柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

2010年は介護と仕事がテーマです

2010年01月04日 | sibatanoriko?
2010年になりました。

時間の流れが速い!
あっという間に1年が過ぎていきます。

12月中旬から、儀母が入院をしています。
脳梗塞で会話が困難になり、右の手足にマヒが出ています。

今後の事を考えると専門の施設を考える必要がありそうです。
実は入院した日に医師から「退院後の自宅での生活は無理でしょう。
施設を考えられた方が良い」と言われています。

主人が義母を看る様になって間もなくの頃
ケアマネージャやヘルパーさんの事務所や知人から
「介護を無理してはいけない」と事あるごとに言われています。

「子供だから、親にはできるだけのことをしてあげたい」と
誰もが思うことなのでしょうが、実際の介護は少しの休みもくれません。

介護制度も家族が一人でも家にいれば、ヘルパー派遣も頼めません。
介護する側の手助けはしてくれないのです。

主人はまだ仕事を少し抱えており留守にする日もあるので
ヘルパーさんが来てくれますが・・・

だんだん体力、気力、記憶力が衰えて、痴呆も進んでくると
介護する側は気持ちとは裏腹に心はイライラしたり落ち込んだり
腹立たしくなったりします。

そのときに声を荒げたり、手を上げてしまったり
態度で拒絶したり・・・そんなことが起きてしまうのが当たり前なのだそうです。

昨年、東京新聞でも介護する側の苦悩が連載されており
その記事は見逃さずに読みました。

我家は4ヶ月しか義母と同居しませんでしたが
やはり、主人がイライラしていた日がありました。
そのときの母はしょぼんとしています。

親を色々な面で拒絶してしまうより
適切な施設へお願いし、豊かな気持ちで母を訪ねた方が
双方にとって幸せ、と言われました。

「いずれ、そうした方がいいよね」と、そのときは思いましたが
母の今の状態を見て「そうすべき」だと実感しています。

倒れた日に主人と2人で母を起すことにも難儀をしました。
次第に衰えてくるのは間違いない事実です。

毎日病院に様子を見に行っています。
テレビで老人施設や介護の番組があると
つい見入ってしまいます。

我家はこんな年明けでしたが
もう心は決まっているので、前向きに進めていきます。

母のことも家庭のことも仕事のことも
みんな、前向きにいくつもりです!!!

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