資格な日 vol.6

仲の悪い親子のマッピーは職業運転手ですので、大型二種 の免許を持っています。 国家資格 です。


これは、サト子ちゃん が生まれた年のお話です。

当時（平成２年）の大二は、教習所や自動車学校では取得できなかったため、公安委員会の一発試験での合格を目指しました。

学科試験は簡単な旅客問題でしたが、実技試験は それはそれは 難しいものでした。

教習車は路線バスサイズで、検定員が前後タイヤのはみ出しを見るために、車内をバタバタ走り周り、気が散ってなりませんでした。

開催日は毎週水曜日、週１のチャンスでした。

毎回１５～２０名が挑みましたが、合格者は精々１日２名程でした。

落ちる度、１時間当たり８千円程支払い、弱い部分の自由時間教習を受け、当日実施されるＡＢＣコースを周りました。

途中、何度も挫折し掛けた、数ヶ月間でした。

しかし希望を捨てず、勝利を手にしました。

ちなみにマッピーは、普一からの飛び級で５回目に合格し、費用は約１３万円でした。

東京都や神奈川県から合宿を組んで大二の取得に来ていた方々は、大一（現有）→大二では４０万円、普一（現有）→大二では７０万円を支払ったと言っていました。

苦労して勝ち取ったライセンスでした。当時の事を今でも思い出します。

しかし、このライセンスや 普二 を取得できなければ、永遠に 旅客 のドライバーにはなれません。