MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

死霊館

2024-03-13 20:01:01 | 洋画
この“死霊館”シリーズというか“死霊館ユニバース”作品群を時系列で見ていこうということでして
これを始めるきっかけになったのはって、私エログロ大好き人間ですからホラーも見ますが
グロには耐性があるんですが、どうにも音や突然なんらかの映像とかでボンって驚かされるのが好きでなく
特に心臓がその度ドキッとなるようなのは避けるタイプの人ですから
この“死霊館ユニバース”作品群も避けて通ってきたのでしたが

現在1日2本そして毎日更新を掲げてブログ運営しておりその結果最新作の「死霊館のシスター 呪いの秘密」を見ないと2月のブログにアップする作品が欠乏するというところから
どうせなら“死霊館ユニバース”を時系列で見ていくことで「死霊館のシスター 呪いの秘密」も早々に見られるとわかり見始めることとなり
ようやっとウォーレン夫妻の活躍する記念すべき第一作「死霊館」を見られることとあいなった次第です

前置きが長かったようですが“死霊館ユニバース”としては製作順では第一作目にあたるものの、時系列で言うとなんと5作目にあたるこの作品
実は実話(ここダジャレなのよ実はね)ベースの作品でありまして
って言うのもウォーレン夫妻も実在の人物ですし、この映画で悪霊に取り憑かれるペロン一家も実在の人物でして
エンドクレジット前にペロン一家7人の集合写真とウォーレン夫妻と一人娘との写真もしっかりと公開されているんですね

そして今回初めてBlu-rayのケースを見出し写真に撮るときに気付きました
なんとアナベル人形がしっかりとジャケットに映り込んでいたんですね気づかなかった
ってことで映画の枕としてウォーレン夫妻の講義ということでこのアナベル人形に関しても尺を割かれているものの
あくまでこの映画のメインストーリーは悪魔に取り憑かれたペロン一家のお話となっているんですね

まぁここまで4本もこのシリーズを見てきてますから血もグロもなく
そしてさほどビックリさせようって言う過剰で極端な演出もなく
こう言った心地よい恐怖を味わえる作品に作りあげてるとこがなんともすごいですよねワン監督は
今作では悪魔というか悪霊に取り憑かれる三原則っていうのがしめされており
まずは”出没“まぁ来たよってポルターガイスト現象で知らせてくれるんですね
そしてその現象がエスカレートして対象に“攻撃”仕掛けておいて
その後になんと心身ともに弱った対象に”憑依”するって言う
原則に則って

ペロン一家で奥さんに憑依しちゃうんですね、いや大の男が数人でかかっても憑依された人間は強いよね
ってことで素人っていうか資格のないままウォーレン博士が悪魔払いをすると言うお話でしたが
実話ベースとはいえ
ホントグロもなくどっきりもなくこんだけの作品を作って我々を魅了してしまうとはねぇ
約2時間弱緊張のまま観続けさせられた作品でした。

2013年製作、アメリカ映画
ジェームズ・ワン監督作品、チャド・ヘイズ、キャリー・ヘイズ脚本
出演:ベラ・ファーミガ、パトリック・ウィルソン、リリ・テイラー、ロン・リヴィングストン、シャンリー・カズウェル、ヘイリー・マクファーランド、ジョーイ・キング、マッケンジー・フォイ、カイラ・ディーヴァー、シャノン・クック

コメント (2)
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ミステリと言う勿れ

2024-03-13 05:05:29 | 邦画
日本映画を積極的に見ていこうという企画で視聴した作品
タイトルには“劇場版”と断りは入っていませんが、フジテレビの月九ドラマで1クールOAされた菅田将暉主演のドラマのれっきとした劇場版作品です
ということで、一応TV連続ドラマの映画化ということと
劇場公開時にフジテレビの方でも映画の宣伝兼ねて2時間枠のドラマをOAしていた
「ミステリと言う勿れ特別編」の二次使用DVDも本編のDVDリリースに魁てリリースされてたものを
あんまTVドラマとして製作されたものは見ないのですが、予習っていうことをしないのですが一応キャラ設定とか人物相関くらいは知っておかねばと先に見てから臨みましたが
 
正直言って予習してなくても、ドラマ見てなくても、原作漫画を全く知らなくてもそれなりに映画として楽しめる作品には仕上がっていたとは思いますが
ホント未知でこの映画に臨んでも十二分に楽しめるように作られており
逆にエンドクレジットの中でのトリオ大隣警察署の部分はなくてもよかったような
これは月九あたりで第二シーズンやるからねって言う整ファンへの呼びかけであったのかなって思わされましたよ瑛太さんのシーン共にね
ってことで折角予習したものの瑛太さん演じる我路との相関関係が予習しても全く出てこなかったのが残念でしたが
 
ただまぁ主人公の整のあのウザったいほどの性格はちゃんとわかって見てるので
そこいらは大変面白く見てられたものの
まぁ広島の旧家の遺産相続にまつわる謎の出題を解き明かしていくはずが
過去の事故が事件であると言う顛末と、この旧家にまつわる忌まわしい因果関係をきっちりと解き明かしていく過程を楽しめればそれでいいと言うだけの作品
 
結論に行くまでにある意味ご都合主義の結果ありきで書かれた脚本通りに伏線が敷かれたり
今作では過去の事故が殺人事件だったこと以外に現在進行形で登場してくる人物の誰も死なないってとこがちょっと意外だったかな
そんなシノプシスに整の世間一般の誰も口を挟まないような常識論理みたいになってる部分に整の意見として常識論を覆す整ですが、彼の持つ独特の世界観が的を射た論評になってるとこもあったりするものの
 
ストーリー自体は複雑に見えるもののその実あまりにも単純だったりと底の浅いプロットであるために
映画ではなくあくまでもシリーズ枠の中でSPとして2時間ドラマでしたって言って仕舞えばそれで済むかと言う感じは否めない作りだったかな
でもまぁそれなりに楽しめる作品ではありましたし
TVドラマ見ない私でも特異なマフラーにダッフルコートでモジャモジャ頭の菅田将暉の絵はどこかに記憶の端に残っているということで
それなりにインパクトはあったようですね
でももし月九枠で第二シーズンが始まったとしても見ないだろうな
 
2023年製作、日本映画、フジテレビジョン製作、東宝配給
松山博昭監督作品
出演:菅田将暉、松下洸平、町田啓太、原菜乃華、萩原利久、鈴木保奈美、滝藤賢一、でんでん、野間口徹、松坂慶子、松嶋菜々子、伊藤沙莉、尾上松也、筒井道隆、永山瑛太、角野卓造、段田安則、柴咲コウ
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