＜努力の子を増やす＞

いよいよ梅雨も明けて、外は暑くなってきた。

塾生たちも塾に着いたときは、

「あっつ～！」と言いながら、汗が滴り落ちている。

近隣では明日、朝霞で彩夏祭のメインイベントとなる花火大会がある。

塾生もほとんどの子が見に行くのだろうなあ。


さて、以前に書いた暗記のテストについて。

月曜日に２年Ｂクラスと１年で合同テストを行った。

暗記する内容は、「英語　一般動詞７０語」だ。

暗記プリントを先週の木曜日に渡し、

金・土・日と月曜日の授業が始まるまでにどれだけ暗記してくるか。


１人欠席者がいたが結果は次の通り。

７０点満点

１位　　６５点(２年)

２位　　６４点(２年)

３位　　５８点(２年)

４位　　５３点(２年)

５位　　４６点(１年)

６位　　４２点(１年)

７位　　３８点(２年)

８位　　３０点(２年)

９位　　２４点(１年)

１０位　２３点(１年)

１１位　２１点(１年)

１２位　１７点(１年)

１３位　１０点(２年)

１４位　　５点(１年)


正直、「家で暗記してこい」と言うとこのような結果になる。

努力をする子としない子にはっきり分かれる。

情けないが、これが現実。

まあ「やってこい」と言って、皆が取り組むのならば

この仕事での苦労は随分と少ないものになる。

これが、ありのままの姿なのだろう。


ただ、これを黙って見過ごすわけにはいかない。

当然、一般動詞を暗記してほしいことが目的だが、

やることをきちんとやるような生徒にもなってほしい。


予め設定した合格ラインは、１年５０点、２年６０点だった。

これをクリアできなかった塾生には課題を与えたのだ。

それは、「７０語を全て１０回ずつノートに書く」というもの。

これは、急いでやっても１時間はかかる。

家庭勉強の癖も少しでもいいからつけてほしいしね。


期限は昨日の木曜日にした。

ほとんどの子はきれいに書いて提出してくれていた。

残念ながら４名は、まだ途中、家に忘れた、全然やってないと

理由は様々だが未提出となってしまった。

２年生で未提出の生徒には、愛のムチとして

塾で終わるまで取り組ませた。

１年生には、最後のチャンスとして今日必ず提出としたが・・・

提出するだろうか？ダメなら残すしかないだろう・・・。


努力できる子は、要求された量をクリアしていくので

更に高みを見ることができるが、

努力できない子は、手を差し伸べるしかない。

努力の仕方から叩き込んでいく。

まだ中学生。

お預かりした生徒を見捨てるようなことを僕はしない。

出来るまでとことんマークしていく。


それぞれに課題を行い以前よりは頭に入ったであろうが、

このまま次に行くことはできない。

来週の月曜日に再テストをすることにした。

次回は、どんな点数をとるのか。

合格ラインに半数以上は届いてほしいが・・・

どうだろうか・・・

この夏で努力の子が増えることを願っている・・・。

いや、何としても増やしていかないとな。