MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

破門

2024-03-19 20:08:38 | 邦画
この作品は、あの青梅の町おこしで「懐かしのドロ絵映画看板」を新宿の西口イベント広場で見た時にレンタル落ちの任侠DVDで、出来るだけ一話完結になっていそうだって思える作品を購入してきた時の一本
 
まぁ裏ジャケット見て尺がいつものような75分っていうことでちょっとやばいかなって思うものの一応他に作品がないのもあって
さらに表ジャケットには劇場公開作品とあるのも寄与していたとは思いますが
一応一話完結の作品でした。
 
さらに基本はこの作品Vシネマではあるのですが、この時代オールインっていうかGPミュージアム時代からこれはっていうような作品を劇場公開させて箔付させていたんですよね
一応それでも劇場公開してるってことで
ここでのジャンル分けは邦画扱いにしています。
が、決して映画って呼べるような代物ではないことだけは先に断っておきます。
 
旧態ヤクザ組織が暴力団対策の新法律”暴対法“ので影響で身動きが取れなくなったのをいいことに、ヤクザの看板をあげない新興勢力がその勢力を伸ばし、矢島組のシマ内に手を出してきた。
二進も三進もいかない中、じゃあこっちもと自ら親分に破門を願い出て偽装破門された小沢兄がいわゆる堅気の立場で小沢弟率いる新興組織と対峙するっていうだけのお話
 
新法“暴対法”の綻び部分を逆手にとった形で辻裕之氏が脚本を書き、なんとガンエフェクトの浅生マサヒロ氏がメガフォンを取り
小沢兄弟が敵対する役どころでの共演に山口祥行、武蔵拳が助演で華を添え、かつ川地民夫さんが作品を締めてくれているものの
物語的にはあんま面白い作品ではなかった
ってのもお話の底があまりにも浅すすぎって感じで先がこっちの読み通りに進んでいっちゃうんで見てても拍子抜けしてしまうんだよね
 
ただ浅生さんは本職がガンエフェクトの専門家ですからクライマックスでの銃撃戦だけは見どころだったけど
リロードなしでリボルバー二丁拳銃めった撃ちってのはいかがなものかな
 
2010年製作、日本映画、GPミュージアム作品
浅生マサヒロ監督作品
出演:小沢仁志、山口祥行、武蔵拳、南優、倉見誠、木村圭作、木村木、猪瀬孔明、
川地民夫、小沢和義
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フォービドゥン 選ばれし者

2024-03-19 05:05:18 | アジア映画
いや流石に中国映画っていうような作品で、とにかく実写映画ではあるものの役者さんは下手したら全シーングリーンバックで演じられていたとしか思えない作品
剣戟ありカンフーアクションあり
さらに九龍は出てくる魔物は出てくる、故鳥山先生のドラゴンボールではないけど
まぁ手から光線浴びせるそれが空中で交差して相手を倒すと言ったような
正直にいえばワイヤーとCGのVFXで100%作られてる作品だったと言える
 
物語なんてあってなきが如きな作品
最初は天帝の器物を求めるための選抜バトルで地上でバトルロイヤルを行い
そこで勝ち残った男女10名が天帝器物の眠る天空の島に送られて
そこで器物を守る?九龍や魔物たちと闘って生き残ったものが天帝の器物にたどり着くという設定ですが
 
そんな人と人とがまずは疑心的にいる中でどうやって協力して魔物たちと戦うんでまぁ敵が魔物っていうだけでなく
そんな中で本性をあらわす者も出てくるし
なんと主人公だっておもってた人物は途中で死んでしまうし
どんどん人は少なくなってきてほとんどが女しかの子ってないような有様になっていく
 
もうしっちゃかめっちゃかなお話で
人はワイヤーで飛び跳ねる
手から光線出してのドッカンドッカンと言った作品で目まぐるしくて映像見て動き追いつつ字幕読まねばならないし
普段映画は字幕って決めてますがこう言った作品は日本語版作って欲しいよね

で結局は裏切り者が天帝の後継を継ぐことでさらに地上に禍が降りかかり
なんと死んでる主人公を超能力者の手技光線によって生き返らせつという禁じ手まで使っての超絶バトル映画ですから
もうなんでもアリな展開にお口アングリ
こう言ったプロット自体はいい加減でありながらもそれをCGとVFXでごまかして見せるとこなどは見事としか言いようがありません
原作自体がWEB小説だそうですが、どんな表現の文章で書かれてるのかそっちに興味が惹かれたくらい
CGとVFXに頼り切った映画表現でしたからねぇ
 
2023年製作、中国映画(日本未公開作品)
ルオ・ロー監督作品
出演:フェン・リージュン、ペン・ガオチャン、ティエン・ムーヤン、ソン・ジャンキ、ガオ・シューグアン
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