2022年に一度目の公開延期を受けて、2024年の今日3月23日に万難配して劇場公開が決まり、同日配信解禁ということだったものが
再び諸般の事情を鑑み劇場及び配信延期となってしまった作品
TAK∴さんこと坂口拓主演のこの作品2022年に製作完成していたものが
そう、いわゆる映画界を激震させたあの性被害事件で坂口拓さんや園子温監督、そして
榊英雄監督は裁判で有罪判決受けてるし、木下ほうかさんはもう干されてるってか追放されてる
まぁハリウッドと時を前後して日本映画界でも”Me Too”の嵐が吹いてその影響を受けた映画の一本
なんとか公開に一年以上の日数がかかったものの一応当事者と目されてる人物の主演映画ということでこれまた再び公開が取りやめになったわけで
そう映画自体に罪があるわけではないものの、加害当事者の主演となるとやっぱ世間が許さないようで・・・見られないとなると見たくなるのがこれまた人情でして
米盤のBlu-rayがリリースされていたのを見つけましたので
早速とはいえ被害者のことを考えると見ていいのかとは思いつつも
不謹慎ながらも作品に罪はないという考えのもとで視聴しました
まぁある意味アクション俳優の坂口拓をそのまんまモデルとして作りあげたアクション映画だったんですね
アクションのリアルさにこだわりを見せることで、映画界からも干されていくアクション俳優さんが
自分で映画作ったろうかリアルさにこだわったやつを・・・
っていうことで資金提供をお願いしたスポンサーから孤島にある工場廃墟を紹介されて
そこに弟子の若者とロケハンに行ったら、先にメジャーアクション映画が撮影してたり
そこに隠されたヘロインを巡って殺し屋やギャングたちがいて
そんな孤島の廃墟で堅気のアクション俳優と暗殺者たちが入り乱れての殺し合いをリアルアクションで描いた作品
っていうか現実と虚構の世界との境界線がはっきりしなくなって行ってるアクション俳優を坂口さんがご自身の肉体の限界を見せて演じてくれてる作品で
こう言った低予算でアクションにこだわりを見せる作品はアメリカ人には好評のようで
ハリウッドでも火がついた”Me Too“問題がある作品でも他国のお話って割り切って公開するとこがすごいよね
まぁ作品に罪はありませんからっていう割り切り方なんでしょうけども
日本ではまだまだ公開に関しては尾を引きそうですね、何せ主役ですからね
木下ほうかさんの出演作品は脇役ってことで公開されたのにねぇ
2022年製作、日本映画、WiiBER作品
山口雄大脚本・監督作品、園村健介アクション監督
出演:坂口拓、福山康平、成海花音、福田ルミカ、板尾創路、平沼紀久、青柳翔、石井東吾、堀部圭亮、駿河太郎、広井王子、石丸謙二郎