柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

女性の制服姿が減りました!

2011年07月07日 | 葬祭スタッフ
フューネラルビジネスフェアは日本全国から葬儀社が集まります
九州から沖縄まで

そこに集まる人の服装が変わってきました
以前はほとんどの人が葬儀社の制服をきていました

この業界に入って、不思議に感じたことの一つがこの制服問題です
葬儀社が集まるところ、制服の人しかいませんでしたよ、つい、この前まで

葬儀社の制服は葬式に立ち会うものです
それをメインに考えられています
その制服を葬式以外の業務に着ることすら、私には抵抗があります

だって、葬式は故人を見送るセレモニーなのに
ひとつしか与えられていない制服は
普段の業務で汚れているし、シワになっている制服も多いのですよ
葬儀社は結構、力仕事をしますし、汗やホコリまみれにもなります
年中無休で24時間営業ですし・・・
葬儀に行く機会があったら、スタッフの制服を観察してみてください
汚れていても気にしない葬儀社が意外と多くあります

これはスタッフ自身よりも葬儀社の意識の問題です
葬式を大事な仕事の場と考えていない証拠!!

でもフェアに行く時の服装は、スタッフ自身が決めているかもしれませんが
「何着ていく?」「制服でいいんじゃない」って感じで
葬儀社は外の仕事場が多いせいでしょうか?
制服移動が違和感ないのかも

そのセレモニー用の制服で電車に乗って街中に出かけてくるのです
セミナーでも、試験会場でも、フェアでも

ホテル、銀行、デパート、看護士、理容師、飲食店など
制服着用当たり前の業界はいくらでもありますが
展示会見学に制服を着たまま、ってあまり目にしませんが
葬儀業界では、男女を問わず制服姿がほとんどでした。

それが、今年は私服が多く目に付きます
女性が制服集団で歩いているのが気になっていたのです
何故だか、女性の制服姿は群れている感じを強く受けます?どうしてかしら?

でも今年は女性が綺麗です!
数人で連れ立っていても怖さ?がありません
私服の方がその人の人柄を感じます

私は葬式以外は普段の業務も
亡くなった時の打ち合わせにご自宅へ伺うときも
私服を着用して欲しい、と常にスタッフに話していました

制服は誰でも同じ能力に見せる効果はありますが
その場にあった私服を選べる人は、人の気遣いも出来るし
その人らしさも感じる事が出来ます

葬儀を志した人は、もともと素敵な人が多いのですから
服装からもそれを感じさせて欲しいです