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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

アナベル 死霊博物館

2024-03-20 20:08:09 | 洋画
私は現在物理的にではなく精神的に映画館で映画を見られない人でして
そのため輸入DVDとかレンタルDVDを頼みに映画を見ている次第ですが
時代的に街から貸本屋がなくなっていったように
デジタル機器の進歩発達によって配信という制度が時代の流れとしてまずはレンタルCD屋さんが消えていったように
映像もなんと劇場公開作品ではなく配信用の専門作品までコロナ禍という時代の趨勢の中で生まれるようになり
今や足でお店に行ってDVDを借りまたそれを返しに行くっていう手間より
いつどこででもっていうことで今やDVDの映像も配信の波に押されて
レンタルDVD屋さんの廃業が目前に迫る中
その衰退をこの目で証人していこうってこのブログを毎日更新しております
 
そんなことで先月レンタル作品の確保のために「死霊館のシスター 呪いの秘密」を見ようとして
なんとこの作品を見るには”「死霊館」ユニバース“をみなくてはいけないということが判明し
今更ですがこの“「死霊館」ユニバース”作品群を見ることにしたわけで
どうせ見るならこの世界観を製作順ではなく“ユニバース”として時系列で見ていくのも一つの方法だなということで時系列で見始めました次第でありまして
 
で今日のこの作品は製作順でいうと第七作目にあたるものの
時系列ででいうと前作として見た記念すべき第一作である「死霊館」に続く作品でして時系列で言うと第六弾にあたる作品となっておりまして
アナベル人形がウォーレン夫妻の手に渡りウォーレン家の地下にあるいわゆる“死霊(資料)博物館」に封印されたところから始まるお話ですが
 
本作の主人公というかいうかヒロインはウォーレン一家の一人娘であるジュディ
彼女も霊感のある体質として描かれておりましたねぇ
っていうかウォーレン夫妻は丁度お出かけでジュディがベビーシッターのメアリーとお留守番の際中に起きるウォーレン家の死霊館を開けてしまいアナベル人形の封印を解いてしまったメアリーのお友達で
父親を自分の運転で死なせてしまったダニエラが死んだ父親が恋しくて死霊館に入り込み
 
アナベルの封印を解いてしまったことでウォーレン家に閉じこ込められてた霊たちがまぁ大暴れするという一晩を子供たちだけでなんとかするというお話だった
まぁ霊に憑依されたダニエルを資料として「死霊館」でウォーレン氏が悪魔払いを成功させたフィルム映像が収められてて
その悪魔払いの映像でエクソシズムを成功させるって言うような伏線があったりと
それなりに楽しめる作品でして
子供だけでなんとかコトを収めるっていうこれまたホラー映画としては異質な作品であったんですね
でも悪霊たちも子供たちで収められるっていうのもある意味楽しいですよね
まぁ子供たちですからさしずめ玩具箱をひっくり返したっていうような作品でした。
 
2019年製作、アメリカ映画
ジェームズ・ワン製作、ゲイリー・ドーベルマン脚本・監督作品
出演:マッケナ・グレイス、マディソン・アイズマン、ケイティ・サリフ、パトリック・ウィルソン、ヴェラ・ファーミガ 
コメント (2)
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リゾートバイト

2024-03-20 05:05:34 | 邦画
いやはや食わず嫌いだった感のある日本のホラー映画ということを先の「戦慄怪奇ワールド コワすぎ!」で知ったって事で
これも日本映画を積極的に見ていこうという企画と
上記の食わず嫌いから目覚めてのJホラーの視聴ですし、3月のレンタルもこれと「真・鮫島事件」を組み込めばで大丈夫になるのかなぁ
 
いやじつにオチの素敵な作品でしたが
これってある意味身勝手な作品ですよね、住職含めて遠大な計画のもとに実行されたとしか思えない
闇バイトもだけど、普通のバイトも注意しないとねぇ・・・っていう警告映画なのかもしれませんねぇ
先にオチは素敵って書きましたがホラー特有の胸糞ですけどね
 
っていうかホラー映画の体裁を借りたコメディ映画だったって言っても差し支えないとも言える作品でしたから
ってクスっとも笑えないけど演じているキャラたちはもうどっから見てもコメディでしたよね
特になんなんだあの八尺様は、ホラースターであるもののあのビジュアルは完全なるコメディだろ
一応恐怖の対象ではあるものの本筋に絡んでるような絡んでないような
ま、八尺様がいらっしゃって魂抜いてくださったから
こういう胸糞なオチに落ち着いた(相変わらずのオヤジギャグです)っていう作品だったんでしょうけども
 
美しいリゾート島にしてはあれだよねぇ
実際に何十年何百年のスパンでなのかはわからんけど八尺様に魂抜かれた子ども達って日本全体の少子化に比して子供の占める数多くねそんな島にアルバイトにやってきた女二人と男一人の三人組の大学生たち
色々冒頭から結構伏線張ってくれていますよね
そう言った伏線の回収自体も見事だし
完全なる大仕掛けの伏線で映画が回っていたんだって最後のオチまで気づかさせないところがじつにうまい
 
個人的にはおっきな音やとんでも映像で驚かすのがJホラーの定番だっていう凝り固まった概念が良い意味で崩された上でこう言ったホラーを見ると
その面白さがどこにあるのかていうことを製作側もしっかりと知り尽くして作ってくれてるとこがいいんだよね
 
この監督の「真・鮫島事件」もレンタルしてあるので見るのが楽しみです。
 
2023年製作、日本映画、「リゾートバイト」製作委員会作品、イオンエンターテイメント配給
永江二朗監督作品
出演:伊原六花、藤原大祐、秋田汐梨、松浦祐也、坪内守、佐伯日菜子、梶原善
 
コメント (2)
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