＜困ったな・・・＞

二中の二年生の中間テストの順位が発表された。

他の学年、学校はまだ発表されていないのだが、

今週には全て出揃うだろう。

どう出るか？

順位が上がることが予想され、塾生の笑顔が見られると思うと

実に楽しみでもある。

逆に下がりそうな子は、一緒に悩み考え、

次に向けて気を引き締めていく必要がある。


今回の中間テストは平均点が前回よりも高いため、

自分の合計点が上がっても順位が上がるとは限らない。


前回の反省を踏まえ頑張り、６０位くらい順位を上げ

満面の笑みを見せた子。


２０番台から１０番台に入ったもののトップテンに

入れなかったことを悔しがる子。


順位は大幅に上げたものの、１００位に入れなかったことを

同じく悔しがる子。


前回の順位より１０番くらい上がり、

満足といった表情を見せる子。


前回の順位よりひとつ上げ、５位となり

まずまずといった気持ちの子。


ミスが重なり、順位に響いてしまい

既に次のために何をすべきか考えている子。


４科目はビシッと決まったが、ひとつが足を引っ張り

順位は下がってしまいリベンジを誓う子。


などなど、順位が出ると自ずと自分を褒めたり、反省させたりと

それぞれに評価し、次へと繋げていくことが出来る。


なのに・・・それなのに・・・・・

何と自分の順位を学校の先生に聞かない子がいるのだ。

正確に言えば、「聞くことが出来ない」のだが。

この学校のこの学年のルールとしては、

テストに向けての学習計画表を提出した者に

学年順位を聞く権利が与えられるというものなのだ。

当然、ルールはルール。

提出すべきものを怠る者は順位を知らされることは無い。


本当に困ったものだ。

何が困るって、僕が順位を把握できないことではない。

「別に順位なんて知らなくてもいい」

「計画表なんて出すつもりも無い」

と考えている子がいるという事にだ。

結果が出ず、順位はどうでもいいと思う子もいるかもしれないが、

それでも現実は受け止めねばなるまい。

また、提出すべきものは出すことが当然であろう。

それをできないということは、他のやるべきことも

同じように疎かにしていると考えざるを得ない。

塾生でまだ順位を把握できていない子は４人いる・・・。

さて、困ったぞ・・・。

その子たちの意識を改革させるしかない。

計画表を塾に持ってこさせ、全てを書くまで強制的にやらせるか？

そこまでやるのは甘いのだろうか？

手をかけすぎだろうか？

もう勉強を教える以前の問題だな。

でも、やるしかないだろう。

今回が間に合わないのならば、次回から。

放っておく、見捨てるわけにはいかないだろう。