これは後付けですが、日本映画を積極的に見ていこうという企画での視聴でもあるんですが
私はレンタルのDVDでは事前のトレーラー群の最初の一本だけを見て後はスキップして本編を見る人でして
というのは事前に映画の情報を極力入れないためですが
そんな中で予告編として接したこの作品ですが、舞台となってるロケ地が全くあの低予算映画と同じ場所でのアングル違いと、普段接してるライツキューブの製作する任侠ドラマやエロチックOVなどで脇役ながらその存在感を十二分に発揮されてる木村圭作さんのお顔を発見したので
その旨ここのgoo blogで交流させて頂いてる銀幕大帝αさんにこの予告編だけのコメントを書かせてもらったら
管理者のヒロ之さんから「是非見て欲しい作品です」とお勧めいただきまして
1日二本ブログアップの1作品にでもとこの作品を拝見させてもらったっていう次第でこの記事になったわけでして・・・
白石晃士さんの作品という事ですので私のあまり好きでない、遊園地のお化け屋敷的な驚かしホラーって心臓に悪いので見ないっていう心情でしたが
勧められて見てみたらタイトルは「コワすぎ!」なのに全くっていうか全然というかちっともというべきか”コワくもなんともない“作品
パラレルワールドのプロットを駆使して映画(ホラー映画でなく映画全般という意味^_^)としてじつに面白い作品でして
なんとレギュラーキャラの人物にもすんなり溶け込んでいけたしグロもホラーも全くない作品でしたし
娯楽映画としてのプロットの構成も実に見事に完成しており
こう言った低予算でここまで映画作品としてクオリティの高い作品を作るっちゅうのは
ピンク映画やエロチックOVなんかを作っている日本のいわゆる映画産業の底辺を熟知してる人々の映画に対する情熱と映画愛を改めて感じさせてもらった作品だったとも言えるし
そういう活動屋精神が日本映画のお家芸であるって事なんですよねきっと
そう言った意味でも今まで食わず嫌いだった自分を反省させられた作品だったとも言える
確かにお化け屋敷的な作品もJホラーの中にはあるんだろうけども
これからは食わず嫌いをやめて極力Jホラー作品も見ていくことにしたいと思わされた一本だった
劇中では「きさらぎ駅」という言葉も出てきておりましたので、ここはその監督である永江二朗氏の作品二本が今月の新作としてレンタルリリースされてるので
まずはその作品から観ていくとしますか・・・
ヒロ之さんありがとうございました。
2023年製作、日本映画、「戦慄怪奇ワールド コワすぎ!」製作委員会作品
白石晃士脚本・出演・撮影・音響効果・監督作品
出演:大迫茂生、久保山智夏、福永朱梨、小倉綾乃、梁瀬泰希、南條琴美、木村圭作、桑名里瑛、吉田悠軌