柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

人生は山あり、谷あり、です。

2022年05月14日 | 私の半径100メートル
3月のカレンダーはスケジュールがびっしり詰まっていました。
大げさですが「息をする暇もない」くらいの感覚です。
主人の病気と手術、私のケガと持病の通院、ペットの手術、医療と障害関係の役所手続き、確定申告など
4月に入ると主人は退院でき、私のケガも治り、ペットも元気を取り戻し
やっと平穏な日々が来ると思い込んでいましたが
退院した主人にしばらく間、訪問看護が必要になり
その手配をし、実際に訪問が始まると
それはそれで時間に追われています。
又4,5月は珍しく仕事が重なり
不器用な私は資料作りに苦戦。
眩暈を感じる毎日に、なんて過酷な日が続くのかと・・・
5月の半ばになりやっと一区切りついたところです。

過ぎてしまえば
どれほどの貴重な体験をしたのかと気が付きました。
病人を抱えて医療保険や介護保険、訪問看護が
知識ではなく体験を得て少しですが詳しくなり
度重なる資料作りのお陰で、思いがけず再勉強ができ
子供達や親せきや友人の応援で温かさを再確認し
ペットの存在を有難く感じています。

どうしてだか自分でもよく分かりませんが
庭いじりが大の苦手なのに
この忙しさの中でなぜか花の種を沢山撒き芽の成長を心待ちし
その種が今、花を咲かせています。

そして何より日本の健康保険制度に感謝です。
1か月以上の入院と度重なる手術でしたがその治療費と
ペットの一泊した手術代とほぼ一緒の金額でした。

先日、知人に
「あなたね、12年に1度の天中殺に2月3月が入ってるのよ」
といわれ「エー、そうなの?」と驚かされ
大難が小難に終わったと、受止めました