10月に宇治市で行われた「源氏物語宇治十帖スタンプラリー」の行事に女房が参加した折、
くじ引きでもらってきた「萬福寺拝観券」というのが2枚あったのを思い出しました。
有効期限を調べてみると12月15日までとなっています。
然したる興味もなかったのですが、折角だから行ってみようということになりました。
ここは日本三禅宗(臨済宗・曹洞宗・黄檗宗)の一つ、黄檗宗の大本山で、江戸時代、徳川四代将軍
家綱の時代に、中国福建省から渡来した隠元禅師によって開創された寺院です。
中国の明朝様式を取り入れた建造物などは、創建当初そのままで、他に例がないほど
極めて中国的な雰囲気を持ったお寺です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/87/177880da6ccd0ed83d5d8becba31346d.jpg)
山門を入ると最初の建物が「天王殿」、本堂ではなく、寺の玄関として設けられています。
日本の他のお寺では見られない様式ですが、中国では一般的な建て方だそうです。
この天王殿の正面に安置されているのが、この仏様
これは俗にいうところの七福神の一人「ほていさん」で、ここでは「布袋尊半跏像」と呼ばれ
弥勒菩薩の化身とされています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/ca/1d56e41b2d426c5d2071ab7900fd84b5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/1d/a91bfd432424ace8dabcced810875b79.jpg)
これは雲版(うんばん)と呼ばれるもので、朝と昼の食事や、朝課を知らせるために鳴らされます。青銅製
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/a0/a20a986f565002ae620db51dffe65bd1.jpg)
これは開梆(かいぱん)、木魚の原型で、儀式などの時を知らせるものとして今も使われています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/aa/b0e68a78142644a0ef352eff17a4a615.jpg)
大雄宝殿、この寺の本堂です。日本では唯一最大のチーク材を使った建造物、本尊は釈迦牟尼佛で
大雄とは釈迦牟尼佛を指します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/a0/e3bc181223bb3af127d46dced46a62d8.jpg)
大雄宝殿の左右にある円形の窓もどこか中国的です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/79/29229c18442351b4e1731085eecc9c23.jpg)
大雄宝殿の正面に置かれている中国風の美しい炉、開閉式というのも珍しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/4b/7e609bf1ed2119ef5a3d3c31aae3a5f7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/86/a371ab03072e5867df2cc3fe70e05890.jpg)
法堂正面の勾欄は卍くずしの美しい模様になっています。
右の柱に掛っているのは「巡照版」と呼ばれるもので、朝夕にこれを打ち鳴らし
全山の雲水(修行僧)の戒めの句が高らかに唱和されます。修行の一日は巡照版で始まり、
巡照版で終わるとのこと
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/a5/370a5fa74c7ddca7c62202e4c300368c.jpg)
売茶堂、茶礼に使われる道具などを納めたお堂のようです。扉に蝙蝠形の切り抜きが施してあります。
日本では暗いイメージのある蝙蝠ですが、中国では幸福を運んでくる縁起のいい動物だそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/80/5b474a8b2cb9e35f23b8ed64ee13aa38.jpg)
くじ引きでもらってきた「萬福寺拝観券」というのが2枚あったのを思い出しました。
有効期限を調べてみると12月15日までとなっています。
然したる興味もなかったのですが、折角だから行ってみようということになりました。
ここは日本三禅宗(臨済宗・曹洞宗・黄檗宗)の一つ、黄檗宗の大本山で、江戸時代、徳川四代将軍
家綱の時代に、中国福建省から渡来した隠元禅師によって開創された寺院です。
中国の明朝様式を取り入れた建造物などは、創建当初そのままで、他に例がないほど
極めて中国的な雰囲気を持ったお寺です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/87/177880da6ccd0ed83d5d8becba31346d.jpg)
山門を入ると最初の建物が「天王殿」、本堂ではなく、寺の玄関として設けられています。
日本の他のお寺では見られない様式ですが、中国では一般的な建て方だそうです。
この天王殿の正面に安置されているのが、この仏様
これは俗にいうところの七福神の一人「ほていさん」で、ここでは「布袋尊半跏像」と呼ばれ
弥勒菩薩の化身とされています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/ca/1d56e41b2d426c5d2071ab7900fd84b5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/1d/a91bfd432424ace8dabcced810875b79.jpg)
これは雲版(うんばん)と呼ばれるもので、朝と昼の食事や、朝課を知らせるために鳴らされます。青銅製
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/a0/a20a986f565002ae620db51dffe65bd1.jpg)
これは開梆(かいぱん)、木魚の原型で、儀式などの時を知らせるものとして今も使われています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/aa/b0e68a78142644a0ef352eff17a4a615.jpg)
大雄宝殿、この寺の本堂です。日本では唯一最大のチーク材を使った建造物、本尊は釈迦牟尼佛で
大雄とは釈迦牟尼佛を指します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/a0/e3bc181223bb3af127d46dced46a62d8.jpg)
大雄宝殿の左右にある円形の窓もどこか中国的です。
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大雄宝殿の正面に置かれている中国風の美しい炉、開閉式というのも珍しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/4b/7e609bf1ed2119ef5a3d3c31aae3a5f7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/86/a371ab03072e5867df2cc3fe70e05890.jpg)
法堂正面の勾欄は卍くずしの美しい模様になっています。
右の柱に掛っているのは「巡照版」と呼ばれるもので、朝夕にこれを打ち鳴らし
全山の雲水(修行僧)の戒めの句が高らかに唱和されます。修行の一日は巡照版で始まり、
巡照版で終わるとのこと
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/a5/370a5fa74c7ddca7c62202e4c300368c.jpg)
売茶堂、茶礼に使われる道具などを納めたお堂のようです。扉に蝙蝠形の切り抜きが施してあります。
日本では暗いイメージのある蝙蝠ですが、中国では幸福を運んでくる縁起のいい動物だそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/80/5b474a8b2cb9e35f23b8ed64ee13aa38.jpg)
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