華道家 余田紫甫(志穂) 

いけばな嵯峨御流・華道家 余田紫甫の海辺の街での楽しいくらしと花を愛する日々

ワイルドスワン

2006年04月21日 | BOOK
ワイルドスワン 著:ユン・チアン

私の生まれてから幼かった頃、世界は平和の方向に進んでいたように思う。
戦争は過去のもの、過去の過ち、、もう2度と起こらない事、
少なくとも私は思っていた。
日本人(特に私の世代に限って)は平和ボケしてるように思う。
世界は平和に向かって動き始めてると信じてた私の子供の頃
この本は、隣の国中国で実際に起こっていた話です。
その事実の驚愕した。(少しの知識はあったもののここまでとは想像しなかったと言う方が正しいかも。)

大人になって平和って言葉が嘘っぱちで、偽善だと気がつき始めた、
今も世界のあちこちで起こっている多くの国と国・個人と個人の争いをみて
人間は争う・戦う、その果てに殺しあうという本能を完全に捨てることは一生出来ない生き物では?
と恐ろしいことを考えてしまっていた。

それから、、少なくとも表面上は驚くほど変わった。
文化大革命から10数年後に ”上海ベイビー”とうい作品が生まれたほど変わった。
ワイルドスワンを読んでから(知ってから)なお更、上海ベイビーは衝撃な作品となる。
まだまだ得体の知れない国。とういのが私の中国への見方。

著者ユン・チアンのその後の作品
マオ―誰も知らなかった毛沢東 も非常に興味深い。

引き続き、、本の話

いけばな教室の場所を貸していただいてるHASEGAWA氏はかなりの読書家で
家で眠ってる蔵書の一部を事務所に持ってこられて、Officeに出入りする方に貸し出しされています。
この本もその中からKAZUNAさんが見つけたのがきっかけでした。
(なんでもご両親に薦められたとか、、)
私の踏み込んでないジャンルや作家がいっぱい♪
これからもHASEGAWA文庫活用させていただこう。。

そして昨日のお稽古時、読書話題に花が咲きました。
自分のお気に入りの作家や作品、今話題のあの作品はどうだったとか、、
人と本の話をしてると話題つきませんね。
気になりながら読めていない作品・作家に俄然興味が出てくるし、
どうしても普段偏ってしまいがちなのを打破出来る!人の感想や意見聞くと楽しいです。
これをきっかけに学生の読書クラブのりで行きたいもんです。
友人の家に行ったら、本棚にも興味深々になります。読書センスを垣間見るというか、、
(そういう私のセンスはどうなんだか、、、)

私は時間のあるとき文庫本片手にお風呂で半身欲しながらの読書がっ好き!
たっぷりの汗をかけてリラックスして、、贅沢な時間。
しかし、、本は湿気でよれよれになるのでご注意!大切にしたい本や人に借りた大事な本は駄目です。
あとは、通勤時間が忙しい一日の唯一の読書タイムかな、、、
みんなはどんな時に本読んでるんだろう、、

もっとBlogで感銘を受けた本のことも書きたいんだけどな、、


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