＜無理をして＞

昨日で部活の新人戦が一段落。

いよいよ中間テストに全てを傾けられるな。


昨日は疲れが出てしまった３名を除いて、

他の塾生は皆、塾へ来て中間に向けた勉強を進めていった。

中には、「疲れた～」なんて言っていた生徒もいたが、

ほとんどの生徒は黙々と取り組んでいた。

勉強は勉強と頭をきちんと切り換えることができている。

教室は、やる気で満ち溢れているのだ。


まあ、さすがに補習のメニューを発表したときは、

「先生、今日は疲れたので帰ってもいいですか？」

という声があった。


だが、僕が一言、

「別にいいけど、成績を上げたいならば、

人がやらないときにやらないと上がらないぞ？

周りと一緒に休んでいたら差がつかないからな」

と言ったら、表情が変わり、補習を取り組んでいた。


こんなことを言われたら、強制的にやらざるを得ないかもしれない。

キツイ一言かもしれない。

「先生、無理だよ～」

「マジ～！？」

なんてことを言う生徒もいるが、それには

「おれは、生徒に無理させるのが仕事なんだよね～！」

と返していく。


そう。

力を伸ばしていくには、多少の無理は必要。

しんどいことも乗り越えなくてはいけない。


ただ、僕はすごく無理なことをさせているわけではない。

ひと踏ん張りの無理をさせているのだ。


生徒の中には、自分の限界を自分で決めてしまう子が多い。

「もう無理」

「これ以上はダメかも」

でも、今感じている無理なことは、あと一息で越えられる無理なんだよね。


だから、僕は無理をさせていく。

先程のような生徒に対する言い方は冷たいかもしれない。

が、その裏には、

「フレ～！フレ～！頑張って！その壁をぶち壊わせ～！」

という想いがあるのだ。


生徒に合わせる点とそうではない点がある。

塾としての強制力を発揮せねばならない点。

生徒の力を伸ばしていくことを真剣に考えたら、多少の無理は必要。


いよいよ、祝日だが来週の月曜日から４中の試験対策週間が始まる。

二中は、木曜日から。

多少の無理をして、自分の限界を超えなければ成績は上がらない。


中間テストに向けて。

頑張ろうな。

志気進研塾生よ！！