柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

「何か質問ありますか?」では救えません。

2014年01月29日 | 世の中
一般向けのセミナーの演題も以前と比べると
多種多様になりました。

先日は「自分を遺す」という内容でセミナーを行いました。
よくエンディングノートに
自分の事を記すページが作られています。

自分の事をわざわざ書かなくても・・・
と考えがちですが、家族が知らない自分の人生があるはずです。

親の生きてきた過去は子供達にとっては
新鮮な出来事ばかりです。
それだけでなく、生き方、考え方は
財産と同様に子供に相続することができますね。

大変興味を持って聞いてただきましたが
セミナーの最後に質疑応答の時間を設けます。

質問が無い時の方が多いのですが
何人かの方に「今日のセミナーはいかがでしたか?」
「質問はないですか?」とマイクを向けると
殆どの方から質問が出てきます。


自分から手をあげてくる方は少なくても
セミナーに足を向けた方の心中には
「どうしたらいいかな」とか
「どこかで聞いてみたいな」という疑問があるのだと思います。

そこを探って差し上げるのも
主宰者側には必要な配慮なのですね。