学習塾 志気進研

新座市北野3-3-29 048-471-3728 https://shikishinken.amebaownd.com/

<増加していく許容量>

2008年10月29日 | 言わせてちょ~だい!
今日も引き続き、中3は北辰対策授業だ。

学校が6時間+放課後は合唱祭練習があるようなので、開始は7時とした。

これでもいつもよりは30分早いのだけどね。

模擬試験を3教科と解説を行うと既に通常の授業終了時間よりも

50分から1時間は過ぎていた・・・。

まあ、いつも補習があるのでそんなものだ。

ただ、3年の多くの生徒の声は、

「今日、なんか早いなあ~!」

であった。


集中しているからこそ出てくる言葉だろう。

決して、時間は短くはない。

むしろ開始時間が早い分、長いんだけどね。


ただ、それは今日の集中力に限ったことではない。

あの夏期講習をこなし、

毎回、連日のハードなテスト対策週間を経験し、

更に毎回の授業後補習・・・

彼らの許容量は、完全に増量されているようだ。

少しのことならビクともしない。

随分と頼もしくなったものだ。


やはり、力を伸ばしていくには大人が子どもを

引っ張っていかなければならないものだ。

子どもの感じている許容量に合わせていたのでは、そこでストップだ。

これは何度も言っていることだが、その少し上をこなさせる。

別に全くの無理なことをさせているわけではない。

少しの無理の積み重ねをさせていくのだ。


これは、当然全学年に関してのこと。


大抵、こちらが与えていくことには、

「え~!」という反応を生徒は示す。

ただ、それを真に受けてはいけない。

それは、今の許容量では受けつけないだけ。

本当はやればできることだが、経験していないので

そういった反応となっているだけなのだ。


つまりは、こちらが与え、それに慣れさせていく。

そうすれば、子どもの許容量は確実に増えていく。


例えば、小学生の宿題にしてもそうだ。

僕が出す宿題は、年々と徐々に増えていく。

増やしたときには、生徒のストレスとなるのだが、

それも回数を重ねていくと屁のツッパリ(笑)ともならなくなる。


また、量だけの問題ではなく厳しさにも同等のことが言える。

学年が進むにつれ、段々と僕の厳しさが増してくるのだ。

もっと細かくいくと1学期よりも2学期、更に3学期と

厳しい接し方がいたる所に表れてくる。

それも厳しさに順応してもらうためだ。


これから、小学生も中学1、2年生も少しずつ許容量を増していき

その先に今の中学3年の受験生のようになっていく。

いや、毎年、塾として進化をし続けるからそれ以上かも。


「今日、なんか早いなあ~!」の言葉から

毎回の積み重ねの重要さを再認識させられた。

明日も明後日もガンガン引っ張っていくことは意識していかないとな。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« <授業前も補習じゃ!> | トップ | <中間の点数> »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿