山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

ヤマアイ(山藍)~謎に満ちた古代の染料植物

2012-03-04 17:51:25 | 双子葉離弁花

竹藪にヤマアイが群生していました。淡緑色の小さな花を穂状に付けています。

花は目立ちませんが、葉の深い緑色が印象的な植物です。

古代染色植物の一つで、タデ科の藍が枯れる冬の間に藍の代用品として使われ

ていたと考えられています。

長い間、この植物自体に藍色の色素インジゴなどが含まれていないので、藍色に染める

ことは不可能ではないかと言われていましたが、銅を媒染体として使うことで、鮮やかな

藍色に染められることが京都の染織研究家、辻村嘉一氏によって実証されています。

ヤマアイ<トウダイグサ科 ヤマアイ属>ヤマアイ  多年草

 

 

 

 

 


 



 雌雄異株で、雄株には雄花、雌株には雌花が付きますが、稀に雌雄同株のものや
両性花も見られます。ヤマアイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (1)
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