山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

会津の春を堪能

2007-04-30 23:27:46 | 川飯.B級グルメ
連休前半、みなさんリフレッシュできましたか?
私は一日も休まずに仕事にいそしんでおりましたが、山や川からの悪魔のささやきが気になって気になって、、、、。

そんな時、なんとも嬉しい贈り物が届いたではありませんか。



うわぁ、感激!
それはそれは沢山のコゴミ、そして蕗の薹とヨモギの若芽なのでした。
インタ-ネットを通じて知り合いになれた南会津の方からの感動の贈り物です。

私も子供の頃は、近所のおばちゃんや両親と連れだってワラビやタラの芽などの山菜採りに行ったものでした。今では山菜の数もめっきり減って食べられるほどは採れなくなって寂しい思いをしていたわけですが、、、。



1時間をかけて丁寧に下準備します。食べる前のこんな時間もまた楽しいものなのです。蕗の薹のやさしい色とヨモギのほのかな香りに癒されてしまいます。



先ずは、茹でたコゴミをマヨかけ、胡麻和え、鰹節とダシ醤油で。3つの味をいただきます。美味しくて、ビ-ルと焼酎がいつになくすすんでしまうのでした。



そして天ぷら。山菜は何と言っても天ぷらに優るものはありません。
サクっと一口、ヨモギの香り、蕗の薹の苦み、コゴミのはざわり、こんなに幸せでいいんでしょうか?



このあと更に、ふき味噌とコゴミのみそ汁でご飯を頂き、山菜づくしの夕飯を堪能したのでありました。

たくさん送っていただいたのでご近所にもお裾分け。青森出身のお隣も、新潟出身のお向かいさんも、それはそれは喜んでくれました。田舎育ちの私たちは、幾つになっても、どこに暮らしていても、春を迎えると山菜の味が懐かしくてたまらなくなるものなんですね。

思いもかけない山菜の贈り物、ご近所の方たちと一緒に堪能しました。
南会津のころ爺さん、季節の味と香りのプレゼント、感謝感謝です。
インタ-ネットの魅力と人の心の温かさを同時に感じた瞬間でもありました。
今度は南会津におじゃまして、あの頃のように山菜採りしてみたいなあ。

コメント (6)
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