浦新、リリー・フランキー、永山瑛太、江口のりこ、中村久美、康すおん、内田理央
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