華道家 余田紫甫(志穂) 

いけばな嵯峨御流・華道家 余田紫甫の海辺の街での楽しいくらしと花を愛する日々

人を動かす花 桜

2010年04月08日 | LIFE
世の中にこんなに人を動かす花があるだろうか?
多くの人がその開花を見守り、待ち焦がれて、人が集う。。。
間違いなく日本の花の代表

私も動かされて お花見@芝公園 
東京タワーの麓の公園です。
会社の毎年恒例のお花見会。
ブルーシートをひいてこれぞお花見!
いつまでも寒い日が続く東京ですが、この日は本当に暖かかった♪
苦労して場所取りしてくれた若者君に感謝しつつカンパイ
SACHIPO達、桜の様な華やかなゲストも参加してくれました♪
日本酒に桜を浮かべて飲んでたぞ。。これぞ花見酒。

翌日、会社の窓から外を眺めると、前を流れる隅田川に美しいピンクの帯が、、、
一緒に観ていた会社の人が、
『あ~~花筏(はないかだ)だね!』 そなんて美しい言葉。。。
花筏=散った桜の花びらが帯状に水に浮かんで流れて行くのを筏に見たてていう語
散った姿まで愛でられるなんてまさに花の王者です。

他にも桜の関する言葉本当に沢山ありますね。

百花繚乱(ひゃっかりょうらん)
桜花繚乱(おうかりょうらん)
桜花爛漫(おうからんまん)

花曇(はなぐもり) 桜の花の咲く頃の曇りがちの天候をいう
花冷(はなびえ) 桜の花の咲く頃、急に冷えこむことをいう
花時(はなどき) 桜の花の咲く頃をいう
花散らしの雨(はなちらしのあめ) 桜の花びらを散らす春雨(はるさめ)のこと
花の風(はなのかぜ) 桜を散らしてしまう恨めしい風
花の雪(はなのゆき) 雪のように散る桜花
花過ぎ(はなすぎ) 桜の花が咲き終わってしまった頃

花盛り(はなざかり) 満開の桜
花明り(はなあかり) 桜の花の白さで、夜でも辺りがほのかに明るく見えること
花霞 (はながすみ) 桜の花が、遠くからは霞のかかったように淡く見えること
花吹雪(はなふぶき) 風に乱れ散る落花の絢爛たる様子
花筏(はないかだ) 水面に散った花びらが連なって流れる様を筏(いかだ)に見立てた言葉
花筵(はなむしろ) 桜の花びらが一面に散り敷いている様子を筵(むしろ)に見立てた言葉
葉桜(はざくら) 桜の花が散り若葉が出始めた頃から新緑で覆われた時期までの桜の木、またはその様

花便り (はなだより) 桜の咲いている様子を知らせる便り

これほど人を動かし、人の心も動かす桜につくづく敬意です。
梅や桃にはどうあがいても真似の出来ない!
花の王者の座に君臨して桜もお花冥利に尽きてるでしょう。。。

わが家の近くではハイランドの桜並木がとても有名。
今年は車で通りましたが道の両脇の桜のトンネル美しい。
いつかオープンカーで通りたい。
披露山公園の桜も素敵ですよ。

住居の地名は桜山というからにあちこち美しく咲いてます。
私も桜と縁深い。

徒然なる 花便りでした。


女子会③こんなところに桜咲きました。

2010年04月08日 | Gourmet
Vin de Table Pont du Gard
テーブルワイン ポンデュガール


先日のガールドリヨンの姉妹店でございます。
ここも同じく非常にわかり難くく辺鄙(失礼!)な場所にあるのに超人気店。。。
FOODメニューなどちょっと違うが店の壁にはアメリのポートレートが、、、
プチパリです。

今日は東京研修会でご一緒のYUMIKOさんとHIROKOさん3人で
初飲みです。

まずは泡をグラスで頂く、、スペインのCavaです。
運ばれてきたシャンパングラスに、なんと桜(塩漬け)が、、、
そしてCavaを注ぐと、、綺麗にふわ~~と花が咲きました。
そういえばお店の前も綺麗な桜の木です。
お花の仲間との乾杯にふさわしいなんとも憎い演出です。
いつものように、表面張力のなみなみと注がれてうれしい♪

前菜4種盛り
田舎パテ
なんこつのアイオリソース
2色のアスパラチーズ焼き
春キャベツとソーセージ
チーズ盛り合わせ

ワインは
一本目は軽めにお願いして、かなり個性的な ビオワイン
二本目は しっかり目で 2005年のお値打ちの一本
自分たちの好きな感じ、飲みたい感じをお店の人に
伝えると3本くらいセレクトしてくれてその中から選びます。
いつもどれも外れはないですよ♪
(話弾んで、、写真も名前も覚えてません、、、が、、)
そんなセレクトをしてくれるお店の女性は
ジーン・セバーグみたいなベリーショートがめちゃ素敵で、、、
観てるだけでプチパリ。(心のこもったナイスな接客!)


YUMIさんは私が睨んだとおり、美味しいものや店を沢山知ってる。
神戸と銀座で育まれた確かな目に
これからもいっぱいお供したい感じです♪
HIROKOさん、すごく関西好きで、めちゃ関西フリークって事が発覚
うれしですね~~
私のベタな関西弁にも快く答えてくれます。

そういえば当流は京都は嵯峨の大覚寺 なので
関西弁は標準語なんだわ(笑)

東京でのお花にも楽しいグルメ仲間がここにも出来ました♪


最後はコーヒー味のアイスのデザートをほお張って締めました。