ハクモクレンは中国原産の落葉高木で、3~4月にかけて白い大きな花を枝一杯に咲かせます。
主に公園樹や庭木などに用いられますが、100%植栽されたもので、同じモクレン科のコブシや
タムシバの様に、山野に自生するものはありません。
こういった白い大きな花の撮影は順光では白飛びもしやすく、立体感を出すのに苦労しますが、
少し日が西に傾いた午後3時~4時頃に逆光気味に撮ると上手く撮れるようです。
今回、撮影に使ったレンズはキヤノン純正のEF50mm F1.8Ⅱという単焦点レンズ。
標準価格は12,600円で、実勢価格は9000円前後だったと思います。
今時、メーカー純正のレンズが新品で1万円を切るというのは驚きという他ありません。
外観はプラスチック製で、お世辞にも高級感があるとはいえませんが、秘めた性能は高く、
特に合焦点の鮮鋭さは見事で、大口径ならではのボケ味にもクセがありません。