＜今だからこそ＞

今日の夕方は、中１生の授業があった。

全６回の中学準備講座は、もう５回目である。


話を眼で聞く生徒が多い

よくメモを取る

集中力がある

表情がいい


きっと、真面目で素直な者が多いのだろう。

勉強ができるようになりたい。

その純粋な気持ちが強いようで頼もしく感じる。

これからが楽しみだね。


ただ、そのいい面の一方で不安な面もある。


まず、宿題を取り組んでこない者が出てきたこと。

今日は一人、そのことで廊下へ出した。


宿題を取り組んでこない者は、授業への参加資格はない。

僕はそう考えている。

勉強に対する行動ができないのであれば、結果も出るはずがない。

こんなに早くこの場面が出てくるとはね・・・。


それと宿題と同類だが、前回の暗記テストの間違い個所の

ミス書きを書いてこなかった者がいたこと。


間違えた問題は、最低５回ずつは書きフォローをしなければならない。

暗記せず、その後の処置もしなければ、知識がつくはずもない。


これも見過ごせないものなので、やってこなかった者は、

それが終わるまで授業後に残って取り組んでいかせた。


中学での勉強はそんなに甘いものではない。

勉強が得意であれば、中学序盤の内容はそこまで苦労もないと思う。

が、そういう生徒は多くはない。

多くの者にとって、勉強への甘さは後になって大きく響いてくる。


これまで多くの生徒を見てきてそれが痛いほどよくわかる。


大事な大事なお子様を預けてもらっているのだ。

志気進研でお預かりした以上は、

勉強面においての環境を整えていくことは当たり前のこと。


勉強には多くの場合で厳しさが必要。

甘さは排除していかなければならない。


中学準備の今だからこそ。

その根幹はブレずに指導していく。