山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

ちょっとだけ 溪遊び

2007-04-15 23:49:22 | フライフィッシング
更年期障害だろうか?
この10日ばかり、ちょっと気力喪失気味で仕事の能率がすこぶる悪い。計画していた仕事が半分も進まず、気力を振り絞って頑張ろうとしても一向にやる気が湧いてこない。何をやっても散漫で集中力がプツリプツリと途切れてしまう。

こんなことが2年前にも一度あった。2年前には無気力状態が2ヶ月も続いたものである。50代に入るとこんなことが定期的にやってくるのだろうか?これからまた多忙を極める季節なのに、この状態はまずいよ。

今日は、お客様への現地視察が3時に終わった。溪まではちょっと車を走らせれば良い距離だ。ちょっとだけ寄ってみようか?

休日だというのに車止めには1台の車もない。朝一の釣り人はとっくに帰っている時間だ。30メ-トル下の谷底をのぞき込むとエメラルトグリ-ンの流れが見える。ムラムラしてきた。



ロ-プを使って、ほぼ垂直の岩肌を一気におりる。ここは2年ぶりの溪、水量もそこそこで良い感じではないですか?



既に時計の針は3時半。そそくさと釣り支度をする。風もなくロッドも振りやすい。



滝下の流れはいつもと変わらない。ここから下流に釣り下る。ダウンストリ-ムで流していくつかのヤマメに出会えた。



デジカメを防水仕様に変えたので、さっそく水中の写真を撮影してみた。
しかし、中々うまくいかない。手を広げてしまう癖が抜けずに、水中でもつい手を広げてしまう。当たり前だが、シャッタ-を切る前にヤマメは指の間をスルリとすり抜けてしまう。やっと撮影できたのがこの一枚。誰か水中撮影のコツをご教示下され!



さらに下流に下ると、30メ-トルも先の川の真ん中に野鳥が降り立った。12倍ズ-ムでパチリ。けっこう鮮明に写っているではないか。近頃のカメラの性能はずいぶん進んだものである。



ちょっと近ずこうとすると、野鳥は察してか素早く飛び立ち樹上へ。これが野生動物の警戒心のすごさか。どなたか、この野鳥の名前をご存知ならば教えてくだされ。



下流の河畔は山野草が萌え始めている。イタドリは子供のころ、おやつ代わりに良く食べたものだ。ちょっと酸味があってシャキシャキの食感が懐かしい。



山吹の濃い黄色が鮮やか。



ウドが数本見つかった。丁寧に根元を掘り起こしてナイフで切り取る。根の白い部分をかじってみる。旨い。持ちかえって、今晩の食卓にはウドの天ぷらと油炒めが並ぶはずであった、、、、。



がっ、しかし。
『これ、ウドじゃないんじゃない?』『そんなはずないっしょ!』『だって、茎に産毛がないよっ!』『うっそう?香りもウドだったし、暗くて良く見えなかったけど、オレもう、現地で1本喰っちゃったよ!』『絶対にウドじゃないよ』『えぇ~』『気をつけなさいよ、変なもの食べると死んじゃうからね』。良く見ると本当にウドじゃなかった。『ウドもどきかぁ?』。でも~、1本食べちゃったけど、下痢もしてないし、今ちゃんと生きてるしぃ~、、、、、?

みなさん、山菜の見分け、気をつけましょうね。

コメント (12)
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