＜通知表が発している＞

昨日で学校は終業式。

お待ちかねの通知表を受け取っている。

いつも言っているが、通知表の評価は自分を見つめなおす良い機会だ。

見つめれば見つめるほど何かが見えてくる。


しかしながら、投げやりになっている塾生がいるのだ。

「提出物とか出してないし、もういいよ～」

「勝負は、二学期だから」

おいおい、本気で言っているのか？

自分への担当教師からの評価。

なんでこの評価なのかということは、もう把握しているはずだ。

自分の行いの中で心当たりはあるはずだ。


テストの点数だけではない。

提出物や授業態度も大きな影響を与えてくる。

どうでもいい訳がない。

テストが良くても評価が低いという事は、それ以外に原因がある。

大抵は「だらしない」というレッテルを貼られていることになる。

やらねばならぬことをやっていない結果なのだ。


このままではいけないが、ここを改革させることは正直難しい。


提出物を出すのも出さないのも、その子の当たり前となってしまっている。

取り組むことが当たり前だから提出する。

やらないことが当たり前だから提出しない。


授業中に集中できるかどうかも、その子の当たり前となってしまっている。

話を目で聞き、発言は積極的、板書も欠かさないことが当たり前。

話は聞けない、発言なんかしない、ノートは無いことが当たり前。


後者を前者に引き込むのには、パワーを要する。

その子の今までの当たり前にメスを入れていくわけだからね。

ただ後者は確実に減っているように実感している。

提出物は、家で取り組めない子には塾で取り組ませるようにしたので

これは効果があった。

それをきちんと提出したかはチェックしていないが

自分の努力の結晶を決して無駄にはしていないだろう。


後は、学校の授業での態度か・・・。

目の届く塾内での態度は、更正を促していける。

が、それを学校の授業につなげていけるかがポイント。

じっくり根気よく諭していくしかないだろう。

まあ、学校の授業を疎かにしているのは、ほんの一部の子たちなのだが。


９教科オール３で合計「２７」。

とりあえずこれには届かないと。

その後の目標は、「３０」、「３５」、「４０」、「４５」

となるわけだが、そう簡単にはいかない。

テストもそれ以外の要素も全てに神経を向けなければならないからね。


昨日は、三年生の評定を報告してもらったが、

どの塾生もなかなかの結果を出していた。

さすがに「やることはやる」ということが当たり前になっている。

しっかり受験を見据えての行動とも言える。


今日は、二年生と昨日報告できなかった一年生も出揃う。

じっくり見させてもらおう。


さて早いもので今日から夏期講習だ。

週に５回は塾に来るという子がほとんどだ。

また感じることも多いだろう。

僕にとっても毎回勉強になるのだ。

今年も気合を入れていかないと。


天候をみると、梅雨空でちょっと肌寒く

「秋か！」とツッコミを入れたいくらいだが・・・。

これから暑くなるのかなあ？

まあ、勉強するにはちょうど良い気候かも。


よしっ！塾生諸君！

この講習を通して実力を一段とは言わずに

二段、三段と向上させていこうぜ！！

うおりゃ～～～～～！！