里山の麓や平地のやや湿った藪に生えるウリ科の1年草です。
河川敷などではクズやヤブガラシなど、他の蔓性植物が繁茂する環境で
それらの植物に蔓を絡めて生えているのがよく見られます。
秋には画像のような繊細で可愛い実を付けますが、果実の大きさは
直径約1㌢位で、同じウリ科のカラスウリに比べて小さいことから
この名前が付けられています。
現在、まだ熟していないので緑色をしていますが、熟すると色は真っ白に変わります。
一部の図鑑では「果実が雀の卵に似ているから・・・」と記されている場合もありますが、
これは間違いで、雀の卵は薄茶色に濃い斑点があって、とても似ているとはいえません。
一般的に「すずめ」は小さいことの例えとして使われることが多く、この他にも、
スズメノテッポウ、スズメノヤリ、スズメノヒエなどがありますが、全て「小さい」
「可愛い」などの意味合いが強いようです。
尚、あまり使われませんが別名としてヒメウリ(姫瓜)と言う呼び名があります。
こちらの方が、この果実の雰囲気に合っているかも知れません。
スズメウリ <ウリ科 スズメウリ属> 1年草 別名ヒメウリ
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スズメウリ、綺麗に撮れていますね~
この後白くなっていくのかな?
こちらの楽しみにしていたスズメウリ、今年は駄目だったのかな、見当たりません
スズメウリはクズの生えている場所でよくみますね。
去年は一緒に刈り取られてしまってガッカリしました。
今年は最後まで見届けられそうです。
白く熟してからまたUPしますね