華道家 余田紫甫(志穂) 

いけばな嵯峨御流・華道家 余田紫甫の海辺の街での楽しいくらしと花を愛する日々

誕生祝は神楽坂

2008年10月29日 | Gourmet
YODAっちの誕生日。平日の夜なので東京でディナー。
お店のセレクトも主役本人がしました。(笑)
すごい素敵なお店、大満足のおもてなしです。

はじめての神楽坂、、、毘沙門天前の石畳の小道を曲がると
世喜(せき)はあります。
夕方から急に雨が降って石畳もしっとりと濡れてなんとも風情があります。

店に入ると和服の女将がお出迎えしてくれました。
敷居が高そうな店構えにちょっと緊張しましたが
一見さんにも優しいおもてなしと気楽に飲める雰囲気ですぐに気持ちが寛ぎに変わる。
YODAっちは長年自分が求めていた理想の店にばっちりヒットしたらしくご満悦。
女将以外の女性もすべて和装で素敵。
料理運び、食器を引くタイミング、お酌のタイミングがすべてよく。
結構若いのに料理の説明やおいしい食べ方、丁度いい風通しのいい会話が食事やお酒を進ませる。

最初に一寸会席(先付・前菜・造り)を頂き、
その後は好きな物をメニューからセレクトしました。
白子の塩焼き・焼き魚にはブリの柚子風味・鮟鱇の肝・生牡蠣・米茄子の田楽
アスパラのおひたし・アボカドの湯葉巻き揚げ。。。。。
どれもひと手間をかけたとわかる一品で美味です。
最後は茶そばで締め。

長唄、清元を聞きながら座敷で会席料理。
この雰囲気にはやっぱり熱燗が似合います。

帰り際にカエルの小さな人形をもらいました。財布に入れるとお金が返る。縁起がいい。
そして、カエルの縁でお店にもまた返って来てくださいとの事。
また返りたい気持ちにさせるお店でした。