この作品は、あの青梅の町おこしで「懐かしのドロ絵映画看板」を新宿の西口イベント広場で見た時にレンタル落ちの任侠DVDで、出来るだけ一話完結になっていそうだって思える作品を購入してきた時の一本
まぁ裏ジャケット見て尺がいつものような75分っていうことでちょっとやばいかなって思うものの一応他に作品がないのもあって
さらに表ジャケットには劇場公開作品とあるのも寄与していたとは思いますが
一応一話完結の作品でした。
さらに基本はこの作品Vシネマではあるのですが、この時代オールインっていうかGPミュージアム時代からこれはっていうような作品を劇場公開させて箔付させていたんですよね
一応それでも劇場公開してるってことで
ここでのジャンル分けは邦画扱いにしています。
が、決して映画って呼べるような代物ではないことだけは先に断っておきます。
旧態ヤクザ組織が暴力団対策の新法律”暴対法“ので影響で身動きが取れなくなったのをいいことに、ヤクザの看板をあげない新興勢力がその勢力を伸ばし、矢島組のシマ内に手を出してきた。
二進も三進もいかない中、じゃあこっちもと自ら親分に破門を願い出て偽装破門された小沢兄がいわゆる堅気の立場で小沢弟率いる新興組織と対峙するっていうだけのお話
新法“暴対法”の綻び部分を逆手にとった形で辻裕之氏が脚本を書き、なんとガンエフェクトの浅生マサヒロ氏がメガフォンを取り
小沢兄弟が敵対する役どころでの共演に山口祥行、武蔵拳が助演で華を添え、かつ川地民夫さんが作品を締めてくれているものの
物語的にはあんま面白い作品ではなかった
ってのもお話の底があまりにも浅すすぎって感じで先がこっちの読み通りに進んでいっちゃうんで見てても拍子抜けしてしまうんだよね
ただ浅生さんは本職がガンエフェクトの専門家ですからクライマックスでの銃撃戦だけは見どころだったけど
リロードなしでリボルバー二丁拳銃めった撃ちってのはいかがなものかな
2010年製作、日本映画、GPミュージアム作品
浅生マサヒロ監督作品
出演:小沢仁志、山口祥行、武蔵拳、南優、倉見誠、木村圭作、木村木、猪瀬孔明、
川地民夫、小沢和義