学習塾 志気進研

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<適度の苦痛を>

2009年03月18日 | 言わせてちょ~だい!
今日も授業後補習について書こうかな。

この補習、内容はと言うと以前にも書いたが、

その日の内容の反復

→本当に理解しているかどうかの確認

各教科においての暗記

→次回の定期テスト、または入試に向けての実力養成のための復習

計算や英単語などの復習テスト

→現段階の実力の確認とその養成

そんな内容を状況に応じて行っている。


もちろん、強制的にやっているわけではないが、

必要性を感じるからか、大抵全員が取り組んでいる。

中3生であれば、段々とこの補習を自ら欲するようになる者も多い。

「あっちのクラスの方が長くない!?」

ともっとやりたいという意思も見せるくらいだ。

まあ、部活を引退した頃から体力的にも余裕が出来てくるしね。

意欲の向上も重なってくると、こちらと気持ちは一致してくる。


逆に中1生となると体力的にもキツイので、

2学期中ごろまでは補習を入れることは基本的にはない。

最初の方なんて、通常授業すらおネムの子がいるからね(笑)

状況を見て、少しずつ入れていく感じだ。


そして中2生。

ここが一番の分かれ目。

早く帰りたいという生徒ともっと勉強したいという生徒が混在しているのだ。

まあ、勉強に意欲がある生徒に関しては、ご家庭で許される時間の範囲であれば、

いくらでも残って勉強してもらって構わない。

必要な問題は揃っているしね。


問題は、あまり残りたくないという生徒。

ただ、このような生徒もやらなければならないことは分かっている者が多い。

よって、その辺りはこちらで問題量をコントロールしたり、

内容を既に授業日前に教えておくような方法をとっている。

内容さえ教えておけば、塾のない日に取り組んだ分だけ、

塾ではその成果を出すのみなので、比較的早くクリアすることができる。

暗記に関しても、その場で覚える時間がカットされるわけだからね。


しかし・・・それでも遅くなってしまう者も中にはいるのだ。

こちらは、ドンドンと勉強させたい気持ちもあるが、

部活を引退した受験生でもなければ、十分な睡眠も必要と考えている。

あまり極端に遅くまでやることが、良いとも思ってはいない。


よって、先ほど書いたような措置をとっているのだが、

それでも十分な量をこなしていけない場合はどうするべきか。


適当な時間で切り上げさせることも必要かもしれない。

「今の力では、ここまでなのだ」

と現状を突き付ける厳しさを示すのもいいだろう。

そこから悔しさや危機感を感じ取ってくれれば。


「事前に覚えてこなかったお前がいけないのだ」

と問答無用で取り組ませることもいいかもしれない。

甘えを排除するためにね。


ただ、あまり過度の苦痛を与えても長くは続かないだろう。

勉強自体を極度に嫌うことにもなりかねない。

やはり、それぞれにとって適度の苦痛がちょうどいいと考えている。

適度な苦痛の積み重ね。

それを乗り越えてこそ、成長というものがあるだろうから。

これからも状況を把握し、絶妙の内容と量を考えていかなければ。


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